業種べつ

シロアリ駆除業のホームページで整えておきたいところ7つ

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月9日公開

シロアリ駆除のホームページは、他の業種とくらべて「読まれ方」がはっきりしています。羽アリを見つけた、床がきしむ、点検の時期が来た——そうしたきっかけがあった方が、その日のうちに検索して、何社か見比べて、電話かフォームで連絡する。じっくり育てる買い物ではなく、短時間で決まる相談です。だからこそ、ページに何が書いてあるかで結果が大きく変わります。

この記事では、シロアリ駆除のお仕事をされている方に向けて、ホームページのどこを整えると相談につながりやすいのかを、お客様が実際に打ち込む言葉から順に見ていきます。費用をかけずにご自身で直せるところを中心に、画面のどこを見ればよいかまで具体的に書きました。技術的な言葉はその場で言い換えていますので、ホームページに詳しくない方でもそのまま読み進めていただけます。

シロアリ駆除を探す人が、実際に打ち込んでいる言葉

シロアリ駆除のホームページを直すとき、最初に手をつけたいのは見た目ではなく「どんな言葉で探している人に、どのページを見せるか」です。シロアリの相談は、困り方によって検索の言葉がはっきり分かれます。大きく分けると、緊急型・比較検討型・地域型の3つです。

3つの入口と、必要になるページ

検索の言葉(例) そのときの気持ち 用意しておきたいページ
羽アリ 大量発生 対処/床 ぶかぶか シロアリ/畳 シロアリ 見分け方 今まさに目の前で起きている。不安で、すぐ誰かに相談したい 症状別の解説ページ(写真つき)。ページの上のほうに電話番号と受付時間、当日・翌日の対応可否
シロアリ駆除 費用 相場/シロアリ駆除 坪単価/シロアリ 保証 5年 やることは決まった。いくらかかるか、どこに頼むかを見比べている 料金ページ(坪数ごとの目安、追加費用が出る条件)、保証の内容と期間、施工の流れ
シロアリ駆除 ◯◯市/シロアリ 点検 無料 ◯◯/シロアリ業者 ◯◯町 近くで、すぐ来てくれるところを探している 対応エリアの一覧ページ、市区町村ごとのページ、会社情報(所在地・固定電話)

同じ「シロアリ駆除」でも、緊急型の人に料金表だけを見せても響きませんし、比較検討型の人に症状の写真だけを見せても決め手になりません。同じ言葉でも探しているものが違うという前提で、ページを分けて用意しておくと、どの入口から来た人にも答えが返せます。

すぐ依頼にはならないが、信頼の入口になる言葉

「シロアリ 自分で 駆除」「クロアリ シロアリ 違い」「シロアリ 羽アリ 時期」といった言葉は、調べている時点では依頼につながりません。ただ、ここで丁寧に答えておくと、自分で手に負えないと分かった瞬間に思い出してもらえます。現場を知っている方が書けば、市販の薬剤で表面だけ処理しても巣には届きにくいこと、羽アリの見た目の違いなど、他では書けない内容になります。こうしたページは、地域名で探している人がついでに読む材料にもなります。

自分の地域の言葉を、自分で調べる手順

検索回数の推測で考えるより、実際に検索窓が何を出すかを見たほうが確実です。費用はかかりません。

  1. スマートフォンのブラウザで、シークレットモード(閲覧履歴を残さないモード)を開きます。普段の検索履歴に結果が引きずられるのを避けるためです。
  2. 検索窓に「シロアリ駆除 」と打ち、そのあとに自分の市名を途中まで入力します。打ち終わる前に下に出てくる候補が、実際に多くの人が打っている言い回しです。
  3. 候補をメモします。「シロアリ駆除 ◯◯市 費用」「シロアリ駆除 ◯◯市 口コミ」など、組み合わせまで控えておきます。
  4. その言葉で実際に検索し、結果の途中や一番下にある「他の人はこちらも検索」の欄を見ます。ここには、同じ悩みの人が次に調べた言葉が並びます。
  5. 「羽アリ」「床 ぶかぶか」「点検 無料」など症状側の言葉でも、2〜4を繰り返します。
  6. 集めた言葉を、先ほどの3つの型に仕分けします。自社のホームページに、その型に答えるページがあるかを一つずつ確認します。

