業種べつ

水回り修理業のホームページが夜間・休日の検索で拾われるには

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月7日公開

水漏れやトイレのつまりは、こちらの都合に合わせて起きてくれません。夜中にふと床が濡れているのに気づいたり、連休の初日にトイレが流れなくなったり。お客様がスマートフォンで業者を探し始めるのは、まさにそういう時間帯です。ところが、ホームページは作ってあるのに、その時間の問い合わせはほとんど鳴らない——そういうお話をよく伺います。

これは、腕や料金の問題ではないことがほとんどです。お客様が困ったときに打ち込む言葉と、ホームページに書いてある言葉が、少しずれているだけ。言い方を変えると、直せる余地がかなり残っているということでもあります。この記事では、水回りの修理を探している方が実際にどんな言葉で検索するのか、その検索に拾われるためにページへ何を書いておけばよいのか、そして費用をかけずに今日から手を動かせる部分を、順番に具体的にご紹介します。

夜間・休日の検索で先に答えておくべきことは3つだけ

深夜にトイレから水があふれた、日曜の朝に給湯器のお湯が出なくなった。こういうときにスマートフォンで検索している人は、じっくり読む気持ちの余裕がありません。見るのは数秒、知りたいことが見当たらなければ、すぐ次のページに移ってしまいます。

そのとき探されているのは、この3つです。

  1. 今すぐ来てくれるのか(受付時間、当日・深夜の対応可否、到着までのおおよその時間)
  2. いくらかかるのか(出張費、夜間・休日の割増の有無、作業ごとの料金の目安)
  3. どこまで来てくれるのか(対応している市区町村の名前)

逆に言えば、この3つさえページを開いた最初の画面に書いてあれば、電話をかける判断ができます。スクロールしないと出てこない位置にあると、書いてあるのに「書いていない」のと同じ扱いになってしまいます。

なぜ「上のほう」でなければいけないのか

スマートフォンの画面に最初に映るのは、ページのごく上の一部分だけです。急いでいる人は、そこに答えがなければ、指を動かす前に戻るボタンを押します。せっかく検索結果に出て、クリックまでしてもらえたのに、内容を読まれないまま終わるのはもったいないところです。

よくあるのが、会社の沿革や代表のあいさつ、施工実績の写真が先に並んでいる形です。これは落ち度ではなく、ホームページを作るときの一般的な順番がそうなっているだけのことで、無理もありません。ただ、水回りの修理は「困ってから探す」商売です。平常時に読む情報と、緊急時に読む情報は、置く順番を変えたほうが届きます。会社の信頼を伝える内容は、3点の下に続けて載せれば十分役目を果たします。

電話番号は「押せる形」になっているか

急いでいる人は、番号を覚えて電話アプリに打ち直すことはしません。番号をタップしたらそのまま発信画面が開く形(電話リンク)になっているかを確認してください。番号が画像として貼られている場合は、タップしても何も起きません。見た目では分からないので、ご自身のスマートフォンで実際に触ってみるのが確実です。

受付時間の書き方で誤解を生まないように

「24時間対応」とだけ書かれていると、料金も同じだと思って電話をかけた方との間で、後から行き違いが起きます。次のように、条件まで含めて一行で書くと親切です。

  • 24時間受付(22時〜翌7時は夜間料金が加算されます)
  • 土日祝も対応(割増はありません)
  • 受付は24時間、出動は当日の状況により翌朝になる場合があります

料金についても、「見積もり無料」「出張費○○円」「基本料金○○円〜」と、はっきりした数字を出せる範囲で書いておくほうが選ばれやすくなります。金額を出すと高く見えると心配される方もいますが、急いでいる人が最も避けたいのは「いくらか分からないまま呼ぶこと」です。

この3点の整理は、同じように緊急性の高い業種でも共通します。考え方の近い例として今すぐ困っている人に見つかる書き方も参考になります。まずはご自身のスマートフォンでトップページを開き、最初の画面に3つが見えているかを確かめるところから始めてみてください。

お客様は「水道修理」とは打たない──実際に使われる言葉を洗い出す

夜中にトイレの水が止まらなくなった人が、スマホに打ち込む言葉を想像してみてください。「水道修理」や「給排水設備工事」とは、まず打ちません。打つのは、目の前で起きている症状そのものです。「トイレ 水が止まらない」「お風呂 詰まり 直し方」。業者側が普段使っている言葉と、困っている人が使う言葉は、驚くほど違います。

