費用のこと

SEO会社との契約前に必ず聞いておく5つの質問と費用の内訳

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月9日公開

ホームページはすでにお持ちで、きちんと作られている。それなのに問い合わせのメールや電話が思うように鳴らない。そんなとき、SEO(検索で見つけてもらうための改善)を外部に頼もうかと考えるのは自然な流れです。ただ、いざ見積書を前にすると、月額の金額だけが並んでいて、何にいくら使われるのかが読み取れない。同じ「SEO対策」という言葉でも、会社によって20万円のものもあれば月3万円のものもある。この時点で手が止まってしまうのは、無理もないことだと思います。

この記事では、契約書にサインする前に、相手にそのまま聞いていただきたい5つの質問をまとめました。あわせて、費用の相場がなぜこれほど幅広いのか、その金額の内訳に何が含まれているのかも先にお伝えします。専門的な言い回しは使わず、受け取った答えが良いのか悪いのかをご自身で判断できる形で書いています。

まず結論:契約前に聞くべき5つの質問

SEOの会社に依頼するとき、何を聞けばいいのか分からないまま見積書だけを見比べてしまう――これはとても多い話です。金額の大小だけでは、その会社が何をしてくれるのかは分かりません。そこで、契約書にハンコを押す前に、必ず口頭でもメールでも投げておきたい質問を5つ、先に出してしまいます。

  1. この金額は、何の作業に対する対価ですか(内訳)
  2. 最初の3か月で、具体的に何をしますか(作業計画)
  3. 成果は、どの数字で報告されますか(順位だけか、問い合わせ数まで見るか)
  4. 記事やページ、各種アカウントは、契約が終わったあとこちらに残りますか
  5. 解約の条件と、最低契約期間を教えてください

この5つは、どれも担当者が誠実であれば数分で答えられる内容です。答えに詰まる、話をそらす、「お任せください」で済ませる――そうした反応そのものが、判断材料になります。以下、それぞれ「なぜ聞くのか」と「良い答え・危ない答え」を短く添えます。詳しい見方は、この記事の後半で一つずつ掘り下げていきます。

1. 内訳を聞く理由

月額10万円と言われても、それが記事を何本書く費用なのか、サイトの作り直しを含むのか、ただの「管理費」なのかで中身はまったく違います。良い答えは「記事◯本、打ち合わせ月1回、レポート作成、その他の調整」と作業単位で分けて説明できること。危ない答えは「SEO対策一式」とだけ書かれた見積書です。

2. 最初の3か月の計画を聞く理由

SEOは効果が出るまで時間がかかります。だからこそ、最初の数か月に何をするかが決まっていないと、後から「何も進んでいない」と気づくことになります。良い答えは「1か月目は現状調査とページの整理、2か月目から記事を月◯本」と順序で語れること。危ない答えは「様子を見ながら進めます」だけで終わる説明です。

3. 報告される数字を聞く理由

順位が上がっても問い合わせが増えなければ、商売としては意味がありません。良い答えは、検索結果に表示された回数、クリックされた回数、問い合わせにつながった数まで見ている会社。危ない答えは、特定のキーワードの順位表だけを毎月送ってくる形です。順位は上がっても、そもそも誰も検索していない言葉かもしれません。

4. 所有権とアカウントを聞く理由

書いてもらった記事や、設定してもらった計測の管理画面が業者側のものだと、契約終了と同時に消えたり見られなくなったりすることがあります。良い答えは「アカウントはお客様名義で作り、記事の権利もお客様に帰属します」。危ない答えは「弊社の管理システム上で運用します」とだけ言われる場合です。

5. 解約条件を聞く理由

合わないと感じたときに抜けられるかどうかは、契約前にしか確認できません。良い答えは最低契約期間と解約の申し出時期がはっきりしていること。危ない答えは、長期縛りがあるのに口頭では触れられない場合です。

