遺品整理業が「地域名+遺品整理」で見つけてもらうためにやること
SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月7日公開
遺品整理のご依頼は、ある日突然やってきます。ご家族を亡くされた方が、気持ちの整理もつかないうちに、片付けの段取りを考えなければならない。そんな状況で開かれるのが、検索の画面です。多くの方はそこで「住んでいる地域の名前」と「遺品整理」を並べて入力します。つまり、お客様はすでにあなたの会社を探しているのに、たまたま別の会社のページが先に目に入っている、という状態かもしれません。
ホームページはきちんと作ってある。写真も載せた。それでも電話が鳴らない。これは珍しいことではありませんし、仕事の質とも関係がありません。検索で見つけてもらうための書き方には、現場の丁寧さとはまた別の作法があるからです。この記事では、遺品整理をお願いする方がどんな言葉で探しているのか、ページに何が書いてあれば問い合わせにつながるのかを、費用をかけずにご自身で手を動かせる形でまとめました。
遺品整理を探している方は、実際にこの言葉で検索している
先に結論をお伝えします。遺品整理業のホームページで軸になる言葉は「地域名+遺品整理」です。ただし、実際に依頼する方がその言葉だけを打つことはあまりありません。多くの方は、目の前で起きている事情をそのまま検索窓に入れます。「母の家を片付けたい」「月末までに部屋を明け渡さないといけない」——その状況が、そのまま言葉になって出てきます。
実際に使われている8つの言葉のかたち
- 地域名+遺品整理(例:「○○市 遺品整理」)…業者を一覧で見比べたい段階
- 地域名+遺品整理+料金・費用・相場…いくらかかるか先に知りたい段階
- 遺品整理+即日・急ぎ・最短…日程が決まっていて焦っている
- アパート・賃貸+退去+片付け…原状回復の期限が迫っている
- ゴミ屋敷・特殊清掃…部屋の状態そのものが悩みの中心
- 仏壇・遺影・形見+処分・供養…捨てることへの抵抗を解きたい
- 孤独死+部屋の片付け…匂いや汚れへの不安が大きい
- 生前整理…まだ急いでいないが、情報を集めている
検索しているのは、ご本人とは限りません
ここが遺品整理業の大きな特徴です。亡くなった方のご家族だけでなく、遠方に住むお子さん、賃貸の大家さん、介護の担当者、不動産会社の方が探していることも珍しくありません。立場が違えば、打ち込む言葉も、知りたいことも変わります。
| 検索する人 | 事情 | 打ち込みやすい言葉 | 最初に知りたいこと |
|---|---|---|---|
| 遠方に住む子・親族 | 実家の片付けに何度も通えない | ○○市 遺品整理 立ち会いなし | 現地にいなくても頼めるか |
| 同居していた配偶者 | どこから手をつけるか分からない | 遺品整理 費用 相場 一軒家 | おおよその金額と日数 |
| アパートの大家・管理会社 | 次の入居者を入れたい | 賃貸 退去 片付け 業者 ○○市 | いつ空けられるか、請求先 |
| ケアマネジャー・施設の方 | 利用者のご家族に紹介したい | ○○市 生前整理 相談 | 信頼できる会社かどうか |
| 不動産会社 | 売却前に家財を出したい | 遺品整理 家財 一括 処分 | 対応できる量と期間 |
| 発見者・近隣の関係者 | 部屋の状態が深刻 | 孤独死 部屋 清掃 ○○県 | その状態でも対応するか |
言葉を集める、無料でできる3つの方法
どんな言葉が使われているかは、お金をかけなくても調べられます。
- Googleの検索窓に出る候補を見る…検索窓に「○○市 遺品整理」まで入力して、エンターを押さずに待つと、続きの候補が並びます。これは実際によく検索されている組み合わせです。「料金」「安い」「口コミ」など、出てきた言葉をそのまま書き留めてください。
- 検索結果の一番下を見る…検索した後、ページの最下部まで下げると「他の人はこちらも検索」という欄が出ます。ここには、同じ悩みの人が次に調べた言葉が並びます。
- 電話の第一声をメモする…これが一番確かです。問い合わせの電話で、相手が最初に言った一文をそのまま記録します。「母が亡くなって、家の中をどうしたらいいか」「アパートを今月中に空けなきゃいけなくて」——この生の言葉が、検索窓に打ち込まれる言葉とほぼ同じです。電話機の横にメモ用紙を置いておくだけで、1か月で十分な数が集まります。
