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自社サイトの健康診断|月に一度見る5項目と無料でできる手順

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月7日公開

ホームページは公開して終わりではなく、公開してからが本番です。とはいえ、日々のご商売をしながらサイトの数字を追いかけ続けるのは、現実的ではありません。多くの方が「見たほうがいいのはわかっているけれど、どこを見ればいいのかわからない」という状態で止まっています。これは無理もないことで、ホームページの管理画面や解析ツールには見られる数字が多すぎて、どれが自分のお店や会社にとって大事なのかが示されていないからです。

この記事では、月に一度・15分ほどで終わる「自社サイトの健康診断」として、見るべき5項目にしぼってご紹介します。どれも無料のツールで、専門知識なしで確認できるものだけです。画面のどこを開き、何という表示を探すのかまで書いていますので、そのまま手を動かしていただけます。なお、ここで挙げる数字は体調を測る体温計のようなもので、良くなれば必ず問い合わせが増える、順位が上がるというものではありません。あくまで「いま自分のサイトがどういう状態か」を知るための目安としてお使いください。

なぜ「月に一度」なのか — 毎日見ても、年に一度でも効かない理由

ホームページの数字を見るとき、いちばん大事なのは「今の数字が良いか悪いか」ではありません。先月と比べて、どちらに動いているかです。健康診断と同じで、1回きりの数値より推移に意味があります。体重が70kgという事実そのものより、半年で5kg増えたのか減ったのかのほうが、次に何をすべきかを教えてくれます。ホームページもまったく同じです。

毎日見ると、かえって判断を誤る

検索からの訪問数は、曜日や天気、季節、たまたま誰かが紹介してくれたかどうかで、日によって簡単に2倍3倍に振れます。毎日見ていると、その日々のブレを「上がった」「下がった」と受け取ってしまい、本当は何も変わっていないのに慌てて中身をいじってしまう。これが一番もったいないパターンです。

さらに、ホームページを直してから検索結果に反映されるまでには、数週間から数か月かかることがあります。昨日直したことが今日の数字に出ることは、まずありません。毎日見る習慣は、労力のわりに読み取れる情報が少ないのです。

年に一度では、気づくのが遅すぎる

逆に年に一度だけだと、問題が起きてから半年以上たって初めて気づくことになります。たとえば、サイトを作り直したときに一部のページが検索に載らなくなっていた、問い合わせフォームが途中でエラーになっていた——こうした不具合は、放っておいた期間がそのまま機会の損失になります。リニューアル後に問い合わせが減ったというご相談の多くも、気づくのが遅れたことで原因の切り分けが難しくなっています。

月に一度というリズムは、検索の動きが表に出てくる周期とちょうど噛み合っています。直した効果が見えはじめ、異変があれば1か月以内に気づける。そして何より、「先月と比べてどうか」という比較が自然にできるのが月次の強みです。

記録は、スプレッドシートに数字を並べるだけでいい

難しい分析は要りません。無料のGoogleスプレッドシートやExcelに、日付と5つの項目の数字を横一列に書き足していくだけです。たとえばこんな形です。

記録日 検索に載っているページ数 検索での表示回数(28日間) 検索からのクリック数(28日間) 表示速度のスコア(スマホ) 気づいたこと・やったこと
4/1 42 3,180 96 52 料金ページを追加
5/1 45 3,460 112 54 写真を軽くした
6/1 45 3,290 105 54 特に変更なし

※上の数字はあくまで書き方の例です。業種やページ数によって規模はまったく違うので、他社と比べる必要はありません。見るのは自社の線の向きだけで十分です。

右端の「気づいたこと・やったこと」の列が、実は一番の財産になります。数か月後に数字が動いたとき、その前に何をしたのかが残っていれば、効いた打ち手が見えてきます。逆にここが空白だと、数字だけ眺めても理由がわかりません。

所要時間は、慣れれば15分

初回はツールの画面に慣れる時間が要るので、30〜40分みておくと安心です。2回目からは見る場所が決まっているので、15分ほどで終わります。毎月1日や、月初の決まった曜日など、日付を固定してカレンダーに入れてしまうのがおすすめです。

私たちSHIROTSUME GRASSは、もともと法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売が本業で、その集客を自分たちで記事を書いて行ってきました。そこで痛感したのは、派手な施策よりも続けられる仕組みのほうが効くということです。月に一度、15分。その程度の負荷だからこそ、1年後に12行の記録が残ります。次の章から、その15分で何を見るのかを順に説明します。

