費用のこと

リフォーム・塗装業のホームページ外注|見積り比較で見る7項目

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月30日公開

リフォームや塗装のお仕事をされていて、「ホームページからの問い合わせを増やしませんか」という提案を何社かから受けている。資料を並べてみたものの、どれも似たようなことが書いてあって、金額だけが違う。どこに頼めばいいのか決めきれない——そんな状態でこのページにたどり着いた方が多いと思います。

決めきれないのは当然のことです。工事の見積りなら、材料の種類も、塗る面積も、何回塗るのかも、ご自身が一番よく分かっている。けれどホームページやSEOの提案書は、何が含まれていて何が含まれていないのかが、書かれている言葉からは読み取りにくい。比べる物差しがないまま金額だけを見ることになります。この記事では、金額の話はいったん横に置いて、同業の提案を並べたときに「ここを確認すれば違いが見える」という項目を整理します。提案書を広げたまま、順番に照らし合わせてお使いください。

結論:比べるべきは金額ではなく「誰が・何を・どこまでやるのか」の7項目

複数の会社から提案書が届くと、どうしても月額の数字から見てしまいます。これは自然なことで、無理もありません。ただ、リフォーム・塗装のホームページでは、同じ月5万円でも中身が丸ごと違うということが実際に起こります。片方は現場を知っている書き手が施工写真を見ながら記事を組み立て、もう片方は業界の一般論をまとめただけ、ということもあり得るからです。

そこで、金額を比べる前に、次の7項目を各社に同じ言葉で聞いてみてください。答えが揃った時点で、どこが何にお金をかけているのかが見えてきます。

提案書を受け取ったら最初に確認する7項目

  1. 記事を誰が書くのか|担当者が書くのか、外部のライターに回すのか、文章生成の仕組みを使うのか。リフォーム・塗装は工程や下地の話が出てくるため、書き手が誰かで内容の具体性が変わります。
  2. 現場写真は誰が用意するのか|こちらが撮って送るのか、先方が撮影に来るのか、素材写真で代用するのか。ここが曖昧なまま始まると、記事が止まる一番の原因になります。
  3. 月に何本・何文字なのか|本数だけで文字数の記載がない提案、逆に文字数だけで本数が書かれていない提案があります。両方を揃えて初めて、他社と横並びで比べられます。
  4. 作った記事と写真の権利は誰のものか|納品物の著作権がどちらに移るのか、写真の使い回しはどうなるのか。契約書に一行も書かれていないこともあるので、必ず文面で確認します。
  5. 解約したらページはどうなるか|そのまま残るのか、先方の管理画面に置かれていて消えるのか。ここは金額以上に、数年後の差になって効いてきます。
  6. 最低契約期間と自動更新の有無|6か月や12か月の縛りがあるか、更新は自動か申し出制か。解約の申し出期限が「1か月前まで」などと決まっている場合もあります。
  7. 報告の中身|順位表だけなのか、どのページがどんな言葉で見られたか、問い合わせにつながった入口はどこか、まで出るのか。報告の粒度は、次に何を書くかの判断材料そのものです。

この7つを聞くと、何が見えるのか

同じ金額の提案が2通あっても、「記事はこちらで書き、写真はお客様に撮っていただく」会社と、「書き手も撮影も先方が担当する」会社では、かかっている手間がまったく違います。前者が悪いわけではありません。社内に現場写真が十分にあるお店なら、むしろ費用を抑えて進められます。逆に写真の整理まで任せたいなら、後者のほうが実際の負担は軽くなります。

つまり、比べるべきは「高い・安い」ではなく、自分の会社が出せるもの(写真・現場の話・確認の時間)と、先方がやってくれる範囲が噛み合っているかです。費用の相場感そのものについては作業範囲別の月額の目安を別にまとめていますので、そちらと合わせて見ていただくと判断しやすくなります。

なお、この7項目を聞いたからといって順位や問い合わせの増加が約束されるわけではありません。ただ、判断の物差しが揃っていない状態で金額だけを見比べるより、はるかに納得して決められるようになります。次の章から、特に差が出やすい項目を順に掘り下げていきます。

「誰が書くのか」で記事の質は大きく変わる|リフォーム・塗装は特に差が出る

見積り金額が同じくらいでも、出来上がる記事の中身には差が出ます。その差がいちばん大きく出るのが「誰が書くのか」です。とくにリフォーム・塗装は、中身を知らない書き手が書くと、読んだお客様にすぐ伝わってしまう分野です。

