業種べつ

リフォーム業のホームページ|相見積もりの前に読まれるページの作り方

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月7日公開

リフォームのご依頼は、ほとんどの場合そのまま一社に決まりません。お客様は数社に声をかけて、話を聞いて、見積もりを並べて考えます。これはご商売をされている方なら肌でご存じのことだと思います。ただ、見落とされがちなのは「声をかける数社をどうやって選んでいるのか」のほうです。その選別は、問い合わせフォームを開く前、ホームページを数分眺めているあいだに静かに終わっています。

つまり、相見積もりで勝つための勝負は、見積書を出す前にもう始まっているということです。この記事では、リフォームを検討しているお客様が実際にどんな言葉で検索し、ホームページのどこを見て「ここには聞いてみよう」と判断しているのかを整理します。そのうえで、今日からご自身で直せる部分を、順番に具体的に書いていきます。良い工事をしているのに問い合わせが届いていないとしたら、それは腕の問題ではなく、伝わる場所に伝わる形で情報が置かれていないだけ、ということが本当に多いのです。

お客様は「見積もりを頼む前」にホームページで何を確かめているのか

先に結論からお伝えします。リフォームを考えている方がホームページを開いたとき、確かめているのは主に次の4点です。この4点のどれかが書かれていないと、問い合わせの前の段階で候補から外れやすくなります。

  1. うちの工事をやってくれる会社か(対応エリア・対応できる工事の種類・規模)
  2. いくらぐらいかかるのか(価格の目安、何が含まれて何が別料金か)
  3. 誰がやるのか(自社の職人が施工するのか、協力会社に頼むのか、担当者の顔や経歴)
  4. 強引に営業されないか(問い合わせたあと何が起きるのか、現地調査や見積もりは無料か)

お客様がしているのは「3社に絞る」作業

リフォームは金額も大きく、やり直しがききません。ですから多くの方は、いきなり1社に決めるのではなく、まず「相見積もりを取る3社」を選ぶところから始めます。検索して出てきた会社のホームページを何社か開き、数分ずつ眺めて、声をかける会社とかけない会社に仕分けていく。この仕分けの段階で見られているのが、先ほどの4点です。

たとえば「浴室だけを直したい」と思っている方が、全面リフォームの大きな事例ばかり並んだページを見たら、「うちみたいな小さい工事は受けてもらえないかもしれない」と考えて静かに閉じます。「おおよその金額が知りたい」方が、価格に一切触れていないページを見たら、「聞いたら営業されそう」と感じて別の会社を見に行きます。工事の腕前とは関係のないところで、候補から外れてしまうわけです。

外れたことは、こちらには一切伝わらない

やっかいなのは、候補から外れた側には何の連絡も来ないことです。断りの電話も、問い合わせフォームへの記入もありません。だから「今月は問い合わせが少なかったな」としか見えない。実際には、ホームページまでは来てもらえていたのに、あと一歩の判断材料が足りずに見送られていた、ということが起こり得ます。これは、腕のいい会社ほどもったいない状況です。

問い合わせが少ない理由は、大きく2つしかない

整理すると、ホームページから問い合わせが来ない原因は次の2つのどちらか(あるいは両方)です。

  • そもそも、ページを見た人が少ない。検索したときに自社のページが見つかる状態になっていない、あるいはお客様が実際に打ち込む言葉とページの中身がずれている。
  • 見てもらえてはいるが、判断材料が足りなかった。上の4点のどれかが書かれておらず、比較の土俵に乗る前に外れている。

この2つは原因も対処も別物なので、分けて考えると打ち手がはっきりします。どちらなのかは、どのページに人が来ているかを確かめる手順で、実際の数字を見れば見当がつきます。見た人がそれなりにいるのに問い合わせが少なければ、書いてある内容の問題です。

次の章からは、まず「見た人が少ない」側の話として、リフォームを探している方が実際に検索窓へ打ち込む言葉の型を整理し、そのあと「判断材料が足りない」側の話として、ページに必ず書いておきたい項目を一つずつ見ていきます。どちらも、今日から自分の手で直せるところから始められます。