お客様は「水道修理」とは打たない──実際に使われる言葉を洗い出す

ここが合っていないと、どれだけ丁寧なホームページを作っても、そもそも出会う場面が生まれません。逆に言えば、お客様が実際に打ち込む言葉(いわゆるキーワード)に合わせて書き直すだけで、見つかる入口は増えます。

症状+場所+状態、という組み合わせで探されている

よく使われるのは、「どこが」「どうなっているか」を並べた言い方です。そこに、急いでいる度合いを示す言葉と、地域の名前がくっつきます。

お客様が打ち込む言葉の例 一緒に付きやすい言葉 想定される状況
トイレ 水が止まらない 今すぐ/夜間/止め方 タンクから水が流れ続けている。まず自分で止めたい
トイレ つまり 自分で 直らない 業者/日曜/市区町村名 ラバーカップを試したが改善せず、頼む先を探し始めた
キッチン 排水溝 水漏れ 床/シンク下/修理 費用 床が濡れて焦っている。いくらかかるかを先に知りたい
お風呂 詰まり 直し方 髪の毛/薬剤/自分で まだ自分で何とかしたい段階。解決できなければ依頼側へ
蛇口 ポタポタ 修理 パッキン/交換 費用/呼ぶ 緊急ではないが放置が気になる。費用次第で依頼
給湯器 お湯が出ない 冬/朝/24時間 生活に直結。即日来てくれる先を探している

夜間・休日の検索では、ここに「今すぐ」「24時間」「日曜 やってる」「夜間対応」といった言葉が重なります。さらに「◯◯市」「◯◯駅」といった地域の名前が加わることも多く、同じ「トイレ つまり」でも、昼と夜では打たれる言葉が変わると考えておくと間違いありません。

自分の商圏でどう検索されているかを、無料で確かめる手順

想像だけで決めず、実際に打たれている言葉を見に行きます。費用はかかりません。

  1. Googleの検索窓に「トイレ つまり」と打ち、Enterを押す前に止めます。その下に自動で出てくる候補が、よく打たれている言い方です。「トイレ つまり 自分で」「トイレ つまり 業者 料金」などが並びます。
  2. 同じ要領で「キッチン 水漏れ」「蛇口 水漏れ」「給湯器」など、自社が対応できる症状を一つずつ試します。出てきた候補はメモに書き写してください。
  3. 候補の後ろに自分の市区町村名を足して打ち、どんな言い方が出るかも見ます。「◯◯市 トイレ つまり 夜間」のような形です。
  4. Enterを押して検索結果を一番下までスクロールすると、「他のキーワード」「関連する検索」という欄があります。ここにも実際に打たれている言い回しが並びます。
  5. Googleビジネスプロフィール(地図に出るお店情報)を登録していれば、管理画面の「パフォーマンス」で、どんな言葉で自社が表示されたかを見られます。これは推測ではなく実際の数字なので、最優先で確認してください。
  6. ホームページ側では、Search Consoleでどんな言葉で来ているかを確かめると、すでに拾えている言葉と、まったく拾えていない言葉の差が見えます。

集まった言葉は、消さずに一覧にしておきます。この一覧が、次の章で扱う「どんなページを作るか」の設計図になります。なお、出てきた候補は時期や地域で変わるので、半年に一度ほど見直すくらいでちょうどよい作業です。

検索キーワードの調べ方

  1. 検索窓の候補を見る症状を入力し、Enterを押す前に出る候補をメモする。
  2. 地域名を足して確認市区町村名を後ろに足し、候補や関連する検索を確認する。
  3. 管理画面の実数を見るビジネスプロフィールやSearch Consoleで実績を見る。

症状ごとにページを分ける──1ページに全部詰めない

「水回り全般、何でも対応します」と書かれた1ページだけでまとめているホームページは、とても多いです。事業として間違っていないどころか正しい説明なのですが、検索という場面ではもったいない形になります。困っている人は「水回り全般」では探さないからです。打ち込まれるのは「トイレ つまり 直らない」「お風呂 排水 流れない」「蛇口 ポタポタ 止まらない」といった、目の前で起きている症状そのものの言葉です。1ページに10種類の症状を詰め込むと、そのページはどの症状についてもうっすらとしか書けず、1つの症状だけを深く書いているページに比べて選ばれにくくなります。