なお、依頼を検討する前に、ご自身でサイトの状態をざっと点検しておくと、提案の中身が正しいかどうかを判断しやすくなります。

SEOの費用はなぜこんなに幅があるのか——相場と内訳

SEOの見積もりを数社から取ると、月3万円の会社もあれば月20万円の会社もあって、同じ「SEO」という言葉なのに何が違うのか分からなくなります。幅が大きいのは当たり前で、やっている作業の量と種類がまるで違うからです。まずは世の中にどんな料金帯があるのかを整理します。

SEOの費用はなぜこんなに幅があるのか——相場と内訳

大きく3つの型に分かれる

型 費用の目安 主にやること 向いている状況
スポット診断・改善型 数万円〜十数万円(1回) 既存サイトを点検し、ページの構成・見出し・表示速度・検索に載っていないページなどを洗い出して直す ページはあるのに成果が出ていない。まず現状を知りたい
記事を継続的に作る型 月3万円〜20万円程度 検索されている言葉を調べ、毎月決まった本数の記事を書いて公開する サイトの土台はあるが、受け皿になるページが足りない
サイト構築から任せる型 初期数十万円+月額数万円〜 サイトそのものを作り直し、その後も記事や改善を続ける サイトが古い、スマホ対応が弱いなど土台から見直す必要がある

ちなみに当社の場合は、構造改善だけなら10万円、記事を作る型は初期5万円+月3万円、サイト構築から入る場合は初期20万円〜+月5万円〜(いずれも税別)としています。相場の中では分かりやすい位置に置いているつもりですが、大事なのは金額そのものより、その金額で何時間ぶんの作業が入るのかです。

金額を決めているのは「人が手を動かす時間」

SEOには仕入れも材料もありません。費用のほとんどは人件費です。内訳は、だいたい次の4つに分かれます。

  • 調査・設計……お客さんがどんな言葉で探しているかを洗い出し、どのページで受けるかを決める作業。最初の1か月に集中しやすく、ここが雑だと後の記事が全部ずれます。どんな言葉で来ているかを確かめる方法は自社でも確認できるので、あらかじめ見ておくと説明の質が分かります。
  • ページの構造や表示速度の修正……見出しの付け直し、重複したページの整理、重い画像の軽量化など。サイトの作りによって手間が10倍違うこともあり、ここが見積もりの差になりやすい部分です。
  • 記事の執筆……本数、1本あたりの文字量、取材や写真撮影があるかどうか。3000字の記事を社内の知見だけで書くのと、担当者に1時間取材して書くのとでは原価がまったく違います。
  • 計測と報告……アクセスや検索での表示回数を見て、翌月に何をするか決める作業。毎月の打ち合わせがあるかどうかで月額が1〜3万円ほど変わります。

比較するのは金額ではなく「何本・何時間」

同じ月5万円でも、記事2本+報告ありの会社と、短い記事10本を機械的に出す会社では、中身が別物です。どちらが良い悪いではなく、目的に合うかどうかの問題なので、見積もりを並べるときは金額の横に次の項目を書き足してみてください。

  1. 月に記事は何本か。1本あたりおよそ何文字か
  2. 取材や打ち合わせは月に何回・何分か
  3. ページの修正作業は含まれるか、別料金か
  4. 報告は書面か、口頭か、なしか
  5. 最初の3か月で何をするかが具体的に書かれているか

なお、ここで挙げた相場はあくまで目安です。地域や業種、競合の多さによって必要な作業量は変わりますし、同じ金額でも都市部の激戦業種では足りないこともあります。「相場より安い/高い」で判断せず、提示された作業量と自社の状況が釣り合っているかで見てください。

質問1・2を深掘り:内訳と最初の3か月の作業計画

見積書で一番注意したいのが、「月額◯万円 SEO対策一式」という一行だけの書き方です。金額の大小よりも、その中で誰が何時間、何をするのかが分からないことが問題です。内訳が見えないと、作業が減っても気づけませんし、逆に「もっと記事を増やしたい」と思ったときに、いくら足せばいいのかも判断できません。契約前のこの一手間が、後の不満のほとんどを防いでくれます。