リフォームを探す人が実際に打ち込む言葉の型

リフォームを考えている人が検索するとき、打ち込む言葉はおおよそ5つの型に分かれます。そして型ごとに、その人がどこまで検討が進んでいるかが違います。ここを分けて考えると、自社のホームページに何のページが足りていないかが見えてきます。

リフォームを探す人が実際に打ち込む言葉の型

5つの型と、受け皿になるページ

検索の型 打ち込まれる言葉の例 その人の検討段階 受け皿になるページ
地域+工事名 ○○市 外壁塗装/○○市 キッチン リフォーム/○○町 浴室 リフォーム 業者 かなり進んでいる。業者を探し、数社に声をかける直前 工事内容ごとの紹介ページ(対応地域を明記)
悩み・症状 風呂 寒い 対策/雨漏り 修理 どこに頼む/壁紙 剥がれ 補修/床 きしむ 原因 まだ業者を決めていない。何の工事が必要かも分かっていない 症状を解説する記事ページ
費用 トイレ交換 費用/外壁塗装 相場 30坪/内窓 設置 いくら やるかどうかを金額で判断している最中 工事別の料金・費用の目安ページ
不安・比較 リフォーム 会社 選び方/相見積もり 失礼/訪問営業 断り方/手抜き工事 見分け方 依頼したいが、失敗が怖くて踏み出せていない 選び方・進め方を説明する記事ページ
補助金・制度 ○○市 リフォーム 補助金/介護 住宅改修 手すり/断熱 改修 補助 制度が使えるなら動きたい。時期が決まっていることも多い 地域の制度をまとめた記事ページ

「地域+工事名」だけを狙うと、出会うのが遅すぎる

多くのホームページは、1つめの「地域+工事名」だけを想定して作られています。もちろんこれは大事な言葉です。ただ、この言葉を打ち込む人は、もう業者を比べる段階に入っています。つまり相見積もりの真っ最中に、はじめて自社を知ることになります。ここでしか出会えないと、どうしても金額の勝負になりやすい。

一方で、2つめの悩み・症状、3つめの費用、4つめの不安、5つめの補助金で検索している人は、まだどこに頼むか決めていません。「風呂 寒い 対策」と打ち込んだ人は、浴室の断熱改修という工事があること自体を知らないかもしれない。その段階で自社のページを読んで「なるほど」と思ってもらえれば、あとで業者を探すときに、最初から名前が頭にある状態で来てもらえます。

自社の言葉と、お客様の言葉はずれている

ここで気をつけたいのが、言い方のずれです。業界では「浴室断熱改修」「ユニットバス入替」と呼ぶものを、お客様は「風呂 寒い」「お風呂 古い 交換」と打ち込みます。「外装塗替工事」ではなく「外壁塗装 剥がれ」です。ホームページに専門的な工事名しか書いていないと、お客様が使う言葉と重ならず、検索に載っている状態(検索結果に自社のページが並ぶ状態)であっても出会えません。

自社に届いている言葉から確かめる

どの型の言葉で自社が見られているかは、推測しなくても確かめられます。Google Search Console(グーグル サーチコンソール/検索からの来訪を無料で見られるGoogleの道具)の「検索パフォーマンス」を開くと、実際に打ち込まれた言葉が一覧で出ます。そこに地域+工事名しか並んでいなければ、悩み・費用・不安・補助金の4つが手つかずということです。手順はどんな言葉で来ているかを確かめる方法にまとめています。

まずは紙に、お客様から電話で聞かれた質問をそのまま10個書き出してみてください。「これっていくらくらい?」「うちみたいな古い家でもできる?」——その言葉こそが、次に作るページの見出しになります。

相見積もりの前に読まれるページに、必ず書いておきたい項目

お客様は何社かを見比べたうえで、問い合わせる先を2〜3社に絞ります。そこで残るかどうかは、ページに書いてある情報の種類でほぼ決まります。以下の7つを埋めるだけで、判断材料がそろい「候補から外れない」状態に近づきます。

1. 価格の目安は「工事内容別に、幅で」

「一式◯万円〜」だけだと、お客様は自分の家がいくらになるか想像できず、他社と比べようがありません。工事の種類ごとに、次の4点をそろえて書くのが分かりやすい形です。