分ける単位の目安

症状ごと、設備ごとに分けるのが基本です。たとえば次のような単位です。

  • トイレのつまり/トイレの水が止まらない(この2つは原因も対処も別物なので分けます)
  • キッチンの排水つまり/シンク下の水漏れ
  • お風呂の排水が流れない/浴室の蛇口の水漏れ
  • 洗面台の水漏れ/洗面所の排水つまり
  • 蛇口のパッキン交換・水栓の交換
  • 給湯器のトラブル(お湯が出ない、エラー表示)
  • 屋外・敷地内の水漏れ、水道メーターが回り続ける

1ページに入れる7つの型

どの症状のページも、中身の並びは同じ型で構いません。毎回同じ順番で書けるので、作業としても楽になります。

  1. その症状で起きていること──詰まりの原因として多いもの、部品の劣化など、何が起きているのかを一般の方の言葉で説明する
  2. 応急処置として自分でできること──止水栓を閉める場所、ラバーカップの使い方、水を止めてからやること
  3. 自分で直せない見極め──ここから先は触らないほうがいい、という線引きを具体的に書く
  4. 作業内容と所要時間の目安──「薬剤では届かない位置の詰まりは機械で除去、おおむね30〜60分」など
  5. 料金の目安──基本料金、作業費の幅、夜間・休日の加算があるならその金額も
  6. 対応エリアと受付時間──何時まで受けるのか、翌朝対応になる場合はその旨も
  7. 問い合わせ導線──電話番号とフォームを、ページの上と下の両方に置く

「自分でできること」を書くと仕事が減る?

応急処置の方法を正直に書くと、お客様が自分で直してしまって依頼が減るのではないか、と心配される方は多いです。ただ、実際に自分で直せる範囲の症状は、もともと業者に頼まない層でもあります。それより大きいのは、「ここまで教えてくれる会社なら、無理な作業や余計な費用を押しつけられないだろう」と伝わることです。応急処置を試して直らなかった人は、その方法を教えてくれたページに戻ってきます。自分で直せない見極めまで書いてあると、「これは自分では無理だ」と判断したその場で電話に進めます。

一気に作らなくていい

10ページ以上必要だと思うと手が止まります。まずは実際に問い合わせの多い症状から2〜3本で十分です。普段の電話で一番多い内容、単価が合いやすい作業、この2つを基準に選んでください。作ったあとはどんな言葉で来ているかを確かめる方法で、どの症状のページがどんな検索語で見られているかを確認し、反応のあった方向に次の1本を足していく。この進め方なら、無理なく増やせます。

地域名の書き方と、夜間・休日対応の見せ方

水回りの困りごとは、ほとんどが「近くで、今すぐ来てくれる人」を探す検索です。実際に打たれる言葉も「○○市 水漏れ 修理」「○○区 トイレ 詰まり 夜間」のように、地域名とセットになります。だからこそ、ホームページに地域名がどう書かれているかで、拾われ方が変わってきます。

地域名の書き方と、夜間・休日対応の見せ方

市区町村名を並べるだけではもったいない

対応エリアのページに市区町村名がずらりと並んでいるだけ、という形はよく見かけます。これは手間をかけずに広く書ける方法ではあるのですが、読んだお客様には「本当にうちまで来てくれるのか」が伝わりません。エリアごとに一言そえるだけで、ぐっと具体的になります。

  • 到着のおおよその目安(例:○○市中心部は受付から40分前後が目安です)
  • そのエリアで多い依頼内容(例:築年数の古い住宅が多く、給湯器まわりのご相談をよくいただきます)
  • 出張費の扱い(エリア内は無料、○○町以北は別途、など)

地名は、市区町村だけでなく、お客様が普段使う言い方も入れておくと拾われやすくなります。町名、駅名、「○○インター周辺」のような言い方です。ただし実際に行けないエリアまで書くのは避けてください。問い合わせの手間が増えるだけで、お互いに良いことがありません。