この作業は30分ほどで終わります。仕分けしてみて、料金のページはあるが症状別のページが無い、地域名がトップページにしか書かれていない、といった空きが見つかれば、そこが次に手をつける場所です。何が足りないかが見えている状態と、そうでない状態では、同じ手間をかけても戻ってくるものが変わります。

地域の検索語を調べる手順

  1. シークレット表示スマホの履歴に引きずられないようシークレットモードを開く。
  2. 候補をメモする「シロアリ駆除 市名」と途中まで打ち、候補や関連語を控える。
  3. 症状の言葉も確認「羽アリ」「床 ぶかぶか」などの言葉でも同様に候補を調べる。
  4. 型に仕分け確認集めた言葉を3つの型に分け、自社に答えるページがあるか確認。

料金の書き方ひとつで、問い合わせ数は変わる

シロアリ駆除を探している方が最後まで抱えている不安は、ほとんどが「で、いくらかかるのか」です。床下のことは自分では見られませんし、数万円で済むのか数十万円かかるのかの見当すらつきません。だからこそ、料金について何か書いてあるかどうかが、電話をかける会社を選ぶときの分かれ目になります。

料金の書き方ひとつで、問い合わせ数は変わる

「要相談」だけだと、候補から外れてしまう

現地を見なければ確定額を出せないのは、シロアリ駆除では当たり前のことです。床下の高さも、被害の範囲も、家ごとに違います。ですから「料金は要相談」と書くのは誠実な姿勢であって、間違いではありません。

ただ、探している側は何社かを見比べています。目安が一行も書かれていないページと、考え方が書かれているページが並んだとき、不安な人ほど後者に電話をかけます。これは書き手の落ち度ではなく、探す側の心理の問題です。もったいないのは、きちんとした仕事をされているのに、その一点で比較の土俵に上がれていないことです。

確定額ではなく「考え方」を出す

出すべきは「いくらです」ではなく「どう決まるか」です。次のような項目を一覧にしておくと、読む人は自分の家に当てはめて考えられます。

項目 書き方の例
施工の単価 1㎡あたり◯◯円〜◯◯円(薬剤・工法により変動)
床下調査 無料/有料の別をはっきり書く
出張費 ◯◯市内は無料、市外は実費など
追加費用が出る場合 床下が狭く作業に人手が要る、断熱材の撤去が必要、床下点検口の新設が必要、など条件を具体的に
保証 保証期間と、保証に含まれる範囲・含まれない範囲

特に大事なのは、追加費用が出る条件を先に書いておくことです。あとから金額が増えるのではないかという警戒心が、問い合わせを止めている一番の理由だからです。条件が先に書いてあると、それだけで誠実な会社だと伝わります。

具体策:読む人が自分の家に重ねられるようにする

  • よくある家の広さで3パターン出す……「延床30坪・平屋」「延床35坪・2階建て」「延床40坪・床下が低い住宅」のように、条件と概算レンジを並べる。あくまで過去の施工をもとにした目安であり、現地調査で変わる旨を必ず添えます。
  • 見積書の実物を、金額を伏せて画像で載せる……項目がいくつ並ぶのか、どんな名目があるのかが見えるだけで、不透明さがかなり減ります。画像には「お見積書の例」と説明文(画像の説明=altと呼ばれる部分)も入れておきます。
  • 単位をそろえる……坪単価と㎡単価が混在していると比較できません。どちらかに統一し、換算の目安も一行添えます。
  • 料金ページを独立させる……「◯◯市 シロアリ駆除 料金」と調べる方がいるため、会社案内の中に埋もれさせず1ページにします。

安さを煽らない。断定も避ける

価格の表現には法律上の注意点があります。「業界最安」「地域で一番安い」といった表現は、根拠を示せなければ景品表示法上問題になりえます。「必ず◯円」「どんな家でも一律◯円」も、実際には条件で変わる以上、避けたほうが安全です。

また、安さを前面に出すほど、価格だけで選ぶ方からの問い合わせが増えます。シロアリ駆除で本当に選ばれたいのは、丁寧な調査と保証を評価してくださる方のはずです。「この金額には何が含まれているか」を書くほうが、結果として話の早い相談につながります。なお、どんな言葉で料金を調べられているかは、検索語の調べ方で実際に確かめられます。

