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内部リンクとは?記事同士をつなぐと何が起きるのかを図解で解説

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月9日公開

「内部リンク」という言葉を目にしたけれど、正直なところ何のことかピンと来ない。そんな方に向けて書いています。結論から言うと、内部リンクとは自分のホームページの中にあるページ同士を、文字や画像のリンクでつなぐことです。それだけのことなのですが、これがあるかないかで、せっかく書いたページが読まれるかどうか、検索から見つけてもらえるかどうかが変わってきます。

ページを増やしてきたのに問い合わせが増えない、という状態には理由があることが多く、そのひとつが「ページがそれぞれ孤立している」ことです。一本道のない森に小屋を建てているようなもので、中身が良くてもたどり着けません。この記事では、内部リンクが何をしているのかを普通の言葉で説明し、ご自身のサイトが今どうなっているかを確かめる方法、そして今日から手で貼れる手順までお伝えします。専門知識は不要です。

内部リンクとは何か:ひとことで言うと「自分のサイト内の案内板」

内部リンクとは、自分のホームページの中にあるページ同士をつなぐリンクのことです。トップページから料金ページへ、ブログ記事から別のブログ記事へ、といったように「同じサイトの中を移動するための案内」。これだけです。難しい仕組みの話ではなく、お店でいえば入口から各売り場への案内板にあたるものだと思っていただければ十分です。

外部リンク・被リンクとの違い

似た言葉がいくつかあるので、ここで整理しておきます。違いは「どこからどこへ向かっているか」だけです。

呼び方 どこからどこへ 身近な例
内部リンク 自分のサイト → 自分のサイトの別ページ 記事の最後に「詳しくは料金ページへ」と置くリンク
外部リンク 自分のサイト → よその사イト 記事内で公的機関のページを紹介する
被リンク よそのサイト → 自分のサイト 他社のブログやメディアで自社が紹介される

このうち、自分の判断だけで今日から増やせるのは内部リンクだけです。被リンク(他のサイトから紹介されること)は相手あってのことなので、こちらの都合では動かせません。内部リンクが「まず手をつけるところ」と言われるのは、このためです。

実は、もう使っています

内部リンクという言葉を初めて聞いた方でも、ご自身のホームページにはすでにいくつも入っています。画面を思い浮かべながら読んでみてください。

  • 上部のメニュー(会社概要・サービス・お問い合わせなどが横に並んでいる部分)
  • 画面の上にある道しるべ表示(「ホーム > ブログ > 記事名」のような並び。パンくずと呼ばれます)
  • 記事の本文中のリンク(文章の途中で色が変わっていて、押すと別ページに飛ぶところ)
  • 記事の下の「関連記事」「あわせて読みたい」欄
  • ページ下部のメニュー(フッターに小さく並んでいるリンク群)

つまり、ゼロから新しい仕組みを入れる話ではありません。すでにあるものを、必要なところに足していくだけです。

案内板がないお店を想像してみる

仮に、売り場が10個ある店舗に、入口の看板しかなかったとします。お客さまは入口のすぐ近くにあるものだけを見て、奥に何があるか分からないまま帰ってしまいます。商品が悪いわけでも、並べ方が雑なわけでもありません。ただ、案内がないだけです。

ホームページでも同じことが起きます。検索から来た方は、トップページではなく記事ページにいきなり着地することがほとんどです。そこに「この先にサービスの説明があります」「こちらに事例をまとめています」という案内がなければ、1ページだけ読んで離れてしまう。せっかく書いた記事が、他のページと切り離されたまま置かれている状態は、とてももったいないことです。

なお、ページが検索結果に出てくるためには、まず検索に載っている状態(インデックス)になっている必要があります。内部リンクは、その入口にもつながる話です。次の章から、つなぐと具体的に何が変わるのかを見ていきます。

記事同士をつなぐと、実際に何が起きるのか(3つの変化)

案内板を置くと、サイトの中で起きることが大きく3つあります。順番に、起きる順に近いものから見ていきます。

記事同士をつなぐと、実際に何が起きるのか(3つの変化)

変化1:読んだ人が、次のページへ進める

これがいちばん大きく、しかも今日から効く変化です。検索から来た方の多くは、1つのページを読んで、それで用が済んだと思えば帰っていきます。悪いことではありません。次にどこへ行けばいいか書かれていないのですから、無理もない話です。

ただ、ここがもったいないところで、その方はあなたのサービスに関心があってたどり着いた方です。たとえば「シロアリ 床下 音」で記事を読んだ方に、記事の終わりで「床下点検の流れと費用の目安はこちら」と案内が出ていれば、そのまま進む方が必ず一定数います。1人あたりに読まれるページが2ページ、3ページと増えれば、問い合わせページまでの距離がそのぶん縮みます。