  • 工事内容(例:浴室交換、トイレ交換、外壁塗装、クロス張替え)
  • おおよその価格の幅(◯万円〜◯万円。自社の過去の実額から)
  • 含まれるもの(既存品の解体・処分、下地補修、養生、出張費など)
  • 別途になりやすいもの(下地が傷んでいた場合の補修、足場、給排水の移設など)

金額の幅は各社の実際の施工額で構いません。「別途になりやすいもの」を先に書いておくと、後の追加費用でもめにくくなります。見せ方は料金ページの作り方の考え方がそのまま使えます。

2. 対応エリアと出張範囲

市区町村名を具体的に並べます。「県内全域」より「◯市・◯町・◯市(◯市から車で40分圏内)」のほうが、自分の家が範囲内かすぐ分かります。範囲外でも相談可なら、その一言も添えます。

3. 自社施工か、協力会社に出すのか

どこまでを自社の職人が行い、どこから協力会社に依頼するかを正直に書きます。隠すよりも、「電気工事は有資格の協力会社と組んでいる」と書くほうが信用されます。

4. 職人・担当者の名前と顔、資格

家の中に入る仕事なので、誰が来るのかは大きな判断材料です。顔写真、名前、経験年数に加えて、建設業許可の番号、各種施工管理技士、電気工事士などの資格を明記します。許可番号は「ちゃんとした会社か」を確かめたい人が探している情報です。

5. 施工事例は4点セットで

写真だけの事例は、残念ながらほとんど読まれません。どんな困りごとがあって → 何をして → いくらかかって → どのくらいの日数で終わったか。この4つをそろえると、お客様は自分の家に置き換えて読めます。ビフォーアフター写真は、その説明に添える形が効果的です。

6. 問い合わせた後に何が起きるか

最初の一歩が重いのは、この先が見えないからです。次の3点を書いておくと、連絡のハードルが下がります。

  1. 現地調査は無料か、費用がかかるか
  2. 見積書は何日ほどで出るか、書面で出るか
  3. 断っても追いかけの営業電話をしないこと

7. アフターと保証

工事箇所ごとの保証年数、定期点検の有無、不具合時の連絡先を書きます。リフォームは「終わったあと」が不安な仕事なので、ここが書いてあるだけで安心材料になります。

必ず書いておきたい項目

  • 価格の目安工事内容ごとの幅や別途費用を記載する
  • 対応エリア市区町村名や移動圏内を具体的に書く
  • 施工の体制自社施工か協力会社かを正直に書く
  • 担当者の顔と資格顔写真や名前、許可番号などを明記する
  • 施工事例の4点困りごと・工事内容・費用・日数を揃える
  • 相談後の流れ現地調査の費用や営業をしない旨を書く

リフォーム業のホームページでよくある、もったいない状態

ここまで「何を書けば読まれるか」をお伝えしてきましたが、実際のリフォーム業のホームページは今どうなっているのか。当社が2026年9月に、地方の中小事業者を中心にリフォーム業のホームページ22社を当社の診断ツールで調べたところ、次のような状態が見えました。あくまで当社が調べた22社の範囲の話であって、全国のリフォーム業がこうだと決めつけるものではありません。ただ、傾向として参考になる部分はあると思います。

リフォーム業のホームページでよくある、もったいない状態

調べて分かったこと

  • 構造化データ(検索エンジンに向けて「これは会社情報」「これは施工事例」と中身を補足で伝える書き方)が1つもなかった:14社中10社
  • 検索結果に出る説明文(検索結果でタイトルの下に表示される短い紹介文)が抜けているページがあった:14社中6社
  • サイトマップ(サイト内のページ一覧を検索エンジンに伝えるファイル)が見つからなかった:22社中3社
  • 検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらなかった:判別できた16社中8社
  • 使っている仕組み:WordPress 15社、不明・独自 6社、Wix 1社

この数字を見て最初に思ったのは、「直せば効く余地がそのまま残っている」ということでした。壊れているのではなく、手が回っていないだけ。日中は現場に出て、見積もりを作り、職人さんと段取りを詰めて、夜に請求書を書く。その合間にホームページの設定まで見るのは、無理もない話です。