すでにホームページがある場合は、どんな言葉で来ているかを確かめる方法で、現在どの言葉から訪問されているかを無料で確認できます。集めた言葉と実際の訪問とを突き合わせると、まだ拾えていない言葉が見えてきます。
検索で見つけてもらう前に、ページに書いてあるべきこと
順位を上げる話の前に、先に手を付けたいことがあります。検索で見つけてもらえても、ページを読んだ方が「ここなら頼めそうだ」と思えなければ、電話も問い合わせフォームも使われません。遺品整理はご家族にとって一生に何度もない依頼で、しかも気持ちが沈んでいる時期に探されます。不安が一つでも残ると、そのまま別の会社のページへ移ってしまいます。

依頼者が不安に思うことは、だいたい決まっている
実際に相談される内容を並べると、聞かれることはほぼ共通しています。この7つに、ページ上で先回りして答えておくと強いです。
- 料金がいくらかかるのか、だいたいの目安すら分からない
- 見積りのあとで追加請求されないか
- 遠方に住んでいて立ち会えないが、依頼できるのか
- 現金・通帳・権利証・写真やアルバムをどう扱ってもらえるのか
- 仏壇や位牌、人形の供養はしてもらえるのか
- 女性のスタッフに入ってもらえるか(故人が女性の場合に多い質問です)
- どこまでが作業範囲か(ハウスクリーニング、庭の物置、車の処分など)
料金は「間取り別の目安表」を1枚載せる
料金ページで一番避けたいのは「お見積りはお問い合わせください」だけで終わることです。金額が読めないと、問い合わせる前に候補から外れます。部屋の状況で変わるのは当然なので、その旨を添えたうえで目安の幅を出すほうが、結果として相談につながります。表の形はこの構成が分かりやすいです。
| 間取り | 作業人数の目安 | 作業時間の目安 | 料金の目安(税込) |
|---|---|---|---|
| 1K・1DK | 2名 | 半日程度 | ◯万円〜◯万円 |
| 2DK | 3名 | 1日 | ◯万円〜◯万円 |
| 3LDK | 4名 | 1〜2日 | ◯万円〜◯万円 |
| 一戸建て(2階建て) | 4〜6名 | 2日〜 | ◯万円〜◯万円 |
表の下には、料金が上下する理由(エレベーターの有無、搬出距離、家電リサイクル対象品の点数、残置物の量)を箇条書きで添えます。あわせて「見積り後の追加請求はありません」「追加が出る場合は必ず事前にご連絡し、ご承諾なしに作業しません」のように、自社の運用をそのまま書いてください。書けないことを盛ると、現場で必ず食い違います。
許認可は、正確に書く
遺品整理は許認可の説明でつまずきやすい分野です。買い取りを行うなら古物商許可(番号まで記載)、ご家庭から出る廃棄物の収集運搬は、自治体の一般廃棄物収集運搬の許可を持つ業者と提携して対応しているなら、その事実をそのまま書きます。「許可業者と提携」と「自社で許可取得」は別物なので、言い換えずに正しいほうを書くことが、そのまま信頼になります。
写真と電話番号の置き場所
載せる写真は2種類です。ひとつは作業前後の部屋の写真(個人が特定できるものは必ず外す)。もうひとつは作業するスタッフの顔が分かる写真です。家に上がる仕事なので、誰が来るのか分かるだけで安心感がまったく違います。各ページの上部には電話番号を常に見える形で固定し、受付時間と「相談・見積り無料」の文言を添えます。スマホで見たときに指で押せる大きさかどうかも確認しておきたいところです。
載せる項目の洗い出し方は、問い合わせにつながる情報の整理の考え方が近いので、あわせて参考になります。
「地域名+遺品整理」で出てくるページの作り方
対応エリアの欄に「○○市・△△市・□□町ほか近隣対応」と一行で並べているサイトは多いのですが、これだけではその地域のページにはなりません。検索する方は「○○市 遺品整理」と打ち込みます。そのとき見たいのは、自分の住む街の事情を分かっている会社かどうかです。地域名が一行載っているだけのページは、読む側にも、検索エンジンという機械の側にも、中身が伝わりにくいのが正直なところです。
市区町村ごとに1ページ、が基本の考え方
やることはシンプルで、主要なエリアごとに独立した1ページを用意します。URLも「/area/○○city/」のように地域ごとに分け、ページの見出しに「○○市の遺品整理」と入れます。無理にすべての市町村を作る必要はありません。まずは数ページからで十分です。
1ページに書く中身
その地域ページに、次のようなことを具体的に書きます。すべて、実際に現場に行っている事業者さんだからこそ書ける内容です。