内訳を聞くときの具体的な言い方

難しい言葉を使う必要はありません。次のように、素朴に数で聞くのが一番はっきりします。

  • 「この月額のうち、記事制作は何本分ですか。1本あたりの目安の文字数も教えてください」
  • 「調査にあたる作業は最初だけですか、それとも毎月ありますか」
  • 「ページの修正作業は月に何件まで含まれますか。それを超えたらいくらですか」
  • 「報告は月1回ですか。打ち合わせの時間は料金に入っていますか」
  • 「写真や図版の用意は、こちらで出す形ですか、そちらで用意されますか」

誠実に仕事をしている会社なら、この場で口頭でも答えられますし、後から表や箇条書きで整理したものを出してくれます。逆に「全部ひっくるめてやりますので」としか返ってこない場合は、まだ作業の中身が決まっていないか、月によって手をかけたりかけなかったりする可能性があります。その場での即答にこだわらず、「書面でいただけますか」と頼んでみてください。

最初の3か月で何をするかを確認する

SEOの作業は、契約した翌日から記事がどんどん出てくるものではありません。多くの場合、次のような流れになります。

  1. 初月:いまのホームページの現状を洗い出す。どのページが検索に載っているか、どんな言葉で人が来ているか、表示が極端に遅いページはないかを確認し、狙う言葉を決める。
  2. 2か月目:決めた言葉に合わせて、既存ページの書き直しや不足しているページの制作に入る。あわせて直す順番の優先順位をすり合わせる。
  3. 3か月目:制作を続けながら、公開したページが検索に載ったか、どんな言葉で表示されているかを見て、次の分の方向を調整する。

ここで確かめたいのは、初月の「洗い出し」に何日かけるのか、そして2か月目以降に実際の制作が始まるのかという点です。初月から記事を量産すると言われた場合は、誰に向けて何を書くかを決めないまま書き始めることになりがちで、後から作り直しになることがあります。

「来月には問い合わせが増えます」は疑っていい

新しく作ったページや直したページが検索結果に反映され、人が訪れるようになるまでには、一般に数か月かかります。公開してすぐ検索に載ることもありますが、載ることと、継続して見てもらえる位置に表示されることは別の話です。

ですから、この種の改善は時間がかかるものであり、短期での成果を約束できるものではありません。打ち合わせの席で「来月には問い合わせが増えます」「3週間で結果を出します」と言われたら、その根拠を具体的に尋ねてみてください。納得のいく説明がないまま期限だけが示される場合、提案そのものを慎重に見直す理由になります。あらかじめ「最初の3か月は仕込みの期間」と双方で共有できている関係のほうが、結果的に長く続きます。

最初の3か月の作業の流れ

  1. 初月現状を洗い出して狙う言葉を決める
  2. 2か月目既存ページの修正や不足ページの制作
  3. 3か月目反映状況を見て次の方向性を調整する

質問3を深掘り:何をもって「成果」と呼ぶのかをすり合わせる

毎月届く報告書が、検索順位の一覧だけ。これは珍しいことではありません。順位は見た目に分かりやすく、上下の動きもはっきりするので、報告の材料として扱いやすいからです。ただ、順位が上がったからといって問い合わせが増えるとは限りません。そもそもその言葉を調べている人がほとんどいなければ、1位になっても訪問者はほぼ増えないからです。

質問3を深掘り:何をもって「成果」と呼ぶのかをすり合わせる

だからこそ契約前に、「何をもって成果と呼ぶのか」をお互いの言葉で確認しておくと、あとから話が食い違いません。おすすめは、順位だけでなく次の4つを並べて報告してもらう形です。