施工エリアと連絡手段:ここが曖昧だと候補から外れる

「○○市 シロアリ駆除」と地域の名前を添えて探している方が、ページを開いて最初に確かめるのは「うちまで来てくれるのか」です。ここがはっきりしないと、内容がどれだけ良くても一度閉じられてしまいます。逆に言えば、エリアと連絡手段を整えるだけで、すでに来ている訪問者を取りこぼさずにすみます。

対応エリアは、文章ではなく一覧で

「県内全域、近隣県も対応」とだけ書かれていると、読んだ方は自分の町が入るのか判断できません。市区町村名まで書き出すのが確実です。

  • 県ごと、エリアごとに見出しを分け、市区町村名を並べて書く
  • 「○○市(全域)」「△△町(一部)」のように、範囲も添える
  • 対応できない地域は正直に書く。隠すより、問い合わせの行き違いが減ります
  • 「○○市からは車で約40分」といった移動時間の目安があると、緊急性の高い方の判断材料になります
  • 離島や山間部など、出張費が別途かかる地域はその旨も記載

市区町村名を文字で書いておくことには、もう一つ利点があります。地域名を含めて探している方の検索語と、ページの言葉が一致しやすくなることです。ただし名前を並べただけのページを量産するのではなく、そのエリアでの実際の対応内容と一緒に書くことが大切です。

電話番号は「タップできる状態」にする

シロアリは「羽アリが出た」「床がきしむ」と気づいた直後に相談されることが多く、電話がそのまま問い合わせになります。ところが電話番号が画像(写真の形)で置かれていると、スマートフォンで押しても発信できません。文字として置き、押すと発信できる形にします。

  1. ホームページの管理画面で電話番号の部分を開き、画像なら文字に差し替える
  2. リンク先に「tel:0120000000」のように、telと番号をつなげた形を指定する(ハイフンは入れても入れなくても動きます)
  3. 保存後、自分のスマートフォンで実際に押して、発信画面が出るか確かめる

あわせて、受付時間・土日祝の対応・時間外の扱いも書いておきます。「平日9〜18時、土日祝も電話受付可」「時間外は留守番電話。翌営業日の午前中に折り返します」のように、自社が確実に守れる範囲だけを書くのが安全です。

フォームは項目を減らし、写真を送れるように

入力欄が多いフォームは、途中でやめられやすくなります。必須は次の4つ程度で足ります。

  • お名前
  • 電話番号またはメールアドレス
  • 建物の住所(市区町村まで)
  • 気になっている症状(羽アリを見た、床がきしむ、など)

さらに、写真を添付できる欄を用意しておくと喜ばれます。羽アリや被害箇所の写真が届けば、こちらも事前に見当がつき、返信の中身が濃くなります。送信後の画面には「○時間以内にご連絡します」「折り返しは○○の番号から入ります」と、次に何が起きるかを書いておきましょう。

LINE・メールの併用と、画面下の電話ボタン

平日の日中に電話しづらい方のために、LINEやメールの窓口も並べておくと取りこぼしが減ります。ただし返信が追いつかない窓口を増やすと逆効果なので、無理なく回せる数に絞ってください。

スマートフォンで見たときに、画面の下に「電話する」「LINEで相談」のボタンが常に出ている形(追従ボタン)にしておくと、ページのどこを読んでいてもすぐ連絡できます。同じ考え方は今すぐ困っている人に見つかる書き方でも触れていますので、あわせて参考にしてください。

「この会社に任せて大丈夫か」を伝える材料を揃える

シロアリ駆除は、床下という家主さんが普段見られない場所に入り、薬剤を使う仕事です。作業の様子を自分の目で確かめにくいぶん、依頼する側は「どんな人が来て、何を使って、もし後からまた出たらどうなるのか」をとても気にします。価格が同じくらいの会社が並んだとき、最後に選ばれるのは、この部分がきちんと書いてあるほうです。腕に自信があっても、それが文章になっていなければ伝わりません。もったいない話です。

「この会社に任せて大丈夫か」を伝える材料を揃える

資格・許可・保険は、まとめて一か所に書く

会社案内のページの中に埋もれさせず、「安心していただくために」といった見出しで、以下をひとまとめにして載せておくと探しやすくなります。

  • 資格:しろあり防除施工士などの有資格者が何名在籍しているか。氏名まで出せるとより伝わります
  • 許可・加盟団体:建設業許可の番号、日本しろあり対策協会など加入している団体名
  • 損害賠償保険:万一の破損に備えて保険に加入していること。保険会社名まで書ける場合は書く
  • 創業年と施工件数:実際の数字だけを書く。見込みや概算で盛らない