点検頻度によるデメリット

毎日見る場合

  • 日々の数値のブレで判断を誤りやすい
  • 検索への反映には数週間以上かかる
  • 労力のわりに読み取れる情報が少ない

年に一度の場合

  • 不具合の発見が半年以上遅れる
  • 放置した期間が機会損失になる
  • 気づいたときには原因の特定が難しい

項目1:検索に載っているページ数(Google Search Consoleの「ページ」)

月に一度の点検で、まず最初に見ていただきたいのがこれです。どれだけ時間をかけて良い内容を書いても、Googleがそのページを認識していなければ、検索結果には一切出てきません。この「Googleに認識され、検索結果に出られる状態」のことをインデックス登録と呼びます。順位を気にするのは、この一歩のあとの話です。所要時間は3分ほどです。

項目1:検索に載っているページ数(Google Search Consoleの「ページ」)

確認の手順

  1. ブラウザで search.google.com/search-console を開き、サイトを登録したGoogleアカウントでログインします。
  2. 左上にサイトのURLが表示されているので、複数登録している場合は点検したいサイトを選びます。
  3. 左メニューの「インデックス作成」の中にある「ページ」をクリックします。
  4. 画面上部に「登録済み」と「未登録」の2つの数字が並んでいます。この2つの数字を、日付とあわせてメモかスプレッドシートに控えます。これが毎月の記録になります。
  5. そのまま下にスクロールすると「ページがインデックスに登録されなかった理由」という一覧表が出てきます。上から3つくらいの理由名と、その件数を控えます。

よく出る「理由」の意味

  • クロール済み – インデックス未登録…Googleはページを見に来たけれど、検索結果に載せる判断をしなかった状態です。内容が薄い、他のページと似ている、といった理由が多く見られます。
  • 検出 – インデックス未登録…ページの存在は知っているが、まだ中身を見に来ていない状態です。新しく公開した直後なら、しばらく待てば変わることもあります。
  • noindex タグによって除外されました…そのページに「このページは検索に載せないでください」という指示が埋め込まれている状態です。問い合わせ完了ページなど意図的な場合は問題ありませんが、載せたいページが入っていたら要確認です。
  • 代替ページ(適切な canonical タグあり)…内容がほぼ同じページが複数あり、Googleが「こちらを正式版とみなす」と判断した状態です。多くは問題ありません。
  • リダイレクトあり…そのURLが別のURLに転送されている状態です。URLを変更したあとなら想定どおりです。

先月と比べて、ここを見る

この項目でいちばん大事なのは、数字そのものより前の月との差です。

  • 登録済みが減っている…最優先で原因を探します。サイトの作り直し、プラグインの設定変更、公開範囲の切り替えなどで、意図せず検索に載らなくなっていることがあります。
  • 未登録ばかり増えている…新しく作ったページがまだ認識されていない可能性があります。該当URLを画面上部の検索窓に貼り付け、「インデックス登録をリクエスト」を押しておくと、確認を促せます(登録を約束するものではありません)。
  • どちらもほぼ横ばい…健全です。次の項目に進んで構いません。

なお、ページを追加していないのに登録済みの数が妙に多い場合は、同じ内容のページが別URLで量産されている可能性もあります。気になったときだけ深掘りすれば十分です。

まだSearch Consoleを使っていない場合

Search ConsoleはGoogleが無料で提供している、自分のサイトが検索でどう扱われているかを見るための画面です。使い始めるには所有権の確認(そのサイトが自分のものだと証明する作業)が必要で、サイトに短いコードを貼る、ドメインの設定に文字列を追加する、といった方法があります。ホームページを作ってもらった制作会社があるなら、「Search Consoleに登録して、閲覧できるようにしてほしい」と伝えるのが一番早い方法です。登録した月は過去のデータがないため、その月が最初の基準値になります。

項目2:どんな言葉で見つけられているか(検索パフォーマンスの4つの数字)

ページが検索に載っていることが確認できたら、次は「どんな言葉で見つけられているか」を見ます。ここが、お客様が頭の中で使っている言葉そのものです。所要時間は5分ほど。見る場所は毎月同じで構いません。

手順(5分)