見るべき4つの数字

指標 意味 どこで分かるか
表示された回数 検索結果に自社のページが並んだ回数 Search Console
クリックされた回数 その中で実際に押された回数 Search Console
ページを見た人数 サイトに来た人の数 Google アナリティクス
問い合わせ・電話の件数 最終的に仕事につながった数 メール受信箱・着信履歴・フォームの記録

上から順に、数は減っていきます。表示された回数が伸びているのにクリックが増えないなら、検索結果に出ている見出し文が選ばれていない。クリックは増えているのに問い合わせが増えないなら、ページの中身や申し込みの導線に原因がある。どこで止まっているかが分かると、次に手を入れる場所も決まります。

発注前に、自分でも見られる状態にしておく

これらはすべて無料の道具で確認できます。報告書の数字が妥当かを自分で検証できるようになるので、契約前に準備しておく価値があります。

  1. Google Search Console(サーチコンソール:自分のサイトがどんな言葉で検索結果に出ているかが分かる無料ツール)を開き、左のメニューから「検索パフォーマンス」をクリックします。上部にある「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」「平均掲載順位」の4つのボックスをすべてオンにすると、折れ線グラフに4本すべてが表示されます。
  2. 同じ画面を下にスクロールすると「クエリ」というタブがあります。ここが、実際にどんな言葉で検索結果に出ているかの一覧です。期間は右上で「過去3か月」などに切り替えられます。
  3. Google アナリティクスでは、左メニューの「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」を開きます。どのページが何回見られたかが多い順に並びます。
  4. Googleビジネスプロフィール(地図に出るお店・会社の情報)を使っている場合は、管理画面の「パフォーマンス」を開くと、検索や地図で何回表示されたか、電話が何件かかってきたかが月ごとに出ます。
  5. 問い合わせの件数は、手書きのメモでかまいません。月ごとに「フォーム◯件、電話◯件」と残しておくだけで、あとから比べられます。

発注先に「順位だけでなく、表示回数・クリック数・問い合わせ件数も一緒に報告してもらえますか」と聞いてみてください。すぐに「できます」と答え、どの画面の数字を使うかまで説明できる相手なら、日頃から数字を見て動いている可能性が高いと言えます。

「上位表示を保証します」と言われたときの考え方

商談の場で「御社のキーワードで上位表示を保証します」と言われると、心強く感じるものです。けれども、この一言が出てきたときだけは、いったん立ち止まって確かめてください。理由は単純で、検索結果の並び順を決めているのは検索エンジン側であり、外部の会社がそれを確約できる仕組みが存在しないからです。順位は検索エンジンの判断基準の更新や、競合の動き、見ている人の環境によっても変わります。約束できないものを約束している時点で、その会社は何かを曖昧にしている、と考えるのが安全です。

「保証」はどうやって達成されるのか

それでも保証をうたえるのには、たいてい理由があります。よくあるのは次の2つです。

  • 競合がほとんどいない言葉で達成する……自社名や、「○○市 ○○町 △△ 夜間 対応」のような極端に長い語句を対象にする。もともと競う相手がいないので順位は付きますが、検索する人自体がほとんどいないため、問い合わせにはつながりません。契約書の対象キーワードが具体的に何かは、必ず文字で確認してください。
  • 他サイトから不自然に紹介リンクを集める……業者が用意したサイト群から一斉にリンクを張る手法です。他のサイトから紹介されること(被リンク)自体は自然に起きれば良いことですが、お金で量を買う形は検索エンジンの方針に反します。一時的に順位が付いても、後から評価を落とし、元に戻すのに長い時間がかかる危険があります。