この変化に、検索順位は一切関係ありません。今サイトに来ている人数が同じままでも、案内板を置いた分だけ奥まで進んでもらえます。だから内部リンクは「SEOのため」ではなく「読んでいる人のため」に貼る、と考えるのが結局いちばんうまくいきます。読んだ人が次に知りたいことを置く。それだけで、下の2つも自然とついてきます。

変化2:検索エンジンにページを見つけてもらいやすくなる

Googleは、巡回ロボットと呼ばれるプログラムでページからページへとリンクをたどり、世の中のページを集めています。つまり、どこからもリンクされていないページは、ロボットにとって道のない場所にぽつんと建っている状態です。

特に、書いたばかりの新しい記事や、ずっと前に作ったまま一覧にも載っていないページは見つけてもらえないままになりがちです。関連する既存ページからリンクを1本通しておくと、ロボットが通る道ができ、検索に載っている状態(インデックス)になりやすくなります。

変化3:どのページが大事かが伝わる

サイトの中でたくさんのページからリンクされているページは、「このサイトにとって中心的なページらしい」と受け取られやすくなります。サービス紹介ページや、料金のページなど、本当に見てほしいページへ各記事からリンクを集めておくと、その扱いになりやすいということです。

ただし、これは順位を約束するものではありません。内部リンクを整えれば必ず上位に出る、という性質のものではなく、検索エンジンがサイトを理解しやすくなる材料のひとつ、という位置づけです。

3つの変化の整理

  • 変化1(読む人向け)…今日から効く。順位と無関係に、見てもらえるページ数と問い合わせへの近さが変わる。
  • 変化2(検索エンジン向け)…見つけてもらえる道ができる。新しい記事ほど効果が分かりやすい。
  • 変化3(検索エンジン向け)…サイト内での大事なページが伝わる。ただし結果を保証するものではない。

迷ったら、変化1だけを基準にしてください。「この記事を読み終えた人が、次に何を知りたいか」。その答えになるページへリンクを置く。これが、3つすべてに共通して効く貼り方です。

自分のサイトはどうなっている?今すぐできる確かめ方

内部リンク(自分のサイトの中のページ同士をつなぐ案内板)が足りているかどうかは、特別な道具がなくても、今から5分で大まかに分かります。順番にやってみてください。

1. トップページから問い合わせまで、何回クリックで着くか数える

自分のホームページを一番上(トップページ)から開き、お問い合わせページにたどり着くまでに何回クリックしたかを数えます。目安は3回以内です。4回、5回とかかる場合、その間のどこかで迷う方が出てきます。数えるときは「自分は場所を知っている」ことを一度忘れて、画面に見えているリンクだけを頼りに進んでみてください。

2. 直近に公開した記事に、他のページへのリンクがあるか見る

一番新しく公開した記事やお知らせを開き、本文の中(メニューやサイドバーではなく、文章の中)に、他のページへ飛べる青い文字や下線つきの文字が1本でもあるかを探します。1本もなければ、その記事は読み終わった人の行き先がない状態です。読んだ方が「で、頼むにはどうすれば?」と思った瞬間に、進める先がないのはもったいないところです。

3. 同じことを、スマートフォンでもやってみる

パソコンでは画面の上に並んでいるメニューが、スマートフォンでは三本線のボタンの中に折りたたまれて見えなくなっていることがあります。実際に自分のスマートフォンでホームページを確認すると、パソコンでは気づかなかった行き止まりが見つかることがよくあります。手順1と2を、そのままスマートフォンで繰り返してください。

4. Search Consoleの「リンク」でリンク本数の一覧を見る

Google Search Console(無料で使える、自分のサイトが検索でどう見られているかを確認する道具)を登録済みであれば、左側のメニューの一番下あたりにある「リンク」をクリックします。右側の「内部リンク」という欄に、ページごとのリンク本数が多い順に並びます。「詳細」を押すと全ページの一覧が出ます。

  • 上の方=サイト内でよく案内されているページ
  • 下の方=ほとんど案内されていない、放置されているページ

力を入れて書いたサービスページが下の方にいたら、そこが最初に手を入れる場所です。

5. 「site:」で検索し、載っているページ数を数える

Googleの検索窓に site:自社のドメイン(例:site:example.co.jp)と入力して検索します。出てくるのは、検索に載っている自社のページの一覧です。この件数と、実際に作ったページ数を比べてみてください。実際より明らかに少ない場合、どこからもリンクされていないせいで見つけてもらえていないページがある可能性があります。