タイトルと見出しに地域名が入っているか確認する

ページの題名(検索結果に青い文字で出る部分)に地域名が入っていないケースは意外と多いものです。次の手順で確認できます。

  1. 自社サイトのトップページを開き、ブラウザのタブに出ている文字を見る。ここがページの題名です。
  2. 「水道修理のご案内」だけになっていれば、「○○市の水道修理・水漏れ対応|会社名」のように地域名とサービス名を入れた形に直す。
  3. 症状ごとのページも同じように確認し、「○○市でトイレの詰まりを直す」など、そのページの中身に合わせて地域名を入れる。
  4. ページ内の大きな見出しにも、不自然にならない範囲で地域名を一度は入れる。

同じ地域名をむやみに繰り返す必要はありません。読んで自然な文章の中に入っていれば十分です。

Googleビジネスプロフィールを整える

地図に自社が出る無料の登録が、Googleビジネスプロフィールです。水回りのように急ぎで探される業種では、ホームページより先に地図が見られることも珍しくありません。無料でできて、手を入れた分が見た目に反映されやすい箇所です。

  • 営業時間…24時間受付なら「24時間営業」に設定する。年末年始や祝日は「特別営業時間」で個別に登録しておくと、休みだと思われずに済みます。
  • 写真…作業車、スタッフ、実際の作業風景、使っている工具など。人の顔や車が見えると安心感が違います。
  • 説明文…対応エリアと、対応できる症状(水漏れ、詰まり、給湯器、蛇口交換など)を具体的に書く。
  • 口コミへの返信…良い口コミにも、厳しい口コミにも、落ち着いた言葉で返す。返信の内容も読まれています。

項目ごとの点検のしかたはGoogleビジネスプロフィールの登録内容を点検する手順にまとめてあります。

夜間・休日の料金は、隠さず書いたほうがいい

深夜や休日の割増料金を書くと問い合わせが減るのでは、と心配される方もいます。ただ、書かずにいると、現場で金額を伝えた時に断られる確率が上がります。先に明記しておくと、納得した方だけが連絡してくるので、結果として話が早く進みます。

あわせて書き分けておきたいのが、受付と作業開始の違いです。「24時間受付」と書いてあっても、深夜の出動が翌朝になるなら、そう書いておく。「電話は24時間つながります。深夜2時以降のご依頼は、翌朝8時以降の訪問となる場合があります」といった一文があるだけで、行き違いが防げます。

これらは順位を約束するものではありませんが、探している方が知りたいことに先回りして答えておく、という意味では確実に意味のある手入れです。

スマホで見たときに問い合わせできるか──今日できる確認手順

水が漏れている最中の人は、パソコンの前には座っていません。床を拭きながら、片手のスマートフォンで調べています。ですから、ご自身のスマホで自社のホームページを開いて、お客様と同じ目線で確かめてみるのがいちばん早い方法です。パソコンでの見え方がきれいでも、スマホでは電話ボタンが下のほうに埋もれている、ということは珍しくありません。

自分のスマホで確かめる7項目

  1. 電話番号を指で押すと、そのまま発信画面が出るか。画像で作った電話番号や、ただ数字を書いただけの状態だと押しても何も起きません。これは「電話をかける仕掛け(tel:リンク)」が付いていないのが原因で、制作会社に「電話番号をタップで発信できるようにしてほしい」と伝えれば対応できます。
  2. 開いて3秒以内に、スクロールせず電話ボタンが見えるか。見えなければ、画面の下に常に貼りつく電話ボタンを置くのが有効です。
  3. 表示に時間がかかっていないか。写真が大きすぎると、電波の弱い場所では開く前に閉じられてしまいます。気になる方は画像が重すぎないかを確かめる手順をそのまま試してみてください。
  4. 文字が小さすぎないか。指で拡大しないと読めないなら大きすぎる情報量です。料金や対応エリアは特に大きく。
  5. 問い合わせフォームの入力欄が多すぎないか。緊急時に住所や郵便番号まで打つ人はまずいません。お名前・連絡先・症状の3つで十分です。
  6. LINEやSMSでの相談窓口があるか。電話が苦手な方や、集合住宅で声を出しづらい方には写真を送れる窓口が喜ばれます。
  7. 夜間に連絡したらどうなるかが書いてあるか。「深夜も当番が受けます」「翌朝8時にこちらから折り返します」など、返ってくる時間が書いてあるだけで押しやすくなります。

