業種べつ

士業ホームページの相談方法・予約ページの書き方|オンライン面談対応の伝え方

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月30日公開

弁護士、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士。オンラインでの面談を受けている事務所はすっかり増えました。ところがホームページを拝見すると、「オンライン面談も可能です」の一行だけで終わっていることが少なくありません。書いてある以上、伝えたつもりになるのは当然です。日々の業務のあいだを縫ってホームページまで手を回すのは、無理もないことだと思います。

ただ、相談しようか迷っている方の頭の中には、もっと手前の疑問が並んでいます。初回はいくらかかるのか、何分くらいなのか、何を用意していけばいいのか、オンラインとは具体的に何をどうつなぐのか。そこが分からないまま電話番号だけ置かれていると、せっかく良い仕事をされていても、問い合わせの一歩手前で止まってしまいます。この記事では、相談の受け方と予約の導線だけに絞って、今日ご自身で直せる形で整理します。なお、士業の広告表現は所属会の会則や指針の対象になります。掲載前に必ず所属会の規定をご確認ください。

相談を迷っている方が、ページで最初に探している4つのこと

結論から書きます。士業事務所のホームページを開いた相談検討者が、最初の数十秒で探しているのは次の4点です。この4点がそろっていないうちは、どれだけ丁寧な解説記事を載せていても、連絡という行動までは進みにくくなります。

  • 費用:初回相談は無料か有料か。有料ならいくらで、どこまでが初回の範囲か
  • 所要時間:30分なのか60分なのか。延長したときの扱いはどうなるか
  • 持ち物・準備:当日までに何を用意すればよいか。手元に書類がなくても相談できるのか
  • 相談方法:来所・電話・オンライン面談のどれに対応しているか。オンラインの場合、何を使うのか

相談を考えている方は、ほとんどの場合、同じ分野の事務所を2〜3件並べて見ています。そのとき選ばれる理由は「経歴が立派だったから」よりも、「このページを読んだら、自分が何をすればいいか分かったから」であることが少なくありません。相談という行為自体が初めての方にとっては、費用や所要時間が分からない状態で電話をかけるのは、かなり勇気がいることだからです。

よくある並び順が、この4点を下に押し下げている

多くの士業事務所のホームページは、トップページの上から「代表挨拶」「事務所の沿革」「取扱分野の一覧」という順で並んでいます。これは紙のパンフレットをそのままページにした場合に自然と生まれる並び順で、作り方として間違っているわけではありません。ただ、この構成だと初回相談の条件は、どうしても下のほうに置かれます。そして下のほうまで読む方は、思っているよりずっと少ないのが実情です。

つまり、情報が「ない」のではなく「読まれる位置に置かれていない」。これは非常にもったいない状態です。書いてあるものを上に動かすだけで改善できる余地があるということでもあります。

スクロール回数を数える、1分の自己点検

難しい道具は要りません。次の手順で、ご自身のページを確認してみてください。

  1. スマートフォンで、自分の事務所のホームページのトップページを開く
  2. 上から順に、指でゆっくりスクロールしていく
  3. 「初回相談は◯分/◯円」「オンライン面談に対応」といった記述が最初に出てくるまで、画面が何回切り替わったかを数える
  4. 同じことを、取扱分野のページ(相続、労務、登記など)でも行う

目安として、スマートフォンで3回スクロールしても4点のどれにも出会わない場合は、位置を見直す価値があります。理想は、最初の画面の中に「初回相談30分・無料/来所・オンライン対応」といった一行があり、その下に詳しい表が続く形です。見出しの付け方を整理するだけでも、探している情報にたどり着きやすくなります。

「相談しやすさ」と「他より優れている」は別の話

ここで一点だけ注意があります。費用・時間・持ち物・相談方法を分かりやすく書くことは、事実の案内であって、宣伝文句ではありません。一方で「地域で最も実績がある」「他事務所より解決力が高い」といった比較・優位性の表現は、士業ごとに所属会の会則や広告規程で扱いが定められている場合があります。書き方を変える際は、所属会の規定を確認のうえで進めてください。