5つ全部でなくても構いません。1と2だけでも、今の状態はかなり見えてきます。

今すぐできる5つの確かめ方

  • クリック数確認トップから問い合わせまで3回以内で着くか
  • 最新記事のリンク本文の中に他のページへ飛べるリンクがあるか
  • スマホで再確認パソコンでは気づかない行き止まりがないか
  • 内部リンク一覧サーチコンソールで本数が少ないページを見る
  • site:で検索検索に載っている件数と作ったページ数を比較

どのページとどのページをつなぐのか:つなぎ方の考え方

内部リンク(自分のサイト内の別ページへの案内)は、やみくもに増やせばよいものではありません。関係のないページ同士をつないでも、読んだ人はクリックしませんし、クリックされない案内板はただの飾りになります。判断の軸はひとつだけ。「このページを読み終えた人が、次に知りたいことは何か」です。この一点で決めれば、まず外しません。

どのページとどのページをつなぐのか:つなぎ方の考え方

中心にしたいページを先に決める

最初にやることは、リンクを集めたい「中心のページ」を決めることです。ほとんどのお店・会社では、サービス紹介ページや料金ページ、問い合わせページがそれにあたります。そこへ向かって周りの記事から案内を出していく、ピラミッドのような形をイメージしてください。

ページの種類 役割 リンクの向き
中心ページ(サービス紹介・料金・問い合わせ) 最終的に読んでほしい、行動につながるページ 各記事から集める。ここからも代表的な記事へ2〜3本出す
説明記事(用語解説・やり方・よくある質問) 検索から人を呼び込む入口 中心ページへ1〜2本。同じテーマの記事へ横に2〜3本
事例・お知らせ・実績 信用を補強する材料 関連するサービスページへ。説明記事からも事例へ向ける

同じテーマ同士は「横」にもつなぐ

上下だけでなく、同じ話題を扱った記事同士を横につなぐのも効果があります。たとえば「順位が下がった原因」の記事と「アクセスが減ったときに見る場所」の記事は、読む人の悩みがほぼ地続きです。片方を読んだ人がもう片方も読めば、サイトの中での滞在が自然に伸びます。こうした悩み別の整理はホームページの直す優先順位を決めるときの考え方とも重なります。

1記事に貼る本数の目安

  • 本文中は3〜5本が扱いやすい目安。文章の流れを切らない範囲で。
  • 記事の最後に「あわせて読みたい」として2〜3本まとめるのは別枠で考えてよい。
  • 10本、20本と並ぶと、読む人は選べずに全部素通りします。多すぎるリンクは、ゼロと同じ結果になりがちです。
  • 同じページへ1記事から何度もリンクしない。最初の1回で十分です。

古い記事と新しい記事、両方向でつなぐ

新しい記事を書いたとき、その中から過去の記事へリンクするのは自然にできます。見落とされやすいのは逆方向です。古い記事を開いて、新しい記事への案内を1本足す。これをやっておかないと、せっかく書いた新しい記事はどこからもたどり着けないまま埋もれます。すでに検索から人が来ている古い記事ほど、そこから新しい記事へ送る価値があります。

月に一度、新しく書いた記事の一覧を見ながら「この内容に触れている古い記事はどれか」を探して1本ずつ足していく。それだけで、今あるページ同士が少しずつつながっていきます。

リンクの貼り方と、やりがちな惜しい貼り方

考え方が分かったら、あとは実際に貼るだけです。作業そのものは1分もかかりません。ここではWordPressを例に手順を書きますが、他のツールでもボタンの名前が違うだけで、やることはほぼ同じです。

WordPressでの貼り方(5ステップ)

  1. リンクを貼りたい記事の編集画面を開きます。
  2. 本文の中から、リンクにしたい文字をドラッグして選択します(例:「中古スマホの法人買取の流れ」)。
  3. 文字を選ぶと小さなメニューが出てくるので、鎖のかたちをした「リンク」ボタンを押します。キーボードなら Ctrl+K(Macは⌘+K)でも同じです。
  4. 入力欄に、つなぎたいページのタイトルの一部を打ちます。自分のサイトの中にある記事が候補として出てくるので、その中から選びます。URLを手で打つ必要はありません。
  5. Enterを押して確定し、最後に「更新」を押します。公開中のページを見て、文字に色がついて押せる状態になっていれば完了です。

リンクにする文字は「こちら」をやめる

いちばん多い惜しい貼り方が、リンクにする文字(専門用語ではアンカーテキストと呼びます。要するに、青くなって押せる部分の文章のことです)を「こちら」「詳しくはこちら」にしてしまうことです。

読む人にとっては、押す前にどこへ行くのか分かりません。検索エンジンにとっても、リンク先が何のページなのかを判断する手がかりが「こちら」しか無い状態になります。リンク先の中身が分かる言葉にするだけで、人にも検索エンジンにも伝わり方が変わります。