警戒したい営業トークと、断り方

次のような言い回しが出てきたら、その場で契約しないことをおすすめします。断る文例も添えました。

言われること どう考えるか 断る文例
「Googleの正規代理店です」 検索結果の順位について、そうした代理店制度はありません。広告の認定パートナー制度と混同させている場合があります。 「順位の方の代理店という制度は聞いたことがないので、根拠の資料をいただけますか」
「今日ご契約なら半額です」 判断の時間を奪うための条件付けです。良い提案なら来週でも成立します。 「社内で確認するので、同じ条件の見積書を書面でください」
「当社独自のアルゴリズム情報があります」 非公開の判断基準を入手できる会社はありません。公開情報と実測からの推測が実務のすべてです。 「どこで公開されている情報か教えてください」
「必ず1位にします」 構造的に確約できません。 「保証の対象キーワードと、達成できなかった場合の扱いを契約書に明記してください」
「リンクを大量につけるので安心です」 方針違反の手法である可能性が高い。 「リンク元のサイト一覧を事前に見せていただけますか」

健全な会社はこう答える

反対に、信頼できる会社の答え方は地味です。「順位はお約束できません。ただ、いまのサイトはこの部分で損をしているので、まずそこを直し、次にこういう言葉で探している方に向けたページを用意します。3か月後には、検索に載っているページ数と、どんな言葉で表示されているかの数字でご報告します」——このように、約束するのは順位ではなく作業内容と報告の中身です。

判断の基準はシンプルで構いません。「結果を約束する会社」ではなく「作業と状態を具体的に説明できる会社」を選ぶ。保証の有無よりも、達成できなかったときに何が起きるか(返金なのか、期間延長なのか、対象キーワードの差し替えなのか)を書面で確かめておくほうが、よほど実務的です。

質問4・5を深掘り:契約が終わったあとに何が残るか

契約前の確認で、いちばん見落とされやすいのがここです。SEOは数か月から年単位で積み上げていく性質のものですから、途中で契約が終わる可能性は必ずあります。そのとき、これまで作ってきた記事やページが手元に残るのか、それとも消えてしまうのかで、支払ったお金の意味がまったく変わります。

解約した瞬間にページが消える契約がある

業者が用意した独自のシステム(その会社だけが使っている管理画面やサーバー)の上にページを作る契約の場合、解約と同時にそのページが公開停止になることがあります。何十本と記事を書いてもらい、検索から人が来るようになっていたのに、やめた翌月にはゼロに戻る、ということが実際に起こり得ます。契約書に「納品物の所有権」「解約後の取り扱い」といった項目があるか、まず目で確かめてください。

契約前に確認したいチェックリスト

  • 記事やページの著作権は誰のものか——自社に譲渡されるのか、業者に残るのか。残る場合、解約後に使い続けられるか
  • ページのデータを持ち出せるか——テキストや画像の一式を、解約時に受け取れるかどうか
  • ドメイン(○○.co.jpなどのサイトの住所)の名義——自社名義か、業者名義か。業者名義だと引っ越しに同意が必要になります
  • サーバーの契約者は誰か——業者契約なら、移管の手順と費用を先に聞いておく
  • 各種アカウントの管理者権限——Search Console、アクセス解析、Googleビジネスプロフィールなどが、自社のアカウントで管理者になっているか
  • 最低契約期間と途中解約の条件——半年・1年の縛りがあるか、違約金はいくらか
  • 担当者が替わったときの引き継ぎ——作業履歴が記録として残っているか、口頭だけか
  • 月次の連絡手段と頻度——報告は月1回か、メールか打ち合わせか、質問の窓口は誰か

特にアカウントの権限は、契約中であっても自社が管理者(オーナー)で、業者を「追加した人」にしておくのが安全です。これなら解約時に権限を外すだけで済み、これまでのデータもそのまま残ります。あわせてSearch Consoleの登録が自社名義になっているかも見ておくとよいです。