本記事では以降、この4点を具体的にどう書き表すか、特にオンライン面談の伝え方と予約の受け方に絞って整理していきます。

検討者が最初に探す4項目

  • 費用無料か有料か、有料なら金額と初回の範囲
  • 所要時間30分か60分かの目安や延長時の扱い
  • 持ち物・準備当日用意する書類や手ぶら相談の可否
  • 相談方法来所やオンラインの対応と使うツール

初回相談の条件を表にまとめる|時間・費用・持ち物・方法

相談を考えている方が知りたいのは、「どのくらい時間がかかるのか」「いくらかかるのか」「何を持っていけばいいのか」の3つに尽きます。これを文章だけで書くと、どうしても長くなり、読む側は自分に当てはまる部分を探さなければなりません。来所・電話・オンラインの3つを横に並べた表にすると、一目で自分の状況に合う行を見つけられます。まずは見本をご覧ください。

項目 来所相談 電話相談 オンライン相談
初回の所要時間の目安 45〜60分 20〜30分 45〜60分
費用 初回60分まで無料/以降30分ごと5,500円(税込) 初回30分まで無料/以降は来所またはオンラインへご案内 初回60分まで無料/以降30分ごと5,500円(税込)
予約から当日までの流れ フォーム送信→翌営業日までに日時のご返信→当日ご来所 フォーム送信→ご希望の時間帯にこちらから架電 フォーム送信→日時確定後、前日までに接続用のURLをメールでお送りします
当日ご用意いただくもの できればで構いません:関係する書類、届いた通知書 手元に通知書などがあればお手に取りやすい場所に できればで構いません:書類は画面に映すかメール添付で
対応できる時間帯 平日9:00〜18:00(土曜は要予約) 平日9:00〜18:00 平日9:00〜20:00/土曜10:00〜15:00
ご家族の同席 可(人数を事前にお知らせください) 可(スピーカー通話でご一緒に) 可(別の場所からの参加も可能)

各欄を書くときの注意点

表は埋めれば終わりではなく、書き方ひとつで安心にも不信にも変わります。次の4点は特に気をつけてください。

  • 「無料」と書くなら範囲を必ず併記する。何も添えずに無料とだけ書くと、どこまで無料なのかが分からず、かえって連絡しにくくなります。「初回60分まで」「同一の案件で2回目以降は有料」「書類の作成に入る段階からは費用が発生します」のように、境目を言葉にしておくと、相手は安心して一歩目を踏み出せます。
  • 持ち物は「できればで構いません」と添える。書類を並べて書くと、そろえてからでないと相談できないと受け取られ、結局そのままになってしまうことがあります。手ぶらでも話を伺える旨を一行加えるだけで、相談のハードルは下がります。
  • 時間は実際より短く書かない。「30分」と書いて実際は1時間かかると、次の予定を入れていた方に迷惑がかかります。長めの目安を書き、「お話の内容によって前後します」と添えるほうが誠実です。
  • 時間帯は実態に合わせる。平日の日中だけが対応可能なら、無理に広く見せず、その代わりオンラインなら夜も対応できるなどの逃げ道を示します。

公開前に、所属会の規定に照らして一度確認する

士業の広告や表示には、所属する会の規定や指針があります。費用の表示方法、無料をうたう際の条件の書き方、比較や優位性を示す表現などは、分野によって扱いが異なります。表を作ったら、公開前に所属会の広告規定を一度確認のうえで文言を整える、という手順を運用に組み込んでおくと安心です。改定されることもあるため、年に一度は見直す日を決めておくとよいでしょう。

なお、表に書いた金額や時間を本文の別の場所にも重ねて書くと、片方だけ直し忘れて食い違いが起きます。条件は表の一か所に集約し、他のページからは見出しの付け方を整えたうえでそのページへ誘導する形にしておくと、後の更新が楽になります。

オンライン相談の書き方|接続方法が分かると迷いが消える

多くの事務所のページには「オンライン相談対応可」と一行だけ書かれています。対応していることは伝わるのですが、相談者側からすると、そこから先が何も分かりません。分からないまま申し込むのは不安なので、結局電話もフォームも使わずにページを閉じてしまう。これは案内の書き方ひとつで変わる、もったいない場面です。