薬剤と安全性の説明は、家族構成を想像して書く

問い合わせ前にいちばん不安がられるのが薬剤です。使用する薬剤の商品名と、どういう性質のものかを平易な言葉で説明してください。そのうえで、小さなお子さまがいるご家庭、妊娠中の方、犬や猫・小鳥・観賞魚を飼っているご家庭について、当日どうしてほしいか(部屋を空ける必要があるか、水槽に覆いをするか、何時間後に戻れるか)を具体的に書いておくと、それだけで相談のハードルが下がります。においの有無や、換気の目安時間も喜ばれる情報です。

保証は「年数」より「中身」

「5年保証」とだけ書いてあっても、何が保証されるのかが分かりません。次の三点まで書き切ると、比較されたときに強くなります。

  • 保証期間中に再発した場合、再施工の費用はどこまで無償か(薬剤代・人件費・一部の補修を含むか)
  • 保証書は書面で発行されるか、いつ渡されるか
  • 保証の対象外になる条件(増改築をした場合、床下の構造を変えた場合など)

人と作業の流れを見せる

施工する人の顔写真と名前、ひとことの紹介があるだけで、印象は大きく変わります。訪問するのが誰か分かっている安心感は、文章で説明するより写真のほうが早く伝わります。あわせて、作業の流れを写真つきで並べてください。床下点検口から進入するところ、調査でシロアリの痕跡を確認するところ、薬剤を処理するところ、報告書をお渡しするところ。この4枚があれば、「何をされるのか分からない」という不安はかなり解けます。写真には画像の説明文(alt)も添えておくと、読み上げ環境や検索にも中身が伝わります。

お客様の声は、実在するものだけ

いただいた感想を載せる場合は、必ずご本人の許可を取ってから掲載してください。文章を作ったり、良さそうな内容に書き換えたりするのは論外です。数が少なくても、実際にあった一件のほうが読む人には届きます。地域名と築年数、どんな症状で相談したかが入っていると現実味が出ます。

「無料点検」は、無料の範囲を先に書く

この分野は、不安をあおる訪問営業に警戒心を持っている方が少なくありません。だからこそ、無料点検を案内する場合は、どこまでが無料で、どこから費用が発生するかを先に明記してください。たとえば「床下の調査と報告書の作成まで無料。その場で契約を迫ることはしません。お見積りは書面でお渡しし、ご検討のお時間をいただきます」といった一文です。断ってもいいと分かることが、そのまま問い合わせやすさになります。

今あるページを自分で点検する手順

ここまでの内容を読んで「うちのページはどうなっているんだろう」と思われた方へ、費用をかけずに今日できる確認を7つにまとめました。どれも特別な道具は要りません。お手元のスマートフォンとパソコンだけで進められます。順番にやっても30分ほどです。

1. スマホで「地域名+シロアリ駆除」を検索してみる

まずはお客様と同じ立場で探してみます。パソコンではなくスマートフォンで、ふだんお客様が打ち込みそうな言葉(例:「○○市 シロアリ駆除」「シロアリ 駆除 ○○町」)を入力します。地図の枠、広告、その下の通常の検索結果と、自社がどこに出てくるかを見ます。出てこない場合は、次に会社名で検索して、自社のホームページそのものが検索に出てくるかを確かめてください。

2. 検索に載っているページ数を数える

Googleの検索窓に site:自社のドメイン(例:site:example.co.jp)と入力します。ここに並ぶのが、Googleが「検索結果に出せる状態」として把握しているページです。ホームページの実際のページ数と比べて極端に少ないときは、見つけてもらえていないページがある合図です。詳しい見方は自社サイトのページ数を数える方法も参考になります。

3. ページのタイトルを確認する

検索結果に青い文字で出る見出しが「タイトル」です。パソコンでページを開くと、画面上部のタブ部分に同じ文字が表示されています。ここに地域名とサービス名(例:「○○市のシロアリ駆除|床下点検・料金表」)が入っているかを見てください。「トップページ」「HOME」だけになっているページは、せっかくの中身が伝わらず、もったいない状態です。

4. スマホでの見え方を確かめる

自社のページをスマートフォンで開き、次の点を見ます。文字を拡大しないと読めないほど小さくないか。電話番号が指でそのまま押して発信できるか。写真が多くて表示に何秒もかかっていないか。シロアリの相談は「今すぐ見てほしい」という方も多く、開くまでの数秒で離れてしまうことがあります。