  1. Google Search Consoleを開き、左のメニューから「検索パフォーマンス」>「検索結果」を選びます。
  2. 画面の上にある期間の指定を「過去28日間」に合わせます。月によって日数が違うと比べにくいので、28日間でそろえるのがおすすめです。
  3. その下に並んでいる4つのタブ「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」「平均掲載順位」を、すべてクリックしてONにします。最初はクリック数と表示回数の2つしかONになっていないことが多いので、残り2つを押し足してください。
  4. 画面を下にスクロールし、「クエリ」というタブを選びます。ここに、実際に検索された言葉が並びます。
  5. クリック数の多い順に上から10〜20語をメモするか、右上の下向き矢印(エクスポート)でスプレッドシートに保存します。先月の分と並べれば、それだけで定点観測になります。

4つの数字を普通の言葉に言い換えると

  • 表示回数=検索結果の画面に自社のページが出た回数。見られたかどうかは別として「出た」回数です。
  • クリック数=そこから実際にページまで来てもらえた回数。
  • 平均CTR=出た回数のうち何%が選ばれたか。100回出て3回選ばれれば3%です。CTRの考え方を押さえておくと読み違いが減ります。
  • 平均掲載順位=その言葉で、平均して何番目あたりに出ていたか。

読み方のパターン

見えている状態 考えられること 次の一手
表示回数は多いが、クリックが少ない 検索結果には出ているが、選ばれていない そのページのタイトルと、検索結果に出る説明文を見直す余地があります
表示回数そのものが少ない そもそも検索に出ている言葉が少ない お客様が使いそうな言葉で、ページや記事を足していく
掲載順位が11〜20番台の言葉がある あと少しで1ページ目に届く位置 そのページの内容を厚くするのが、新しく作るより近道になりやすい
社名・店名での表示回数が伸びている 名前で探される機会が増えている チラシや名刺、紹介など、検索の外の活動が効いている可能性
意図と違う言葉ばかり並んでいる ページの内容と、来ている人の目的がずれている 本来狙いたい言葉を本文の見出しに入れる

見るときの注意

掲載順位は日によって動きます。検索する人がいる場所、パソコンかスマートフォンか、過去にどんな検索をしたかでも変わるため、Search Consoleに出るのはあくまで平均です。1〜2番の上下に一喜一憂する必要はありません。特定の順位をお約束できるものでもありませんし、そこを目標にすると打ち手が小手先になりがちです。

月に一度見るときは、個々の順位ではなく「クリック数の合計が先月よりどうか」「自社が取りたい言葉が一覧に増えているか」の2点だけを追ってください。3か月分並べると、線として動きが見えてきます。

項目3:ページの表示速度と使いやすさ(PageSpeed InsightsとSearch Consoleの「ウェブに関する主な指標」)

どれだけ内容の濃いページでも、開くまでに時間がかかると、読まれる前に戻るボタンを押されてしまいます。電波の状況が悪い場所でスマホから見ている方ほど、その待ち時間は長く感じます。月に一度、トップページと「ここから問い合わせが来てほしい」ページの2つだけ、表示の速さを測っておきましょう。所要時間は4分ほどです。

項目3:ページの表示速度と使いやすさ(PageSpeed InsightsとSearch Consoleの「ウェブに関する主な指標」)

手順:PageSpeed Insightsで点数を控える(3分)

  1. ブラウザで pagespeed.web.dev を開きます。Googleが無料で公開している計測ページで、登録もログインも不要です。
  2. 中央の入力欄に、自社サイトのトップページのURLを貼り付け、「分析」を押します。30秒ほど待ちます。
  3. 結果画面の上部に「携帯電話」と「デスクトップ」のタブがあります。まず「携帯電話」を選びます。スマホから見ている方のほうが多数派なので、スマホ側の数字が実態に近いためです。
  4. 「パフォーマンス」の0〜100の点数を控えます。90以上は良好、50〜89は改善の余地あり、50未満は赤く表示され、かなり待たされている状態です。
  5. 画面を下にスクロールすると「改善できる項目」(または「診断」)の一覧が出ます。上から3つの項目名だけをメモします。中身を理解しなくて構いません。名前を控えておくだけで、制作会社に相談するときの材料になります。
  6. 同じことを、問い合わせを最も期待しているページ(サービス紹介ページ、料金ページなど)のURLでもう一度行います。