- その地域での作業の傾向…どのくらいの間取りの依頼が多いか、作業にかかる日数の目安(実際にあった範囲で。価格や件数を盛らないこと)
- その自治体のごみ出し・粗大ごみのルール…分別の区分、粗大ごみの申込み方法、クリーンセンターへの持ち込み可否や受付時間
- 道路事情と駐車…トラックを横付けできる道幅か、一方通行が多い地区か、近隣に駐車スペースを確保する必要があるか
- 住まいの種類…マンションが多いのかエレベーターなしの木造アパートが多いのか、一戸建て中心か。搬出の段取りが変わるところを書く
- 移動時間の目安…自社からおよそ何分か。急ぎの相談に動けるかどうかの判断材料になります
- その地域でよくある相談…「賃貸の明け渡し期限が迫っている」「遠方に住んでいて立ち会えない」など、実際に受けている相談内容
やってはいけないのは「地域名の入れ替え」
いちばん注意したいのが、同じ文章の地域名だけを差し替えて20ページ量産することです。読んだ方には「どこにでも言える話だ」と伝わってしまいますし、検索エンジン側も、ほとんど同じ内容のページが並んでいる状態として扱います。結果としてどのページも評価されにくくなります。気になる方は同じ内容のページが2つないかを確かめる方法を見ながら、自社の地域ページを見比べてみてください。目安として、各ページの3〜4割は、その地域にしか当てはまらない文章にしたいところです。
作る順番の決め方
- 本社・倉庫から近い順に並べる(移動時間が短く、実際に受けやすい地域から)
- これまでの依頼が多かった地域を上に持ってくる
- その2つが重なる地域を、最初の3〜5ページに選ぶ
- 1ページ書き上げてから次へ進む。中途半端なページを同時に増やさない
サイトの中での案内のつなぎ方
ページを作っても、トップページからたどり着けなければ読まれませんし、検索エンジンの巡回も届きにくくなります。トップページに「対応エリア」の一覧を置き、そこから各地域ページへリンクを張ります。各地域ページからは、料金のページ、作業の流れのページ、問い合わせフォームへ必ず進めるようにしてください。地域ページの最後に「近隣エリア」として隣接する市町村のページへリンクを置いておくと、読む方が自分の地域を探しやすくなります。
地域ページの作成手順
- 拠点から近い順移動時間が短く実際に受けやすい地域から選ぶ
- 依頼実績を確認これまでの依頼が多かった地域を上位に置く
- 優先地域を選定条件が重なる地域を最初の3〜5ページにする
- 1ページずつ作成書き上げてから次へ進み中途半端に増やさない
Googleビジネスプロフィールと地図からの流入
「◯◯市 遺品整理」と検索すると、普通のホームページの一覧より上に、地図とお店の一覧が出てくることがあります。ここに出てくる情報は、Googleビジネスプロフィール(Googleに自社の情報を無料で登録する仕組み)から表示されています。遺品整理は「近いか」「すぐ来てくれるか」「電話がつながるか」で選ばれやすい仕事ですから、この地図の枠は問い合わせの入口になりやすい場所です。登録は無料で、ホームページを作り直さなくても今日から手をつけられます。

登録と確認の手順
- Googleで「Googleビジネスプロフィール」と検索し、公式のページから「今すぐ管理」に進みます。会社で使っているGoogleアカウントでログインします。
- ビジネス名を入力します。ここは看板や請求書と同じ正式名称だけにします。「◯◯遺品整理|格安・即日」のように宣伝文句を足すのは規約違反にあたります。
- カテゴリ(業種)を選びます。遺品整理業の場合は「遺品整理業」が中心になり、作業内容に合わせて「不用品回収業者」「廃品回収業者」「清掃業者」などを追加で設定できます。実際にやっていない業種は入れません。
- 住所を入力します。事務所にお客様が訪ねてくる形でなければ、住所を非表示にして「対応エリア」だけを出す設定も選べます。市区町村単位で、本当に当日伺える範囲を登録します。
- 電話番号、営業時間、ホームページのURLを入れます。電話はすぐ出られる番号にし、営業時間は年末年始や土日の扱いまで登録しておきます。
- 写真を追加します。作業車、スタッフの顔、事務所の外観、作業の前後(遺品や故人が特定できないもの)など。顔が見える写真があるだけで、問い合わせの心理的なハードルが下がります。