5. Googleビジネスプロフィール(地図に出る情報欄)を見る

地図の検索結果に出る会社情報です。登録しているか、営業時間や電話番号が最新か、床下作業や施工後の写真が載っているか、口コミに返信できているかを確認します。写真と返信は無料でできて、見た人の安心感に直結します。

6. サーチコンソールで検索された言葉を見る

Googleサーチコンソールは、どんな言葉で自社のページが検索結果に出たかが分かる無料ツールです。登録後、左のメニューから「検索パフォーマンス」を開き、「クエリ」のタブを選ぶと、実際に打ち込まれた言葉が一覧で出ます。「羽アリ 大量」「床 きしむ 原因」など、思っていなかった言葉が見つかることがあります。それが次に書く記事の種になります。

7. 問い合わせフォームを自分で送ってみる

最後に、お客様と同じようにフォームへ入力し、送信してみてください。確認メールが届くか、自社の受信箱に本当に入っているか、迷惑メールに振り分けられていないかを見ます。フォームが止まっていて気づかなかった、という話は珍しくありません。

点検チェックリスト

  • 地域名+シロアリ駆除で検索し、自社の出方を確認した
  • site:検索で、検索に載っているページ数を数えた
  • 主要ページのタイトルに地域名とサービス名が入っている
  • スマホで文字が読め、電話番号がすぐ押せる
  • 地図の情報欄に営業時間・写真・口コミ返信がそろっている
  • サーチコンソールを入れ、検索された言葉を見た
  • 問い合わせフォームが実際に届くことを確認した

すべてを一度に直す必要はありません。できていない項目が見つかったら、7番のフォームと4番のスマホ表示から手をつけると、そのまま問い合わせの取りこぼしを減らすことにつながります。

ホームページの自力点検リスト

  • 検索の出方スマホで地域名とシロアリ駆除を検索し自社の表示を確認。
  • ページ数と題名site:検索のページ数と、題名に地域名やサービス名があるか確認。
  • スマホ表示確認文字の読みやすさや、電話番号を押して発信できるかを確認。
  • 地図と検索語地図情報の登録状況やサーチコンソールで検索語を確認。
  • 送信テスト問い合わせフォームから実際に送信し届くかを確認。

相談につながる記事を、現場の知識で書く

シロアリ駆除のお仕事には、記事を書くうえでとても大きな強みがあります。現場で毎日見ていることが、そのまま検索している人の知りたいことと重なっている、という点です。羽アリを見つけて不安になっている方が知りたいのは、専門書に載っている分類の話ではなく「これはシロアリなのか、違うのか」「急いだほうがいいのか」です。それは、普段お客様に電話口で説明している内容そのものではないでしょうか。

そのまま記事になるテーマ

  • 羽アリの見分け方/ヤマトシロアリとイエシロアリで出る時期が違うこと、クロアリの羽アリとの見た目の違い(羽の形・胴のくびれ・触角)を写真つきで
  • 床下に入れない家の場合/点検口がない、基礎の構造上もぐれないときにどんな方法があるのか
  • 新築時の予防と、その後の再施工/薬剤の効果が続く期間の目安と、節目で点検を勧める理由
  • 床下換気扇や調湿材をすすめられたとき/どんな家に向き、どんな家では効果が出にくいのか
  • 被害が進んだ家の修繕/駆除だけで済む場合と、大工工事が必要になる場合の分かれ目
  • 自分でできる応急対応と、やってはいけないこと/市販の殺虫剤を巣に向けて撒くと、群れが別の場所へ移動して被害範囲が広がることがある、など事実の範囲で

最後の「やってはいけないこと」は特に読まれやすいテーマです。自分で何とかしようとしている方が検索する言葉だからです。そこで正直に止めてあげた会社は、結局その方から相談を受けることになります。

書くときの四つのコツ

  1. 1記事1テーマにする。羽アリの記事に料金も予防も詰め込むと、何の記事か分からなくなります。テーマを絞るほど、その言葉で探している人に届きやすくなります。
  2. 見出しに、お客様が使う言葉をそのまま入れる。「イエシロアリの生態」ではなく「黒い羽アリはシロアリですか?」。電話で実際に聞かれた言い方が一番強いです。
  3. 写真は自分で撮る。現場の床下、食害を受けた木材、羽アリの実物。借り物の素材にはない説得力が出ますし、他のどこにもない情報になります。
  4. 記事の最後に相談窓口を置く。読み終えた直後が一番気持ちが動いています。電話番号とフォームへの入り口を、記事の末尾に必ず用意しておきます。