とくにもったいないのは「記事ページがない」状態

5つの中で、問い合わせへの影響がいちばん大きいのは最後の項目です。判別できた16社のうち8社は、施工事例と会社案内、サービス紹介だけで構成されていました。これは決して手抜きではなく、むしろ写真も丁寧で、仕事ぶりが伝わるページばかりでした。

ただ、施工事例と会社案内だけだと、出会える相手が限られてしまいます。前の章で見たとおり、お客様が検索に打ち込むのは「浴室 リフォーム 費用 相場」「外壁 塗装 何年ごと」「床 きしむ 直す 費用」といった、費用や悩みの言葉です。こうした言葉に対して、施工事例ページは答えを持っていません。「○○様邸 浴室改修工事」というページは、すでに会社名を知っている人には効きますが、相場を調べている段階の人とはすれ違ってしまいます。

逆に言えば、「浴室リフォームの費用の目安と、金額が変わる3つのポイント」といった記事が1本あるだけで、まだ業者を1社も決めていない人と出会える入り口ができます。相見積もりの土俵に乗る前に、先に読まれる側に回れるわけです。

設定面は、一度直せば効き続ける

構造化データや説明文、サイトマップといった項目は、毎日やる作業ではありません。一度整えればその状態が続きます。WordPressを使っている会社が15社と多数でしたので、多くの場合は無料のプラグイン(機能を追加する部品)と管理画面の設定で対応できる範囲です。どこから手をつけるか迷うときは、ホームページの何をどう直せばいいか分からない時の優先順位の決め方も参考にしてください。

なお、こうした設定を整えたからといって、検索での順位や問い合わせ数が上がることをお約束できるものではありません。それでも、せっかくの施工実績が機械に伝わらないまま置かれているのは、やはりもったいない状態だと思います。

今日から自分で無料でできる手順

ここからは、費用をかけずに今日できることを順番に並べます。パソコンとスマートフォンがあれば一通り終わります。全部を一日でやる必要はなく、上から順に手をつけていけば大丈夫です。

  1. 自社の何ページが検索に載っているかを数える
    Googleの検索窓に「site:自社のドメイン」(例:site:example.co.jp)と入力して検索します。そこに並ぶのが、検索に載っている状態のページです。会社案内しか出てこない、施工事例が1件も出てこない、という場合は、そもそもお客様が見つけられる材料が足りていません。自社のページが検索に載っているかを確かめる方法も合わせてご覧ください。
  2. 検索結果に出る説明文を読んでみる
    「自社名+市区町村名」で検索し、自社サイトの青い見出しの下に出る2行ほどの文章を確認します。ここが空白だったり、「Just another WordPress site」のような初期設定の文のままだったりすることがあります。これは誰のせいでもなく、作ったときの設定が残っているだけです。この2行は、相見積もりの前に「どこに連絡しようか」と選ぶ瞬間に読まれる場所なので、「○○市で水回り・内装のリフォーム。見積もり無料、施工事例◯件掲載」のように、具体的な言葉に書き換えます。
  3. Googleサーチコンソールに登録し、サイトマップを送る
    サーチコンソールは、自分のサイトが検索でどう表示されているかを無料で見られるGoogleの道具です。登録したら、サイトマップ(サイト内のページ一覧を検索エンジンに渡す目次)を送信します。WordPressをお使いなら、多くの場合は「自社のドメイン/sitemap.xml」をブラウザのアドレス欄に直接打ち込めば、一覧が表示されるか確認できます。表示されなければ、サイトマップを作るプラグインが入っていない可能性があります。当社が2026年9月にリフォーム業のホームページ22社を調べたところ、サイトマップが見つからなかったのは3社でした(当社が調べた範囲の数字で、成果を約束するものではありません)。
  4. Googleビジネスプロフィールを整える
    地図に出る無料の店舗情報です。登録したら、施工後の写真を数枚追加し、対応できる施工エリアと営業時間、電話番号を書きます。口コミがついていれば、短くていいので返信します。「地域名+リフォーム」で探す人は、地図の枠を先に見ることが多い場所です。
  5. スマートフォンで自社サイトを開いてみる
    パソコンではなく、必ずご自身のスマホで開きます。確認するのは3つ。電話番号がタップしてそのまま発信できるか、問い合わせボタンが親指の届く位置にあるか、問い合わせフォームの入力項目が多すぎないか。項目は名前・連絡先・相談内容の3つ程度が目安です。築年数や予算欄が10項目も並んでいると、相見積もりの一社目で離れてしまいます。
  6. 施工事例を書き直す
    前の章でお伝えした4点セット(どこの・何を・いくらで・どのくらいの期間で)を、既存の事例ページに追記します。新しく撮り直さなくても、過去の写真に文章を足すだけで判断材料になります。
  7. よくある質問のページを作る
    電話で実際に聞かれた質問を、そのまま見出しにします。「見積もりは無料ですか」「住みながら工事できますか」「工事中の騒音はどのくらいですか」など、答えた内容をそのまま文章にすれば十分です。