- 最後に所有確認(オーナー確認)を行います。はがきの郵送、電話、動画などの方法が案内されるので、指示どおりに進めます。はがきは届くまで数日かかります。
口コミへの返信は、書き方に配慮を
遺品整理の口コミは、ご家族が気持ちを整理しながら書かれているものです。返信は短く、丁寧に。注意したいのは、返信の中で故人やご遺族が特定できる内容に触れないことです。
- 「先月、◯◯町のご実家の件では」のように場所や時期を書かない
- 間取り、遺品の中身、亡くなられた経緯に触れない
- 「このたびはご依頼いただきありがとうございました。少しでもお役に立てたのであれば幸いです」程度にとどめる
- 厳しい内容の口コミにも、言い返さず事実だけを落ち着いて書く
社名・住所・電話の表記はホームページと完全に一致させる
ビジネスプロフィールに書いた社名・住所・電話番号は、ホームページの会社概要やページの下部にある表記と、一字一句そろえておきます。「株式会社」と「(株)」、「1-2-3」と「一丁目2番3号」、ハイフンの有無といった違いでも、検索する側の機械からは別の会社に見えることがあります。名刺やチラシも同じ表記にそろえておくと安心です。
ホームページとビジネスプロフィールは、どちらも必要
この2つは役割が違います。ビジネスプロフィールは「近くにこういう業者がいます」と知らせる看板、ホームページは「料金も流れも分かるので、ここに頼もう」と決めてもらう場所です。地図から電話が鳴る会社でも、料金の目安や作業の流れを書いたページがなければ、比較の段階で外れてしまいます。登録内容が今どうなっているかは、Googleビジネスプロフィールの登録内容を点検する手順にまとめた項目で、一度通して見直してみてください。なお、地図に出ることと検索結果でホームページが上がることは別の話で、どちらかをやれば必ず問い合わせが増える、というものではありません。
地図と自社サイトの役割
ビジネス情報
- 近くに業者がいると知らせる看板
- 地図からの問い合わせの入口になる
自社サイト
- 料金の目安や作業の流れを伝える
- 比較されたときに依頼を決めてもらう場所
当社が30社を調べて見えた、直せば効く技術的な抜け
当社(シロツメWeb)が2026年9月に、地方の中小事業者を中心に遺品整理業のホームページ30社を当社の診断ツールで調べたところ、いくつか共通した「もったいない抜け」が見つかりました。あくまで当社が調べた30社の範囲の話であり、全国の遺品整理業がこうだと断定できるものではありません。ただ、どれも直し方がはっきりしている項目なので、心当たりがあれば点検する価値はあります。
調べて分かったこと
- 構造化データ(検索エンジンに会社の情報を機械が読める形で伝える補足書き)が1つもなかった:判別できた19社中11社
- 検索結果に出る説明文(meta description)が抜けているページがあった:19社中10社
- サイトマップ(ページの目次を検索エンジンに渡すファイル)が見つからなかった:30社中1社
- 検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらなかった:19社中7社
- 使っている仕組み:WordPress 19社、不明または独自のもの 9社、Wix 2社
サイトマップが無かったのは30社中1社だけでした。つまり土台の部分は多くの会社がすでに整っていて、差がついているのはその先、という読み方ができます。
WordPressを使っている場合の直し方
調べた中ではWordPressが19社と最も多かったので、その前提で手順を書きます。
- 検索結果の説明文を入れる。SEO系のプラグイン(Yoast SEOやSEO SIMPLE PACKなど)を入れると、記事やページの編集画面の下に説明文の入力欄が出ます。ここに「○○市で遺品整理を行っています。お見積りは無料、作業当日の立ち会いなしにも対応します」のように、そのページの中身を80〜120字でそのまま書きます。空欄だとGoogleが本文から勝手に抜き出すため、意図しない一文が出てしまうことがあります。
- サイトマップを送る。同じプラグインでサイトマップが自動で作られます。Search Consoleの左メニュー「サイトマップ」に、自社のURLの後ろに sitemap.xml を付けたものを入力して送信します。詳しい流れはサイトマップを送信する手順と送ったあとに見る場所にまとめています。