「誰が書くのか」で記事の質は大きく変わる|リフォーム・塗装は特に差が出る

たとえば塗装なら、高圧洗浄・ケレン・下塗りといった下地処理の順番や、それを省くとどうなるか。屋根なら、スレート・ガルバリウム・瓦で手の入れ方がまったく違うこと。外壁なら、チョーキング(手に白い粉がつく状態)とひび割れでは急ぎ方が変わること。こうした点が曖昧なまま書かれた記事は、同業の方が読めば一目で分かりますし、お客様も「この会社は現場を分かっていないのでは」と感じ取ります。せっかく費用をかけた記事が、かえって信頼を減らしてしまうのはもったいない話です。

提案を受けたら、この3つを口頭で聞いてよい

  1. 「記事を書くのは誰ですか」…社内の担当者か、外部のライターか。外部でも構いませんが、固定の方なのか毎回変わるのかで、回を重ねたときの精度が変わります。
  2. 「業界の知識はどう補いますか」…現場の用語や工程をどこから仕入れるのか。御社への取材で補うのか、既存の資料を読むのか。ここに答えがある会社は、他の業種でも同じやり方を積んできた会社です。
  3. 「下書きに現場の人の話は入りますか」…職人さんや営業担当の言葉が一言でも入ると、記事の手触りが変わります。入れる仕組みがあるかどうかを確かめてください。

取材の「時間・回数」まで数字で聞いておく

知識をどう補うかは、結局のところ取材(ヒアリング)の量に表れます。提案書に書かれていないことも多いので、遠慮なく数字で聞いて構いません。

  • 1本あたりの取材は何分か。初回だけか、記事ごとにあるのか
  • 取材は電話か、対面か、チャットでのやり取りか
  • 下書きを見せてもらってから、修正のやり取りは何回までか
  • こちらが書面で直しを入れる手間は、どれくらい見込んでおけばよいか

ここが「取材は初回60分のみ、修正は1回まで」なのか「毎回30分の確認と2往復」なのかで、同じ金額でも中身がまるで違います。どちらが良い悪いではなく、御社がどれだけ手を動かせるかとの兼ね合いで選ぶ話です。本業が忙しい時期ほど、取材が短く済む形のほうが続くこともあります。

生成AIをどこまで使うのかも、隠さず聞いてよい

いま、記事づくりに生成AIを使う会社は珍しくありません。聞きにくいと感じるかもしれませんが、「下書きにAIを使いますか」と率直に尋ねて構いませんし、正直に答える会社のほうが信用できます。

大事なのは、使うこと自体の是非ではなく、出てきた文章を誰が確認して、誰が直すのかです。AIは一般論を整えるのは得意ですが、「その地域で多い屋根材」や「御社が下地処理に時間をかける理由」までは知りません。そこを人が埋めずに出せば、どこかで見たような記事になります。

  • AIの下書きを、業界を分かっている人が事実確認してから納品するか
  • 工程や費用の記述について、御社に確認を取る流れがあるか
  • 公開前に、御社が目を通すタイミングが用意されているか

この3つに答えられる会社であれば、AIを使っていても問題は起きにくいはずです。記事の質を決めるのは道具ではなく、最後に手を入れる人がいるかどうか。記事作成の外注費用と相場を見比べるときも、単価の裏にこの工程が何回入っているかを合わせて見ると、金額の意味が読み解けます。

現場写真と施工事例|誰がどこまで用意するのかを必ず書面で確認する

リフォーム・塗装のホームページで、もっとも強い材料は施工前後の写真です。文章をどれだけ整えても、ビフォー・アフターの一枚にはかないません。ところが提案書では「施工事例ページを月4本作成」とだけ書かれていて、肝心の写真を誰が集めるのかが書かれていないことがよくあります。ここが曖昧なまま始まると、毎月「写真がそろわないので今月は更新できません」という状態になりがちです。悪意があるわけではなく、役割を決めずに走り出したことが原因です。