ここまでやれば、お客様が相見積もりの前に確かめたいこと――どこまで対応するのか、いくらかかるのか、誰がやるのか――は、ひととおりホームページの上で揃います。順位がどう動くかは誰にも約束できませんが、見つけてもらえたときに選ばれる材料が揃っているかどうかは、今日から自分の手で変えられる部分です。

自分で無料でできる手順

  1. 検索掲載の確認site:検索で掲載されているページを数える
  2. 説明文の確認検索結果に出る紹介文を具体的な内容に直す
  3. 地図情報の整備Googleビジネスプロフィールに写真等を設定
  4. スマホでの確認電話発信や入力項目の多さを実機で確かめる
  5. 事例と質問の追記既存の事例に金額等を足し質問回答を作る

記事ページで「比べられる前」に出会う

施工事例は、リフォーム業のホームページで一番強い材料です。ただ、施工事例が届くのは「すでにリフォームを決めて、どこに頼むか選んでいる人」が中心です。その時点ではたいてい他社にも声がかかっていて、最後は金額の並べ比べになりやすい。もったいないのは、その前の長い期間——「うちの風呂、冬が寒いな」「外壁、そろそろなのかな」と考えはじめた時期に、お客様がホームページにたどり着く入り口がないことです。その入り口が、記事ページです。

書くテーマは、現場で実際に聞かれた質問から取る

テーマを考え込む必要はありません。見積もりの場で何度も聞かれた質問を、そのまま見出しにします。

  • 外壁塗装の費用はなぜ会社によって違うのか
  • 相見積もりを取るときに揃えておくと比べやすい3つの条件
  • 訪問営業で勧められた工事が、本当に必要かどうかの見分け方
  • ◯◯市のリフォーム補助金、申請の流れと間に合う時期
  • 冬にお風呂が寒い家でできる対策と、費用の幅
  • 築30年の家で、先に直したほうがいい場所の順番

どれも「業者を探している言葉」ではなく「迷っている段階の言葉」です。ここで出会えると、比べられる前に読んでもらえます。

書き方のコツは4つだけ

  1. 結論を先に書く。「外壁塗装が会社で違うのは、塗料の種類と、足場・下地処理をどこまで含めるかが揃っていないからです」と冒頭で言い切ってから、理由を説明します。
  2. 写真は現場のものを使う。借り物の素材写真より、自社で撮った足場や下地の写真のほうが、内容の裏づけになります。写真には「南面の外壁、下地補修後」のように説明文(代替テキスト)を添えておきます。
  3. 売り込みは最後に回す。本文は相談に答えるつもりで書き、問い合わせの案内は末尾に一つ置くだけで十分です。途中で営業が入ると、読むのをやめられてしまいます。
  4. 文字数より具体性。「安心の施工」より「足場代は◯万円前後、下地のひび割れが多い家は別途◯万円かかることがあります」のほうが読まれます。金額は幅と条件つきで書けば問題ありません。