オンライン相談の書き方|接続方法が分かると迷いが消える

「対応可」の一行では解消されない5つの不安

オンライン相談をためらう方が心の中で止まっているのは、だいたい次の5点です。

  • アプリを入れる必要があるのか。パソコンに詳しくないので、インストール作業が不安
  • 顔を映さないといけないのか。部屋を見られたくない
  • 通信料や通話料はかかるのか
  • 家族に聞かれたくない話なので、自宅で話して大丈夫か
  • 戸籍や契約書などの資料は、どうやって見せればよいのか

この5つに先回りして答えるだけで、案内文は見違えます。逆に言えば、ここが書かれていない限り「対応可」は飾りのままです。

使うツールを名前で書き、必要な操作まで添える

「ビデオ通話で行います」ではなく、ツール名を出します。そのうえで、相談者が何をすればよいのかを一言そえます。

  • Zoom:こちらからお送りするURLを押すだけで参加できます。パソコンの場合はアプリを入れずにブラウザのままでも接続できます(スマートフォンは無料アプリの導入が必要です)
  • Google Meet:URLを押すだけで接続できます。Googleのアカウントをお持ちでなくても参加いただけます
  • Microsoft Teams:会社でお使いの方に。URLから参加できます
  • LINEビデオ通話:普段お使いのLINEから。新しいアプリは不要です
  • 電話のみ:画面を使わず、お電話だけでの相談も承っています

そして、カメラは任意であることをはっきり書きます。「カメラをオフのまま、音声だけでのご相談も可能です」。この一文があるだけで、申し込みへの心理的な重さがかなり軽くなります。

資料の渡し方は、選択肢を並べて示す

相談者が一番つまずくのが資料です。スキャナーを持っている方ばかりではありません。選べる形で書いておきます。

  • メールに添付していただく(ファイル形式は問いません)
  • スマートフォンで撮った写真をそのまま送っていただく
  • 郵送していただく(面談日の3日前までに到着するよう)
  • 当日、画面にかざして見せていただく

「写真で構いません」と書いてあるかどうかで、準備のハードルはまったく違います。

初めての方に効く「接続テスト」の一文

機械が苦手な方向けには、こう書き添えます。「初めての方には、面談前に5分ほどの接続テストを行っています。音声と画面が出るかだけ確認しますので、当日あわてずに済みます」。相談そのものより、接続できるかどうかを心配している方は少なくありません。テストの用意があると分かると、申し込みの最後の一歩が踏み出しやすくなります。

守秘と、録音・録画の扱いを先に書く

オンラインだからこそ、情報の扱いについて先に触れておきます。

  • 相談者側にも、周囲に聞かれない場所からの接続をお願いする一文を入れる(「ご家族に知られたくないご相談も多いため、個室やお車の中など、お一人になれる場所からのご接続をおすすめしています」)
  • 事務所側が録音・録画をするかどうかを明記する(「当方で録音・録画は行いません」など)
  • 相談者側の録音についての考え方も、必要であれば書いておく

なお、相談の案内文に実績や優位性を思わせる表現を入れる場合は、所属会の広告規定に触れることがあります。掲載前に所属会の規定を確認のうえ、表現を整えてください。案内の文章そのものを分かりやすく整えることと、宣伝めいた表現を足すことは別の話です。前者だけでも、伝わり方は十分に変わります。

あわせて、こうした案内をどの見出しの下に置くかも読みやすさを左右します。「オンライン相談について」という見出しを独立して立て、その中に上記を並べるのが分かりやすい形です。

予約の受け方を決める|電話・フォーム・予約システムの使い分け

相談の条件が伝わっても、最後の「どうやって申し込むか」でつまずくと、そこで話は止まってしまいます。窓口は多ければよいというものでもなく、事務所の人数や相談の性質に合うものを選んで、ページ上ではっきり示すことが大事です。まずは、それぞれの受け方の性格を並べて比べてみます。