- 事業情報の構造化データを入れる。会社名、住所、電話番号、営業時間、対応エリアを決まった形式で書いておくと、検索エンジンが「この会社は○○市で遺品整理をしている事業者だ」と理解しやすくなります。多くのSEO系プラグインに「サイト基本情報」「組織情報」といった設定欄があり、そこを埋めるだけで自動的に出力されます。入力した住所・電話番号は、Googleビジネスプロフィールやチラシの表記と一字一句そろえておくと安心です。
- 写真の容量を落とす。遺品整理業のホームページは作業前後の写真が多く、スマートフォンで撮った画像をそのまま載せると1枚で数メガバイトになります。表示が遅いと、読み込みを待たずに戻られてしまいます。画像圧縮のプラグイン(EWWW Image Optimizerなど)を入れる、または写真の横幅を1200ピクセル程度に縮めてから載せる。これだけで体感がはっきり変わります。
これらは順位を約束するものではありませんが、いずれも「伝わるべき情報が伝わっていない状態」を解消する作業です。放っておく理由はありません。
記事ページが無かった7社について
19社中7社は、サービス案内や会社概要はあっても、検索から人を呼ぶための記事ページが見当たりませんでした。これは手抜きではなく、日々の現場が忙しければ無理もないことです。ただ、遺品整理を探している方の多くは「費用はいくらか」「何から始めればいいか」を先に調べます。その問いに答えるページが無いと、比較の土俵に上がる前に別の会社が読まれてしまう。次の章では、実際にどんなテーマで、どう書けば問い合わせにつながるのかを具体的に挙げていきます。
問い合わせにつながる記事の、具体的なテーマと書き方
遺品整理を探している方は、大きく二つに分かれます。ひとつは「今週中に頼みたい」という今すぐの方。もうひとつは「いずれ必要になりそうだが、何から手をつければいいか分からない」という、まだ調べている段階の方です。サービス案内のページは前者に向いていますが、後者には届きません。この後者に届くのが、記事ページの役割です。先に調べて信頼した会社に、いざというとき連絡が来ます。
そのまま使える記事テーマ
いずれも実際に相談の場でよく聞かれる内容です。1記事につき1テーマ、これを守るだけで読みやすさが変わります。
- 遺品整理と生前整理は何が違うのか|頼む時期と費用感の差まで書く
- 作業当日の流れ|到着から搬出、立ち会いの要否、終了までの時間
- 見積りで確認しておきたい項目|追加料金が発生する条件、処分費の内訳
- 相続の手続きが終わるまで捨ててはいけない書類|権利証、保険証券、契約書類など
- 作業中に現金や通帳が出てきたときの扱い|どう保管し、誰に引き渡すか
- 仏壇・写真・人形をどう供養するか|対応できる範囲と、できない場合の案内先
- 賃貸の退去期限が迫っているときの段取り|逆算した日程の組み方
- 自治体の粗大ごみとの費用の違い|手間と時間まで含めて比較する
- 気をつけたい業者の見分け方|見積書の形式、許可の有無、追加請求の説明
書き方で押さえる三つ
- 実際に聞かれた質問を、そのまま見出しにする。「仏壇はどうすればいいですか」と聞かれたなら、その言葉のまま見出しにします。検索する方も同じ言い方をするからです。言い回しを整えすぎると、かえって探している言葉から遠ざかります。
- 現場の人が書く。何時に着いて何人で入るのか、トラックが止められない道ではどうするのか。こうした細部は現場を知る人にしか書けません。そこに他社との差が出ます。書くのが負担なら、話した内容を録音して文字に起こすだけでも十分な土台になります。
- 架空の事例を作らない。あったことだけを書きます。事例が少ないうちは、無理に作らず「よくあるご質問」の形で書けば足ります。
記事の最後に置くもの
読み終えた方が次に何をすればいいか、迷わせないことが大切です。記事の終わりには「このテーマについて相談したい方へ」という一文と、電話番号・問い合わせフォームへのリンクを必ず置きます。サービス案内のページへの案内も添えてください。せっかく読まれても、連絡先が見つからなければそこで終わってしまいます。
更新の頻度を気にする方は多いのですが、週に何本という目標より、1本をきちんと書き切るほうが結果につながります。当社が2026年9月に遺品整理業のホームページ30社を調べたところ、中身を判別できた19社のうち7社は、検索から人を呼ぶ記事ページが見当たりませんでした(あくまで当社が調べた範囲の数字で、成果を約束するものではありません)。裏を返せば、きちんとした記事が数本あるだけでも、他社と違いが出やすい状態だということです。