よく出てくる指摘を普通の言葉にすると

  • 画像サイズが大きい/適切なサイズの画像……写真のデータが、表示される大きさに対して大きすぎるという指摘です。カメラやスマホで撮った写真をそのまま載せると、まず出ます。
  • 次世代フォーマットでの画像の配信……JPEGやPNGより軽い新しい画像形式(WebPなど)に変えると速くなります、という提案です。
  • 使用していないJavaScriptの削減……そのページでは使っていない機能のプログラムが一緒に読み込まれている状態です。テーマや追加機能(プラグイン)が原因であることが多く、自分で触ると表示が崩れる恐れがあります。

率直に申し上げると、ご自身で手を出せるのは主に画像の軽量化です。写真を縮小して差し替えるだけでも点数は動きます。写真の多いサイトの方は、画像が重すぎないかを確かめる方法を先に試してみてください。プログラム側の指摘は、記録だけ残して制作を依頼した相手に渡すのが現実的です。

あわせてSearch Consoleの「ウェブに関する主な指標」も見る(1分)

PageSpeed Insightsは「いま1ページを測った結果」ですが、Search Consoleには実際にサイトを訪れた方の体感が集計されています。左メニューの「エクスペリエンス」の中にある「ウェブに関する主な指標」を開き、モバイルとPCそれぞれの「不良」「改善が必要」のURL数を控えます。先月より増えていれば、何か重いものが足された可能性があります。数が0、またはデータ不足と表示される場合は、訪問数が少なく判定できていないだけなので心配いりません。

最後に大切な点を。この点数はあくまで目安で、点数を上げれば問い合わせが増えると約束できるものではありません。ただし、開くのに何秒もかかる状態は、読まれる機会そのものを失っています。満点を目指すのではなく、「赤い状態を抜け出す」「先月より悪くなっていない」を確認できれば十分です。

項目4:問い合わせまでの道が通っているか(導線と入口の自己点検)

ここだけは、ツールが数字で教えてくれません。検索に載っていて、人が来ていて、それでも問い合わせがゼロ。その原因が「送信ボタンを押してもメールが届いていなかった」だったというのは、実際によくある話です。しかもフォームが壊れていても、お客様はわざわざ電話して教えてくれません。黙って他社に行ってしまうだけです。

つまり、放っておいて気づける仕組みが最初から無い、というだけのことです。だから月に一度、自分で一度通ってみる。所要時間は3分ほどです。

手順:スマートフォンで、お客様と同じ道を通る

  1. スマートフォンで自社サイトを開きます。パソコンではなくスマホで、というのが肝心です。見え方も押しやすさも別物だからです。トップページから「お問い合わせ」にたどり着くまで、何回タップが必要かを数えてみてください。3回以上かかるようなら、入口が奥まっています。
  2. 実際にテスト送信します。お名前に「テスト」、本文に「月次確認」とでも入れて、最後まで送信します。送信後に「ありがとうございました」などの完了画面が出るかも見てください。出ないまま同じ画面に戻る場合は、エラーが出ているのに気づけない作りになっています。
  3. メールが届くかを2か所で確認します。お客様に自動で返る「自動返信メール」と、自社に届く「管理者宛メール」。どちらも、受信箱だけでなく迷惑メールフォルダも必ず開いてください。ある日から迷惑メール扱いに変わっていた、というのは頻繁に起こります。
  4. 各ページの一番下を見ます。サービス紹介や事例のページを最後まで読み終えたところに、問い合わせへのボタンやリンクがあるか。読み終わった人が、そこで行き止まりになっていないかを見ます。
  5. 電話番号をタップしてみます。スマホで番号を押して発信画面が出れば大丈夫です。画像で作った番号や、ただの文字のままだと、お客様は番号を覚えてキーパッドに打ち直すことになります。その手間で半分は離れます(発信はせず、画面が出た時点で戻ってください)。
  6. 聞く前に知りたい情報が載っているかを確認します。営業時間、所在地、対応エリア、料金のおおよその幅、どんな依頼を受けているか。これが無いと「まず聞いてみる」のハードルが上がります。