受け方 相談者の心理的な負担 事務所側の手間 日程調整の往復 記録の残りやすさ 注意したい点
電話 大きい(何を話すか迷う・時間帯を選ぶ) その場で対応が必要 1回で決まりやすい 残りにくい(メモ次第) 不在時の取りこぼし。留守番電話の案内を入れる
メール 中くらい 文面を毎回考える 2〜3往復になりやすい 残る 迷惑メールに紛れる。送信元の確認を習慣に
問い合わせフォーム 小さい(24時間送れる) 項目を決めれば定型化できる 項目次第で1〜2往復 残る 通信の暗号化と、控えメールの自動返信を用意
予約カレンダー型のツール 最も小さい(空き枠を選ぶだけ) 初期設定が必要 原則0回 残る 相談内容を書く欄を別に設ける
LINE 小さい(気軽に送れる) 通知対応が常時発生 1〜2往復 流れて埋もれやすい 個人端末と混ざらない運用に。守秘の観点から詳細はLINE上で扱わない旨を明記

離脱の多くは「日程調整の往復」で起きている

申し込みがあったのに面談まで進まない、という場合、原因は日程のやり取りにあることが少なくありません。「ご都合はいかがでしょうか」→「この日は難しく」→「では別日で」と三往復もすれば、その間に相談者の気持ちは冷め、他の事務所を探し始めます。

これを減らす方法はひとつで、こちらから先に空き枠を見せることです。予約カレンダー型のツールを使えば相談者が直接枠を押さえられますし、ツールを入れない場合でも、フォームの中に「第1希望〜第3希望」を書く欄を置く、あるいは「来週の相談可能枠:火曜14時/木曜10時・16時」とページに書いておくだけで、往復は大きく減ります。

フォームの項目は少なくする

入力欄が多いほど送信は減ります。最初に必要なのは、面談の日時を決めるための情報だけです。

  1. お名前
  2. 連絡先(電話またはメール、どちらに返してよいかも選べると親切)
  3. 相談内容の概要(数行の自由記入で十分)
  4. 希望する相談方法(来所・オンライン・電話)
  5. 希望日時の候補

相続や紛争の案件で、利益相反の確認のために相手方のお名前を伺う事務所もあります。その欄を置く場合は、「すでに相手方からご相談をお受けしている場合、お引き受けできないことがあるため確認させていただいています」と、理由を一言そえてください。理由のない個人情報の質問は、そこで手が止まる原因になります。なお、入力欄や送信ボタンの文言の付け方は、予約導線の作り方の考え方が業種を問わず参考になります。

返信の目安時間を書いておく

送信したあと、いつ返事が来るか分からない時間は不安です。「2営業日以内にご連絡します」「土日祝にいただいたご連絡は翌営業日の対応となります」と書いてあるだけで、待っている側の落ち着きがまるで違います。送信直後に自動返信メールが届く設定にしておけば、届いたかどうかの不安も消えます。

なお、予約ページに書く案内文は、所属会の広告に関する規定の範囲内かどうかを必ず確認のうえで整えてください。

予約ページに載せる文章の実例と、避けたほうがよい表現

ここでは、そのまま下敷きにして使える文章の型を並べます。事務所の実情に合わせて数字や言い回しを置き換えてください。なお士業の広告表現は所属会の規定の対象になりますので、掲載前にご自身の所属会の規定を確認のうえでお使いください。

予約ページに載せる文章の実例と、避けたほうがよい表現

1. 冒頭の一文|どんな状態の方が相談できるか

最初の一文で「自分が相談してよい相手か」が分かると、迷いが減ります。

  • 「まだ依頼するかどうかを決めていない段階でも構いません。状況を整理するところからご一緒します。」
  • 「他の事務所で一度ご相談された方も、資料をお持ちいただければそのままお話を伺えます。」
  • 「ご本人以外(ご家族・ご担当者の方)からのお問い合わせも承っています。」

2. 相談の流れを番号で示す

段取りが見えると、送信前の不安がかなり減ります。返信までの日数は必ず自分で守れる範囲で書きます。

  1. 予約フォームを送信していただきます(所要3分程度)。
  2. 2営業日以内に、担当者よりメールでご返信します。
  3. 候補日時をやり取りし、日程を確定します。
  4. オンラインの場合は、前日までに接続用のURLをメールでお送りします。
  5. 当日、お時間になりましたらURLを開いてご参加ください。