提案を受けたら、この5つを声に出して聞く

  1. 撮影は誰がするのか…自社の職人が現場で撮るのか、先方のスタッフが現場まで来るのか。来る場合は交通費・出張費が別かどうかも一緒に。
  2. 撮り方の指示はもらえるのか…「1現場あたり何枚、どの角度で」という指示書があるかどうか。これがあるだけで職人の負担はぐっと減ります。
  3. お客様宅の掲載許可は誰が整理するのか…許可をもらう文面のひな形を先方が用意するのか、自社で作るのか。施主名・外観・表札・車のナンバーをどう扱うかまで決めておくと安心です。
  4. 画像の加工やサイズ調整は含まれるか…明るさの補正、表札やナンバーのぼかし、ページ用の縮小。これが「別料金」なのか「月額に込み」なのかで、実際の負担が変わります。
  5. 写真が足りない月はどうなるか…本数が減るだけなのか、別の記事(塗料の説明、工程の解説など)に振り替えてもらえるのか。振替ができる相手は運用に慣れています。

いずれも、口頭の「大丈夫ですよ」で終わらせず、見積書か契約書の注記に一行入れてもらうのが確実です。書面に残せるかどうか自体が、相手を見る材料にもなります。

撮影は自社でやったほうが早い|スマホでできるコツ

現場に毎回カメラマンが来るのは現実的ではありません。多くの場合、職人さんがスマホで撮るのが一番早く、一番自然な写真になります。難しい機材はいりません。次の4つを守るだけで、見比べられる写真になります。

  • 施工前と施工後は同じ位置・同じ高さから撮る…足元にテープで印をつける、隣家の角を画面の端に合わせるなど、目印を決めておくと再現できます。これが一番効きます。
  • できれば晴れた日の同じくらいの時間帯に…前が曇天、後が快晴だと、塗装の仕上がりではなく天気の差に見えてしまいます。
  • 全景と寄りの2枚をセットで…家全体の1枚と、傷み・剥がれ・仕上がりが分かる寄りの1枚。この2枚があれば事例ページは成立します。
  • 人の顔・表札・車のナンバーは画面に入れない…最初から入れずに撮れば、後で消す手間がなくなります。

撮った写真は、現場名と日付でフォルダを分けて共有ドライブに入れておくと、先方も探さずに済みます。「現場名_前」「現場名_後」とファイル名を分けるだけでも作業はかなり楽になります。

なお、写真が十分にたまっていない時期でも、ホームページに書けることはあります。工程の説明や塗料の選び方など、閑散期に書いておける内容を先に整えておくと、事例が増えたときに全体がつながります。写真の役割分担を先に決めておくことが、結果として毎月の更新が止まらない一番の近道です。

スマホ撮影4つのコツ

  • 同じ位置と高さ前後は印などを使って同じ位置・高さから撮影する。
  • 同じ時間帯でできれば晴れた日の同じくらいの時間帯に撮影する。
  • 全景と寄りの2枚家全体と傷みや仕上がりが分かる寄りをセットにする。
  • 個人情報を除く人の顔・表札・車のナンバーを画面に入れずに撮る。

提案書で確認する項目チェック表|そのまま先方に聞いて構いません

提案書は、各社で書き方も分量もばらばらです。そろっていないものを並べて比べるのは難しく、どうしても目につきやすい金額で決めてしまいがちになります。そこで、こちらから同じ質問をして、答えをそろえてしまうのが早い方法です。下の表は、そのまま先方に聞いていただいて構いません。失礼にあたる質問はひとつもなく、きちんとした会社ほど、その場ですぐ答えてくれます。

提案書で確認する項目チェック表|そのまま先方に聞いて構いません
確認する項目 なぜ見るのか そのまま聞ける質問文
記事を書く人 社内の担当者か、外部の書き手かで内容の精度が変わる 「記事は御社の社内の方が書きますか、外部の方に依頼されますか」
業界知識の補い方 塗料や下地処理の説明は、知識がないと一般論で終わる 「塗装の工程や材料について、どなたにどう確認しながら書きますか」
月の本数と文字数 本数だけだと中身が分からず、他社と比べられない 「月に何本、1本あたりおよそ何文字の想定でしょうか」
現場写真の調達 施工写真は自社で撮るしかない場合が多く、手間の量が変わる 「写真はこちらで撮影しますか、御社で手配いただけますか」
お客様の掲載許可 施主様への許可取りを誰がやるかで、進む速さが変わる 「施主様への掲載許可は、どちらが取る想定でしょうか」
記事と写真の著作権 権利がどちらにあるかで、後で使えるかどうかが決まる 「納品後の記事と写真の権利は、こちらに帰属しますか」
ドメインとサーバーの名義 名義が先方だと、移転のときに手続きが止まりやすい 「ドメインとサーバーの契約名義は、弊社名義にできますか」
解約後にページが残るか 解約と同時に公開停止になる契約形態もある 「解約した場合、公開中のページはどうなりますか」
最低契約期間と自動更新 合わなかったときに、いつ見直せるかが分かる 「最低契約期間と、更新のタイミングを教えてください」
報告の頻度と中身 何を見て判断するかが、事前に決まっていると安心 「月次の報告は、どの数字をどの形で出していただけますか」
担当者交代時の引き継ぎ 担当が替わると、現場の事情を一から説明し直すことになる 「担当の方が替わるとき、引き継ぎはどう行われますか」
追加費用が出る条件 後から請求が増える場面を、先に知っておける 「月額以外に費用が発生するのは、どんなときでしょうか」