チェック表:見る場所と、まず直すこと

確認すること どこを見るか できていない場合にまず直すこと
フォームが送信できる 送信後に完了画面が出るか フォームの設定を制作者に確認。直るまで電話番号とメールアドレスを目立つ位置に出しておく
メールが届く 受信箱と迷惑メールフォルダの両方 迷惑メールなら「迷惑メールではない」に設定。届かないなら送信先アドレスの設定を見直す
自動返信が返る テスト送信に使ったアドレス 自動返信をオンにする。お客様の「届いたかな」という不安を消せます
各ページ下部に導線がある サービス・事例ページの最下部 ページの最後に問い合わせボタンを1つ追加する
電話がタップで発信できる スマホで番号を押す 番号を画像ではなく文字にし、発信リンクにしてもらう
判断材料が載っている 会社概要・料金ページ 営業時間・対応エリア・料金の目安を1行ずつでも追記する

迷惑メールフォルダにお客様からの連絡が溜まっていた、というのも珍しくありません。心当たりがあれば、問い合わせフォームに届く迷惑メールの扱い方もあわせて見ておくと整理しやすくなります。

この3分は、月に一度でも十分です。通っていた道がふさがっていないかを、自分の目で一度確かめる。それだけで、気づかないまま機会を逃す期間を最大でも1か月に抑えられます。

問い合わせ導線の点検項目

  • フォームの送信テスト送信後に完了画面が出るか確認する
  • メールの受信受信箱と迷惑メールフォルダの両方を確認
  • 自動返信の有無送信側に受付完了メールが届いているか
  • ページ下の導線記事末尾に問い合わせボタンがあるか
  • 電話の発信スマホで番号を押して発信画面が出るか

項目5:地図と社名での見え方(Googleビジネスプロフィールと指名検索)

最後は、社名で検索した人にどう見えているかの確認です。社名やお店の名前で検索する人は、すでにあなたのことを知っていて、連絡先や営業時間を探している「問い合わせに最も近い人」です。ここでつまずくと、どんなに記事を増やしても取りこぼしになってしまいます。所要時間は5分ほどです。

手順(5分)

  1. Googleで「社名+地域名」を検索する。普段使っているブラウザだと過去の閲覧が反映されるので、シークレットウィンドウ(Chromeなら右上の「…」→「新しいシークレット ウィンドウ」)で検索すると、はじめて見る人に近い結果が出ます。自社のホームページが1件目に出ているかを確認します。求人サイトや口コミサイトが先に出ている場合は、その状況をメモしておきます。
  2. 店舗情報の枠を確認する。パソコンなら検索結果の右側、スマホなら上部に、地図つきの情報枠(Googleビジネスプロフィール)が出ることがあります。営業時間・電話番号・ホームページのURLが今の内容と合っているかを見ます。年末年始や臨時休業の設定が古いままになっていないかも、この時に合わせて確認します。
  3. business.google.com にログインし、左のメニューから「パフォーマンス」を開く。表示される「閲覧数」「ルートのリクエスト」「通話」の数を、先月分として控えます。ここは検索の数字とは別に、地図から直接電話がかかっている件数が分かる場所です。
  4. 新しい口コミに返信できているか見る。返信は「クチコミ」の画面からできます。内容の良し悪しに関わらず、短くても返しておくと、読んだ人に対応の姿勢が伝わります。
  5. 写真が古いままでないか見る。外観・内観・商品の写真が数年前のものだと、行ってみたら違った、という不一致が起きます。スマホで撮った新しい写真を月に1枚足すだけでも十分です。

実店舗がない業種でも、社名で検索したときの見え方は確認する価値があります。名刺や紹介であなたの会社名を知った人は、必ず一度は検索するからです。社名で検索したときに古い情報が上に出てくる場合は、その原因を別途たどる必要があります。

やってはいけないこと

口コミの数や点数を上げるために、知人や業者に依頼して書いてもらうことは避けてください。Googleのガイドラインに反する行為で、情報枠そのものが表示されなくなる可能性があります。点検の目的は、今ある情報を正しく最新に保つことです。

5項目のまとめ表

項目 見る場所 探す表示 目安時間
1. 検索に載っているページ数 Search Console「ページ」 「登録済み」の件数 3分
2. 見つけられている言葉 Search Console「検索パフォーマンス」 クリック数・表示回数・CTR・掲載順位 5分
3. 表示速度と使いやすさ PageSpeed Insights/Search Console スコアと「ウェブに関する主な指標」の良好なURL数 5分
4. 問い合わせまでの道 自社サイトをスマホで閲覧 電話番号・フォームへの導線 5分
5. 地図と社名での見え方 Google検索/business.google.com 閲覧数・ルートのリクエスト・通話 5分