月1本でも積み上がります

繁忙期を抱えながら毎週書くのは現実的ではありません。月に1本でも、1年で12本になります。12本あれば、羽アリの季節、新築の予防、再施工の時期と、相談のきっかけごとに入口を用意できたことになります。

ただし、正直に申し上げると、書いた記事が検索から読まれるようになるまでの期間には幅があります。数か月で動くこともあれば、もっとかかることもあり、上がると約束できるものではありません。それでも、書いた記事が消えてなくなることはなく、資産として残り続けます。もし記事を書いているのに検索から人が来ないという状態が続いているなら、テーマや書き方のどこかに原因があることも多いので、一度確かめてみる価値があります。

私たちシロツメWebも、もとはSEOの会社ではありません。本業は法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売で、その集客を外に頼まず、自分たちで記事を書いて行ってきました。そこで結果が出たので、同じやり方を他社さんにもお渡ししている、という成り立ちです。自分の商売の知識を自分で記事にする——やっていただきたいのは、まさにそれと同じことです。

まとめ:まずは今のホームページの状態を知るところから

ここまで、シロアリ駆除業のホームページで整えておきたいところを順に見てきました。最後に要点だけ短く振り返ります。

  • 探す言葉は大きく3種類。「地域名+シロアリ駆除」のように業者を探している言葉、「羽アリ 家の中 大量」のように症状から調べている言葉、「シロアリ駆除 費用 相場」のように金額を知りたい言葉。それぞれ、求めている答えが違います。
  • 料金は「考え方」まで出す。坪単価なのか面積あたりなのか、床下の状況で変わるのか。幅があること自体は正直に書いたうえで、何で金額が決まるかを説明しておくと、電話をかける前の不安が減ります。
  • 施工エリアと連絡手段を具体的に。「関東一円」ではなく市区町村名まで。電話番号は押せる形にし、受付時間とメールやフォームの返信目安も添えます。
  • 任せて大丈夫かを示す材料。資格や登録、保証の年数と範囲、使用する薬剤の扱い、作業の流れ、施工写真。並べておくだけで比較の土俵に乗ります。
  • 点検は自分でできる。スマホで自社名や地域名で検索してみる、料金ページまで何回タップで着くか数える、問い合わせフォームを実際に送ってみる。手間はかかりますが費用はかかりません。
  • 記事は現場の知識から書ける。床下で実際に見てきたこと、羽アリとクロアリの見分け方、季節ごとの相談内容。業者にしか書けない中身が、そのまま探している人の役に立ちます。

全部を一度にやらなくていい

七つ並べましたが、一気に手をつける必要はありません。現場に出ながらホームページまで直すのは、どう考えても大変です。もし一つか二つだけ選ぶなら、料金の考え方を書いたページと施工エリアの市区町村名。この二つは、見た人が「自分が頼める相手かどうか」を判断する材料そのものなので、手応えが変わったという声をよく聞く部分です。どちらも新しいページを作らなくても、今あるページに段落を足すだけで始められます。

なお、手を入れる順番に迷ったときは、ホームページの何をどう直せばいいか分からない時の優先順位の決め方も参考にしてみてください。

検索の順位は、こちらが何かをすれば必ず上がるというものではありません。ただ、料金もエリアも書いていない状態と、書いてある状態では、見た人が判断できる材料の量がまったく違います。できることを一つずつ積んでいく。それが結局いちばん確かな道だと考えています。

シロツメWebでは、無料のホームページ診断をしています。ホームページのURLとメールアドレスだけでお申し込みいただけます。今のページを実際に見て、気づいた点をそのままお返しするものです。私たちはもともと法人向けの中古スマートフォン・PCの買い取りと販売が本業で、その集客を自分たちでSEO記事を書いて行ってきた会社ですが、診断にあたって中古スマホ・PCのご案内をすることは一切ありません。順位や問い合わせ数をお約束するものでもありませんが、今の状態を知る材料にはなるはずです。気が向いたときにお問い合わせからどうぞ。

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