権利の帰属とドメイン名義は、あとから効いてきます

12項目のなかで、いちばん後になって影響が出るのが「記事と写真の権利」と「ドメイン・サーバーの名義」の2つです。どちらも契約中は何も問題が起きないため、話題にのぼらないまま進んでしまうことがあります。

たとえば、数年かけて施工事例を積み上げたあとで、別の会社に移りたくなったとします。このとき記事の権利が先方にあると、書いた文章をそのまま持ち出せません。ドメイン(ホームページの住所にあたる文字列)が先方の名義だと、移すのに先方の協力が必要になります。協力してもらえないという話ではなく、手続きが一段増えるぶん、時間がかかるということです。

ですので、契約前に「権利は当社に帰属」「ドメインとサーバーは当社名義」と書面に一行入れてもらえるか、聞いておいてください。多くの会社は問題なく応じます。応じられない事情がある場合も、その理由を説明してもらえれば判断材料になります。なお制作と運用を分けて頼むかたちを考えている場合は、この線引きがさらに重要になります。

答えをそろえてから、金額を並べる

12項目の答えが出そろってから、はじめて金額を横に並べてください。作業範囲が違えば金額が違うのは当然で、月額数万円から数十万円まで幅があるのが目安と言われます。範囲をそろえずに安い方を選ぶと、含まれていない作業が自社に戻ってくることになります。逆に、範囲が広いぶん高い提案が、結果として手間が少ないこともあります。

解約したあとに何が残るか|ここを聞ける人は意外と少ない

契約を始める前に、終わるときの話を聞く。これは気まずいことでも、相手を疑うことでもありません。むしろ、終わり方がはっきりしている会社ほど安心して長く付き合えます。リフォーム・塗装のホームページは、施工事例や現場写真という自社の資産がそのまま載る場所です。数年かけて積み上げたものが、解約と同時に消えてしまうのか、手元に残るのか。ここは金額よりも大きな差になります。

契約前に確認したい5つのこと

  1. 記事やページは解約後も残るのか、消えるのか。消える場合は、何日前に通知があるのかまで聞いておきます。「解約月の末日で非公開」なのか「3か月の猶予がある」のかで、次の準備にかけられる時間がまったく変わります。
  2. 本文データを渡してもらえるか、その形式は何か。テキスト(文章)と画像を、ワードやテキストファイル、画像フォルダといった形で受け取れるかを確認します。「画面を印刷したPDFだけ」だと、次の場所に移すときに作り直しに近い手間がかかります。
  3. ドメイン(ホームページの住所)の名義が自社になっているか。名義が制作会社のままだと、同じ住所で続けることができません。すでにお持ちの場合も、更新料を誰が払っているかを一度確かめておくと安心です。
  4. サーバー(ホームページを置いている場所)の契約者は誰か。先方の契約の中に相乗りしている形だと、解約と同時に表示が止まります。自社契約なのか、先方契約なのか、移す場合の手順はどうなるのかを聞いておきます。
  5. アクセス解析の所有者は誰か。グーグルサーチコンソール(検索でどう見られているかが分かる無料ツール)とグーグルアナリティクス(訪問者の動きが分かる無料ツール)の所有者が先方のままだと、解約後に過去のデータが一切見られなくなります。何年分の記録も含めて失われるので、ここは特に確認しておきたい点です。

いま自分で確認する手順

すでにホームページをお持ちなら、今の状態を数分で確かめられます。

  1. グーグルサーチコンソールにご自身のグーグルアカウントでログインします。自社のサイトが一覧に出てこない場合、そもそもご自身に権限がない状態です。
  2. 出てきたら、左のメニュー下部にある「設定」を開きます。
  3. 「ユーザーと権限」をクリックします。登録されている人の一覧と、それぞれの権限(オーナー/フル/制限付き)が表示されます。
  4. ご自身のアドレスが「オーナー」になっているかを見ます。先方だけがオーナーなら、追加してもらうよう依頼します。
  5. グーグルアナリティクスも同様に、左下の「管理」→「アカウントのアクセス管理」で、ご自身に編集権限があるかを確認します。