惜しい書き方 良い書き方
詳しくはこちら 中古スマホの法人買取の流れをまとめています
料金についてはこのページ 出張買取の料金と対応エリアをご覧ください
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そのほか、気をつけたい4つのこと

  • 同じページへ、同じ文言で何度も貼らない。1本の記事の中で、まったく同じ言葉のリンクをいくつも並べると、読む人がくどく感じます。関連が強い場所に1〜2本で十分です。
  • 画像だけのリンクには説明文を入れる。バナー画像にリンクを貼る場合、画像の「代替テキスト」(画像が表示されないときに代わりに出る説明文の欄)が空だと、何へのリンクか伝わりません。「料金表ページ」のように一言入れておきます。
  • 新しいタブで開く設定は、自社サイト内では基本的に不要です。「新しいタブで開く」にチェックを入れると別ウィンドウが開きますが、同じサイト内の移動でこれをやると、タブが増えて読む人が混乱します。外部のサイトへ送るときだけで構いません。なお、リンク設定の中に「nofollow」(検索エンジンにこのリンクをたどらせない、という指定)という項目がある場合も、自社内のリンクでは付けません。
  • リンク切れを放置しない。ページを削除したりURLを変えたりすると、押しても「ページが見つかりません」と出る状態になります。確かめ方は2つ。ひとつは、Search Console(Googleが無料で出しているサイトの健康診断ツール)の「ページ」の画面で、見つからないページが増えていないか見ること。もうひとつは「リンク切れ チェック」で出てくる無料の確認ツールに自社のURLを入れて、まとめて調べる方法です。月に一度ほど見れば十分です。

貼り方に正解のパターンがあるわけではありません。ただ「どこへ行くのかが文字で分かる」これだけ守れば、大きく外すことはありません。ページを直す順番に迷うときは、ホームページのどこから直すかの優先順位の決め方もあわせてご覧ください。

WordPressでのリンク手順

  1. 編集画面を開くリンクを貼りたい記事の編集画面を開く
  2. 文字をドラッグ本文中からリンクにしたい文字を選択する
  3. リンクを押す鎖マークのボタンまたはCtrl+Kを押す
  4. 候補から選ぶタイトルの一部を打ち出た候補から選ぶ
  5. 確定して更新Enterで確定し最後に更新ボタンを押す

まとめ:つなぐところから始めれば、今あるページが働き始める

内部リンクは、自分のサイトの中のページ同士を案内板でつなぐことです。新しくページを作る必要も、デザインを作り直す必要もありません。すでに書いてあるページの文章の中に、関連するページへの行き先をひとつ置く。それだけで、今日のうちに手をつけられます。ホームページの改善の中で、ここまで元手がかからず、自分の手で終わりまでやりきれるものは多くありません。読んでくれた人が次のページに進めるようになり、検索エンジン側にも「このサイトにはこういうページがある」と伝わりやすくなります。

この記事でお伝えしたことの再掲

  • 確かめる:主要なページを開き、本文中に他のページへのリンクがいくつあるか数える。ゼロなら、そこが手を入れる場所です。
  • 行き止まりを探す:メニューからもどこからもたどり着けないページがないか。古い記事ほど取り残されがちです。
  • つなぐ向きを決める:よく読まれているページから、読んでほしいページへ。また、細かい話題のページから、その分野の中心になるページへ。
  • アンカー(リンクにする言葉)を具体的に:「こちら」ではなく「料金の内訳」「対応エリア」など、行き先の中身が分かる言葉にする。
  • 数を欲張らない:1ページに十数本も並べるより、本当に関係のある2〜4本のほうが読む人に親切です。
  • 最後にリンク先を踏んで確認:実際にクリックして、意図したページが開くか、スマートフォンでも押しやすいかを見る。

ただし、効果の出方はサイトの状態によって大きく変わります。もともとページ数が少ない場合、内容が検索する人の知りたいことと合っていない場合、そもそも検索に載っている状態になっていない場合では、同じ作業をしても見え方が違います。内部リンクを整えれば順位が上がる、問い合わせが増える、とお約束できるものではありません。あくまで、今あるページが持っている力を取りこぼさないための土台づくりとお考えください。

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私たちSHIROTSUME GRASS株式会社は、もともとSEOの会社ではありません。本業は法人向けの中古スマートフォン・PCの買い取りと販売です。その集客を外に頼まず、自分たちでSEOの記事を書いて行ってきました。そこで結果が出たので、同じやり方を他のお店や会社にもお渡ししています。だから書けるのは、教科書の話ではなく、実際に自分の手を動かして確かめたことだけです。内部リンクのような地味な作業が、なぜ後から効いてくるのかも、その延長線上でお伝えしています。

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