参考までに、当社の料金をそのまま載せます

比べる物差しがないと高いか安いか判断できませんので、売り込みではなく参考情報として開示します。いずれも税別です。

プラン 費用 主な作業
A 構造改善 10万円(一回) 今あるサイトの検索に載らない原因や表示の問題を洗い出し、直すところまで
B 記事量産 初期5万円+月3万円 調べる言葉の設計と、継続的な記事の作成・公開
C 構築から 初期20万円〜+月5万円〜 サイトそのものの作り直しと、その後の記事・改善

Aが一回払いなのは、作業が「調べて直す」で完結するためです。BとCに月額があるのは、記事を書き続ける手間と、公開後の数字を見て手直しする作業が毎月発生するからです。他社の見積もりを受け取ったら、この内訳と並べて「同じ金額で何をしてくれるのか」を比べてみてください。金額そのものより、作業の中身が説明されているかどうかが判断材料になります。

解約トラブルを防ぐ確認項目

  • 記事の著作権解約後も自社で使い続けられるか
  • データの持ち出しテキストや画像一式を受け取れるか
  • ドメインの名義自社名義か業者名義かを確認する
  • 各種ツールの権限自社アカウントが管理者になっているか
  • 解約条件と縛り最低契約期間や違約金を確認する

まとめ:聞いてみて、答え方で選ぶ

ここまで、SEO会社と契約する前に確かめておきたいことを順に見てきました。最後にもう一度、5つの質問を短く並べておきます。打ち合わせの前にメモして持っていくだけで、話の進み方が変わります。

  1. 月額の内訳を、作業項目ごとに教えてください——何に何時間、誰が動くのか。
  2. 最初の3か月で、具体的に何をしますか——調査だけで終わらないか、いつから形になるのか。
  3. 何をもって「成果が出た」と判断しますか——順位なのか、検索からの訪問数なのか、問い合わせの件数なのか。
  4. 報告は何を、どのくらいの頻度でもらえますか——見るべき数字と、その読み方の説明があるか。
  5. 契約が終わったあと、何が手元に残りますか——記事やドメイン、解析の権限は自社のものか。

答えの中身より、答え方を見る

大切なのは、返ってきた答えが「正解」かどうかではありません。SEOは条件によって打ち手が変わるので、会社ごとに方針が違うのは当たり前です。見ていただきたいのは、言葉を濁さずに説明してくれるかどうかという姿勢のほうです。

  • 内訳を聞いたときに、項目と時間の目安まで下りて話せるか
  • 分からないこと・確約できないことを「これは今の時点では分かりません」と正直に言えるか
  • 専門用語が出たときに、こちらが聞き返さなくても言い換えてくれるか
  • 「上位表示を保証します」のように、約束できないはずのことを断言していないか

ここで誠実に答えてくれる相手は、契約が始まってからも同じ態度で報告してくれる可能性が高いと考えられます。逆に、質問をはぐらかす、話を大きくするといった場面があれば、金額の安さだけで決めずに一度持ち帰ってよいと思います。

発注の前に、ご自身でできること

業者を比べる前に、ご自身の手元で確かめておくと、話がぐっと具体的になります。どちらも無料でできます。

  • Search Console(サーチコンソール)を見る:Googleが無料で提供している、自社サイトが検索でどう扱われているかを確認できる管理画面です。まだ登録していなければSearch Consoleの登録手順から始め、「検索パフォーマンス」でどんな言葉で来ているか、どのページが見られているかを眺めてみてください。
  • 問い合わせページまでの導線を見直す:スマートフォンで自社サイトを開き、よく見られているページから問い合わせフォームまで何回タップで着くかを数えます。電話番号がすぐ押せるか、フォームの入力項目が多すぎないかも、その場で分かります。

この2つをやっておくと、提案を受けたときに「うちはこのページによく来ているので、そこを直す話をしてほしい」と自分の言葉で言えるようになります。

最後に、わたしたちシロツメWebの成り立ちだけ簡単に。本業は法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売です。その集客のために自分たちでSEO記事を書き、結果が出たので、同じやり方を他社にも提供しています。

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