月1本でも積み上がる

当社が2026年9月にリフォーム業のホームページ22社を調べたところ、検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらない会社が、判別できた16社のうち8社ありました(当社が調べた範囲の結果で、全国の傾向を示すものではありません)。裏を返せば、ここはまだ手がつけられていない場所です。毎日書く必要はなく、月に1本でも1年で12本になります。

公開したら、Search Console(検索での表示回数や検索語を無料で確認できるGoogleの道具)で、その記事がどんな言葉で表示されているかを見ます。表示はされているのに読まれていない記事は、タイトルと冒頭を書き直す。想定と違う言葉で表示されていたら、その言葉に合わせて見出しを足す。どんな言葉で来ているかを確かめる方法を押さえておくと、直す場所に迷いません。ただし検索の動きには時間がかかり、順位や問い合わせ数を約束できるものではありません。

それでもこの積み上げには、もう一つの利点があります。記事を読んでから問い合わせてきた方は、費用に幅がある理由をある程度わかった状態で来てくださいます。「なぜその金額なのか」を一から説明しなくてよく、値段だけの比較になりにくい。商談の入口が変わる、というのが記事ページの本当の効き目です。

まとめ

リフォームの相見積もりは、見積書を並べた時点で勝負がついているわけではありません。お客様は声をかける相手を選ぶ段階で、すでにホームページを見て「ここには頼めそうか」を確かめています。つまり選別は、問い合わせが届く前に終わっていることが多いのです。

この記事の要点

  • 探される言葉には型がある:地域名+工事名(「○○市 外壁塗装」)、悩み(「お風呂 寒い 対策」)、費用(「キッチン 交換 費用」)、不安(「リフォーム 失敗 したくない」)、制度(「○○市 リフォーム 補助金」)。この5つの入口を、それぞれのページで受け止める形にしておく。
  • 載せるべき中身:価格の目安(最低でも「この工事は◯万円から」の範囲と、何が含まれて何が別途か)、体制(自社施工か協力会社か、職人は何人か)、顔(代表と現場担当の写真・経歴)、流れ(相談から引き渡しまでの段取りと期間)、保証とアフター(何年、どこまで、どう連絡するか)。
  • 施工事例は写真だけで終わらせない:地域、建物の築年数、工期、工事内容、おおよその金額帯。この5点が添えてあるだけで、読んだ人が自分の家に置き換えられます。
  • 無料でできることは全部やる価値がある:検索に載っているかの確認、検索結果に出る説明文の記入、サイトマップ(ページの目次ファイル)の送信、Googleビジネスプロフィールの内容点検、電話番号の押しやすさ。どれも費用はかかりません。

なお、当社が2026年9月にリフォーム業のホームページ22社を当社の診断ツールで調べたところ、検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらなかったのは、判別できた16社のうち8社でした。全国の傾向として断定はできませんが、少なくとも当社が調べた範囲では、事例や施工内容のページはあっても、悩みや費用の疑問に答える記事まで手が回っていないお店・会社は珍しくありませんでした。裏を返せば、そこは今から書いて届く余地が残っている場所でもあります。

どこから手をつけるか迷ったら

やることを並べると多く見えますが、全部を一度にやる必要はありません。難しいのは順番で、「直すところは分かったが、どれが先か判断がつかない」という声はよくいただきます。そういうときは、直す順番の決め方を先に整理してから、一つずつ進めるほうが結局は早く進みます。

シロツメWebを運営するSHIROTSUME GRASSは、もともと法人向け中古スマートフォン・PCの買い取りと販売を本業としています。その集客を自分たちでSEO記事を書いて行い、結果が出たので、同じやり方を他社にもお渡しするようになりました。代行だけを請け負ってきた会社ではなく、自社で書いて確かめてきた立場から申し上げています。

もし、ご自身のホームページがいまどんな状態か気になりましたら、無料のホームページ診断をご利用ください。サイトのURLとメールアドレスだけでお申し込みいただけます。検索に載っているか、説明文が抜けていないか、ページの目次ファイルが届いているかといった点を確認し、どこから手をつけると良さそうかをお伝えします。順位や問い合わせ数をお約束するものではありませんし、しつこいご連絡もいたしません。気になったときの点検としてお使いいただければ十分です。

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