そもそも検索に載っているかを確かめる

直す前に、ページが検索結果に出てくる状態(載っている状態)かどうかも見ておきましょう。検索窓に site:自社のドメイン(例:site:example.co.jp)と打って検索すると、載っているページが一覧で出てきます。トイレのつまりのページや夜間対応のページが見当たらなければ、まだ検索側に認識されていない可能性があります。

次に、Googleサーチコンソール(自社サイトが検索でどう見られているかが分かる無料の管理画面)に登録します。登録後、左側のメニューから「検索結果のパフォーマンス」を開くと、「クエリ」という欄に、実際にどんな言葉で自社サイトが表示されたかが並びます。「トイレ つまり ◯◯市」「水漏れ 夜間」といった言葉が出ていれば、その言葉を見出しに入れたページを厚くする価値があります。

確認項目のまとめ

  • 電話がタップで発信できない/見る場所:スマホで電話番号を押す/直し方:電話リンクを設定してもらう
  • 電話ボタンが見つからない/見る場所:開いた直後の画面/直し方:画面下に固定ボタンを置く
  • 表示が遅い/見る場所:電波の弱い場所で開く/直し方:写真を軽くする
  • フォームが長い/見る場所:入力欄の数/直し方:3項目に絞る
  • 検索に載っていない/見る場所:site:検索/直し方:サイトマップを送る
  • どの言葉で見られているか不明/見る場所:サーチコンソールの「クエリ」/直し方:出ている言葉でページを増やす

どれも費用をかけずに今日確かめられるものばかりです。一つずつ潰していくだけで、同じ検索結果に並んだときの押されやすさは変わってきます。なお、これらは順位や問い合わせ数を約束するものではなく、お客様が困らない状態を整えるための確認です。

スマホでの問い合わせ確認項目

  • 電話リンクの設定番号をタップしてそのまま発信画面が開く状態か確認する。
  • 電話ボタンの配置画面を開いてスクロールせずにすぐ電話ボタンが見えるか。
  • 表示速度と読みやすさ写真が重すぎて開くのに時間がかかっていないか確認する。
  • 入力フォームの項目緊急時に打ちやすいよう、お名前・連絡先・症状に絞る。

まとめ

夜間や休日に水回りのトラブルで検索する方は、急いでいて、迷っている余裕がありません。その方に拾ってもらうために必要なのは、ホームページの大がかりな作り直しではなく、今あるページに「書き足すこと」と「分けること」、そして「すぐ電話できる状態にすること」の三つです。

この記事の要点

  • お客様の言葉で書く:「水道修理」ではなく「トイレ 水が止まらない」「台所 排水 詰まり 夜」のように、困っている人が実際に打ち込む言い方をページの中に入れる。業界用語や工法名だけでは出会えません。
  • 症状ごとにページを分ける:トイレ、台所、お風呂、給湯器、屋外の水漏れ。1ページに全部詰め込むと、どの症状の人にも「自分のことだ」と思ってもらいにくくなります。
  • 対応時間と地域をはっきり書く:「24時間対応」とだけ書くより、何時まで電話がつながるか、どの市区町村まで行くか、深夜の追加料金があるかまで書いてあるほうが、深夜に迷っている方は決めやすくなります。
  • スマホで3秒以内に電話できるか:画面を開いた瞬間に電話番号が見えて、指で押せばそのまま発信できること。ここが詰まっていると、前の努力がすべて止まってしまいます。

どこから手をつけるか

全部を一度にやろうとすると続きません。現実的な順番は次の通りです。

  1. スマホで自社のページを開き、電話がすぐ押せるかを確認する(これは今日中に終わります)。
  2. 普段いちばん多い問い合わせ内容を1〜2つ思い出す。トイレの詰まりと給湯器の不調、といった具合です。
  3. その症状だけのページを1本つくる。症状の説明、応急処置、作業の流れ、料金の目安、対応時間、対応地域、電話番号。この7点があれば十分です。
  4. 2〜3か月ほど様子を見て、次に多い症状をもう1本追加する。

月に1本でも、1年たてば症状別のページが並びます。どこから直すか迷ったときは、ホームページの直し方の優先順位も参考にしてみてください。なお、検索の結果は時期や競合の状況でも変わるため、やれば必ず上がるというものではありません。それでも、お客様が探している言葉で書いてあるページが一つもない状態より、一つでもあるほうが出会える可能性は増えます。

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