3. オンラインの手順は、押す場所まで書く

「ウェブ会議で対応します」だけでは伝わりません。画面のどこを操作するかまで書き切ります。

  1. お送りしたメール内のURLをクリックします。
  2. スマートフォンの場合はアプリの起動を求められますので、画面の案内に従って進みます。
  3. 名前の入力欄が出たら、予約時のお名前をご入力ください。
  4. 「参加」を押すと、こちらが応答するまで待機画面になります。
  5. マイクとカメラの許可を聞かれたら「許可」を選んでください。カメラを使わずお声だけでの参加も可能です。

4. キャンセル・日程変更の書き方

連絡先と期限を具体的に書いておくと、無断の不参加が減ります。「ご都合が変わった場合は、前日までにメール(宛先)またはお電話(番号・受付時間)でご連絡ください。当日のご連絡でも、分かった時点でお知らせいただければ結構です。」といった調子で、責めない書き方にしておくのがおすすめです。

5. 相談後の連絡について一文添える

送信をためらう一番の理由が「営業されそう」です。「ご相談後に、こちらから繰り返しご連絡を差し上げることはありません。ご依頼のご判断は、お客様のタイミングでお決めください。」と明記しておくと、入口の心理的な負担が下がります。

避けたほうがよい表現

  • 成果や解決を保証する書き方|「必ず解決します」「認められます」など、結果を約束する表現。
  • 他事務所との優劣比較|「他より安い」「他では対応できない」といった比較。
  • 過度に不安をあおる表現|「今すぐ動かないと手遅れ」といった煽り。
  • 根拠を示せない数字や順位|「地域No.1」「実績多数」など、出典や集計方法を示せないもの。

いずれも所属会の広告規定で制限されている場合があり、掲載前の確認が必要です。体験談やお客様の声についても、掲載の可否や条件は会によって扱いが異なります。載せたい場合は、規定を確認したうえで、本人の同意と記載範囲を整理してから進めてください。文章の並べ方そのものは、見出しの付け方の基本に沿って整理すると読み手が追いやすくなります。

予約から相談当日までの流れ

  1. フォーム送信予約フォームから必要事項を入力して送信
  2. 日程の確定2営業日以内に届くメールで候補日を調整
  3. URLの受信オンラインの場合は前日までにURLが届く
  4. 当日面談に参加時間になったらURLを開いて接続する

まとめ

相談方法と予約の受け方を整えるのに、新しいページを一から作る必要はありません。すでにある事務所案内や「ご相談の流れ」の下に、初回相談の条件をまとめた表を1つ足す。まずはそこからで十分です。文章を増やすより、相談を考えている方が探している答えが同じ場所に並んでいることのほうが効きます。すでに持っている情報を並べ替えるだけで形になることも多く、半日あれば下書きまで進められます。

やることの再確認

  1. 4つの疑問に答える表を置く…初回相談の時間、費用(無料か有料か、有料ならいくらか)、持ち物、相談方法(来所・オンライン・電話)。この4つが1か所にまとまっているだけで、読む方の迷いはかなり減ります。
  2. オンラインの接続手順を書く…使用するツール名、招待のURLがいつ届くか、アプリの用意が必要か、カメラを切ってもよいか。「パソコンが苦手でも大丈夫です」の一言より、手順が3行あるほうが安心されます。
  3. 予約の往復を減らす…希望日を第3希望まで書ける欄、相談したい内容の選択肢、折り返しの連絡先(電話かメールか)を先に聞いておくと、やり取りが1往復で済みます。
  4. 返信の目安を書く…「2営業日以内にご返信します」「土日のお問い合わせは翌営業日の対応となります」。返事が来るタイミングが分かることが、送信ボタンを押す後押しになります。
  5. 所属会の規定を確認する…各士業には広告に関する会則や指針があります。初回相談の費用の書き方、比較・優位性を示す表現などは、公開前に所属会の規定を確認のうえで文言を整えてください。

書いたあとに、外から見てどう映るか

ここまでの内容は、どれもご自身で無料で進められます。ただ、自分の事務所のページは毎日見ているぶん、どこが分かりにくいかを判断しにくいものです。相談先を探している方は初めてそのページを開くわけで、書き手が当たり前だと思っている前置きを知りません。表を足したあと、普段そのページを見ない方に声に出して読んでもらうだけでも、言葉足らずな箇所が見つかります。あわせてページタイトルの付け方も見直しておくと、検索結果に出たときの伝わり方が変わります。

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