合計で20分強、慣れれば15分ほどです。毎月この表の数字だけを同じ場所に書き足していけば、それが自社サイトの健康診断の記録になります。

まとめ:15分の記録が、次の打ち手を決めてくれる

ここまで見てきた5項目を、もう一度並べておきます。どれも無料で、特別な知識なしに確認できるものばかりです。

  1. 検索に載っているページ数(Search Consoleの「ページ」)— 自社のページがいくつ検索の対象になっているか
  2. どんな言葉で見つけられているか(検索パフォーマンスの表示回数・クリック数・平均CTR・平均掲載順位)
  3. 表示の速さと使いやすさ(PageSpeed Insightsと「ウェブに関する主な指標」)
  4. 問い合わせまでの道が通っているか(入口になっているページから、連絡先までたどれるか)
  5. 地図と社名での見え方(Googleビジネスプロフィールと、自社名で検索したときの並び)

今月は「数字をメモする」だけで十分です

はじめての月は、直すことを考えなくて構いません。5つの数字を紙でもメモ帳でも表計算ソフトでもいいので、日付とあわせて書き留める。それだけで今月の仕事は終わりです。所要時間はおおよそ15分前後。ページ数が多い場合でも、見る場所は決まっているので大きくは変わりません。

というのも、数字は1回だけ見ても意味を持たないからです。表示回数が320という数字は、先月が280だったのか450だったのかが分からなければ、良いとも悪いとも言えません。2回目、3回目と記録が並んで初めて「増えている」「ここだけ落ちている」という形が見えてきます。改善を考えるのは、2〜3か月分たまってからで十分に間に合います。

動かない月があっても、異常ではありません

検索からの流れは、季節や世の中の関心、検索の仕組み自体の更新など、こちらの手の届かない事情でも揺れます。先月とほとんど同じ数字だった月、少し下がった月があっても、それ自体がおかしいわけではありません。何か月か並べたときに、同じ方向に続いているかどうかを見るほうが確かです。

そして大前提として、この点検をしたから順位が上がる、問い合わせが増える、とお約束できるものではありません。できるのは「いま何が起きているかを把握できる状態になる」ことです。手探りで直すのと、数字を見てから直すのとでは、同じ手間でも結果の出方が変わってきます。

迷いやすいのは「どれから手をつけるか」

実際にやってみると、数字を出すところまでは意外とできるものです。つまずきやすいのはその先で、速度も、載っていないページも、導線も気になる――という状態になったときに、自社にとってどれが優先度が高いのかの判断は、一人ではなかなか決めきれません。考え方はホームページの優先順位の決め方でも整理していますが、サイトの事情によって答えは変わります。

シロツメWebを運営するSHIROTSUME GRASSは、もともと法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売が本業で、その集客を自分たちでSEO記事を書いて行い、結果が出たので同じやり方を他社にもご提供しています。記録した数字を見て迷ったときは、無料のホームページ診断をご利用ください。お申し込みはサイトのURLとメールアドレスだけ、それ以上の情報は不要です。拝見して気づいた点をお返しするだけのものですので、売り込みのご連絡はいたしません。

いまの状態を、数字でお出しします

サイトのURLをひとつ教えていただくだけで結構です。どこに直せるところがあるかを調べて、優先順位をつけた診断書をお送りします。費用はかかりません。ご覧いただくだけで終わっていただいても構いません。

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シロツメWeb(SHIROTSUME GRASS株式会社)/検索順位を保証するものではありません。

シミュレーター月に何件増えれば、元が取れるか

プランと、お仕事1件あたりの利益を入れてみてください。月額をまかなうのに必要な件数を計算します。

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最初の1年(初期費用を含めて 41万円)なら、年に9件でまかなえる計算です。

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月額÷1件あたりの利益で出した計算です。件数が増えることをお約束するものではありません。料金は税別、Cプランは最低価格で計算しています。

まずは、いまの状態を知るところから。

そのホームページ、
まだできることがあります。

今あるホームページのURLだけで結構です。
どこから直すとよいか、わかりやすくお伝えします。

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所要3営業日 / 費用は無料 / 診断だけでも構いません