書いた記事が読まれているかどうかは、どのページに人が来ているかの確認で後から追えます。反応のあったテーマを見つけたら、その周辺をもう1本書く。この積み重ねが、いちばん確実な進め方です。
まとめ:今日できることから、ひとつずつ
ここまで、遺品整理を探している方が実際に打ち込む言葉、ページに書いてあるべきこと、地域ごとのページ、地図からの入口、技術的な抜け、記事のテーマと順に見てきました。最後に、費用をかけずに今日から着手できるものを、取りかかりやすい順に並べ直しておきます。全部を一度にやる必要はありません。上から一つずつで十分です。
今日から順番に着手できること
- 料金の目安を表で載せる。間取り別(1K・2DK・一戸建てなど)に「◯万円〜」と幅で書き、作業人数・時間・含まれるもの・別料金になるもの(エアコン取り外し、仏壇の供養、遠方の立ち会いなど)を添える。問い合わせ前にいちばん知りたい情報です。
- よく聞かれる質問をそのままページに書く。電話で毎回答えている内容が、そのまま検索されている言葉です。「立ち会いなしでもできますか」「貴重品が出てきたらどうなりますか」「当日までにこちらで何をしておけばいいですか」など、5〜10問から。
- Googleビジネスプロフィールを整える。営業時間、対応エリア、電話番号、ホームページのURL、現場の写真。無料で、しかも地図から直接電話が来る入口です。
- 地域ページを1つだけ作る。いちばん依頼の多い市区町村で、その地域の実際の事情(集合住宅が多い、エレベーターがない物件がある、ごみの出し方のルールなど)を書く。2つ目以降は、1つ目が形になってからで構いません。
- 検索結果に出る説明文の抜けを埋める。各ページに、そのページの中身を80〜120字でまとめた文を入れる。クリックするかどうかを左右する、短いけれど効く作業です。
- サイトマップを検索エンジンに送る。ページの目次にあたるファイルを渡しておくと、新しく作ったページが見つけられやすくなります。
時間がかかることは、正直にお伝えします
ここに書いたことをすべてやっても、翌週に問い合わせが増えるわけではありません。検索結果に反映されるまでには数週間から数か月かかりますし、順位や件数をお約束できるものでもありません。ただ、料金の目安や質問への答えは、検索の都合とは別に、迷っているご遺族がその場で判断するための材料になります。やって無駄になる部分が少ない、というのがこれらの作業の性質です。だからこそ、順番にひとつずつで構いません。
シロツメWebについて
私たちSHIROTSUME GRASSの本業は、法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売です。その集客を外に出さず、自分たちでSEOの記事を書いて行ってきました。そこで結果が出たので、同じやり方を他のお店や会社にもご提供しています。代行だけを請け負ってきた会社ではなく、自社のために手を動かしてきた立場から申し上げている、という点だけ知っておいていただければと思います。
もし「うちのホームページは今どういう状態なのか」を一度確かめてみたい場合は、無料のホームページ診断をご利用ください。ホームページのURLとメールアドレスだけでお申し込みいただけます。検索に載っているか、説明文やサイトマップに抜けがないか、直せば効きそうな箇所はどこかを、こちらで調べてお返しします。売り込みのためではなく、現状を知る材料としてお使いください。見てみて、自分で直せそうなら、そのまま自社で進めていただいて構いません。
いまの状態を、数字でお出しします
サイトのURLをひとつ教えていただくだけで結構です。どこに直せるところがあるかを調べて、優先順位をつけた診断書をお送りします。費用はかかりません。ご覧いただくだけで終わっていただいても構いません。
シロツメWeb(SHIROTSUME GRASS株式会社)/検索順位を保証するものではありません。
シミュレーター月に何件増えれば、元が取れるか
プランと、お仕事1件あたりの利益を入れてみてください。月額をまかなうのに必要な件数を計算します。
月額をまかなうのに必要な件数
1件/月
最初の1年(初期費用を含めて 41万円)なら、年に9件でまかなえる計算です。
まずは無料で診断する →月額÷1件あたりの利益で出した計算です。件数が増えることをお約束するものではありません。料金は税別、Cプランは最低価格で計算しています。