いずれも、権限を追加してもらうのに費用はかかりません。「自分のアカウントもオーナーに入れておいてください」とお願いするだけです。断られたり、はっきりした理由なく先延ばしにされる場合は、その理由を聞いてみてよい場面だと思います。

聞きにくい質問ではありません

これらは、普段から整理している会社であれば即答できる内容ばかりです。「解約時はデータをお渡しします」「ドメインは御社名義でお取りください」と、提案の段階から自分から説明してくれる会社も少なくありません。逆に、答えがあいまいなまま進むと、数年後に困るのはご自身です。提案を受けている段階で一度聞いておくと、その会社の仕事の整理具合もよく分かります。制作と運用を別々に頼む場合は、役割の線引きとあわせて、どちらが何を持つのかを書面に残しておくと後の迷いが減ります。

サチコ権限の確認手順

  1. アカウントでログインご自身のグーグルアカウントでログインする。
  2. 設定を開く左メニュー下部にある「設定」を開く。
  3. 権限一覧を開く「ユーザーと権限」をクリックして一覧を表示する。
  4. オーナーか確認自身のアドレスが「オーナー」か確認する。

まとめ:比べる物差しが決まれば、あとはご自身で判断できます

ここまで見てきた7つの項目を、もう一度並べておきます。提案書を受け取ったとき、この順番で確認していけば、各社の違いがかなりはっきり見えてきます。

  1. 記事を書くのは誰か(担当者の属性と、業界をどこまで理解しているか)
  2. 現場写真や施工事例は、誰がどこまで用意するのか
  3. 毎月の作業量が、具体的な本数や工程で書かれているか
  4. 公開前の確認は誰が行い、修正は何回まで受けられるのか
  5. 出来上がった記事やページの権利が、どちらに帰属するのか
  6. 解約したあと、記事・ドメイン・アクセスのデータがどう扱われるか
  7. 報告は何を、どの頻度で、どんな形で受け取れるのか

金額の大小より「同じ条件で並んでいるか」

見積りを比べるときに一番やっかいなのは、金額が安い高いではなく、そもそも中身の範囲がそろっていないことです。一方は写真の撮影まで含み、もう一方は原稿だけ、というケースはごく普通にあります。この状態で金額だけを横に並べても、判断の材料にはなりません。

そこでおすすめしたいのが、前の章のチェック表を印刷して、同じ質問をすべての会社に同じ文面で投げることです。メールでも口頭でも構いません。返ってきた答えを表の空欄に書き込んでいくと、範囲がそろいます。そろって初めて、金額の差が何の差なのかが読み取れます。質問に対して具体的な数字や工程で答えてくれるか、言葉を濁すかという点も、それ自体が判断材料になります。

月額の相場は作業範囲によって幅が大きく、一般には数万円台から十数万円程度が目安と言われます。ただしこれは範囲次第で上下するもので、安いから悪い、高いから良いという話ではありません。制作と運用を分けて頼むという選び方も含め、自社でできる部分と任せる部分の線引きを決めてから比べると、迷いが減ります。

私たちの立ち位置について

最後に一度だけ、シロツメWebの成り立ちに触れさせてください。もともと当社の本業は、法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売です。その集客のために自分たちでSEO記事を書き、結果が出たので、同じやり方を他社にもご提供するようになりました。代行だけを専門にしてきた会社ではない、という点が私たちの出発点です。料金は月額制で、作業範囲を書面にしてからお出ししています。

なお、順位や問い合わせの増加をお約束することはできません。これはどの会社に頼む場合でも同じで、約束できると言われたときこそ、その根拠を確認していただきたいところです。

もし、今のご自身のサイトが検索する人からどう見えているかを知っておきたい場合は、無料のホームページ診断をご利用ください。サイトのURLとご連絡先のメールアドレスだけでお申し込みいただけます。今どのページが見られていて、どこに手を入れる余地がありそうかを、こちらで確認してお返しします。他社に頼むと決めている場合でも、提案内容を見比べる材料として使っていただいて構いません。売り込みのご連絡をすることはありませんので、気軽にお試しいただければと思います。

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