業種べつ

看板・サイン業のホームページ|施工事例と料金のバランスで問い合わせを増やす

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月9日公開

看板やサインのお仕事は、出来上がったものがそのまま実力の証明になります。写真を並べれば伝わるはずなのに、ホームページからの問い合わせだけがなかなか増えない。そんな状態が続いているとすれば、それは手を抜いた結果ではなく、看板業ならではの難しさがそのまま出ているだけです。お客様は「いくらかかるか」を先に知りたい。けれど看板は現地の条件で値段が変わるため、正直な会社ほど金額を書きにくい。この食い違いが、せっかくの施工事例を宝の持ち腐れにしてしまいます。

この記事では、看板・サイン業のホームページで「施工事例」と「料金」をどんな配分で、どこまで書くと問い合わせにつながりやすいのかを、お客様が実際に打ち込む検索の言葉から順番に整理します。自分で無料でできることばかりですので、気になったところから手を付けていただければと思います。

結論:施工事例に「金額の目安」を添えるだけで、問い合わせの入口は変わる

先に答えを書きます。看板・サイン業のホームページで問い合わせを増やしたいなら、施工事例ページと料金ページを別々に置くのではなく、一つひとつの施工事例の中に「サイズ・工法・おおよその費用帯・工期」を添える形が、もっとも問い合わせにつながりやすい形です。

理由はシンプルで、看板を探している方が知りたいのは「料金表の数字」ではなく、「自分の店(会社)と似た案件が、だいたいいくらだったのか」だからです。間口4メートルのテナントにファサード看板を付けたい方にとって、「アルミ複合板 ◯円/㎡」という単価表はほとんど判断材料になりません。けれど「間口4m・内照式ファサード看板・電気工事込みで◯◯万円台・着工から設置まで約3週間」と書かれた事例が1件あれば、その瞬間に「うちもこのくらいか」と見当がつきます。

金額は「幅」で書いて構わない

看板は現地の条件で費用が大きく動く仕事です。だからこそ、一円単位の正確さは求められていません。次のような書き方で十分に役目を果たします。

  • 「◯◯万円台(高所作業車の使用、既存看板の撤去の有無で変動します)」
  • 「◯◯万円〜◯◯万円(サイズ・施工条件により異なります)」
  • 「このときは電気工事を含めて◯◯万円ほどでした。同規模でも建物の形状で変わります」

大切なのは、変動する要因を正直に添えることです。条件を書いておけば「書いてあった金額と違う」という行き違いも起きにくく、むしろ誠実さとして伝わります。

金額を伏せると、比べられる前に離脱される

「現地を見ないと出せないから」と金額を一切書かないお気持ちは、無理もないことだと思います。実際そのとおりの仕事です。ただ、検索から来た方は同時に3〜4社のサイトを開いています。金額の手がかりがまったくないページは、内容の良し悪し以前に比較検討の土俵に乗らないまま閉じられてしまうことが起きます。逆に目安が書いてあるページは、予算が合う方だけが問い合わせてくるので、見積もりの手間も減りやすくなります。

もちろん、これをやれば必ず問い合わせが増えると約束はできません。ただ、費用をかけずに今日から試せて、効果を確かめやすい手だてです。試す価値は十分にあります。

この記事で扱うことの地図

  1. 検索の言葉|看板を探している方が実際に打ち込む言葉と、その裏にある事情を整理します。
  2. 施工事例の書き方|写真だけでは伝わらない、事例に添えたい10項目を挙げます。
  3. 料金の見せ方|「一式いくら」と書けない仕事でも出せる判断材料をまとめます。
  4. 受け皿の整備|読んだ方が迷わず連絡できる形になっているかを確認します。
  5. 足元の技術的な確認|当社が38社を調べて見えた、もったいない共通点を共有します。

同じ「現地を見ないと値段が出ない」仕事という点では、造園・伐採の料金の書き方も考え方が近いので、参考になる部分があるかもしれません。

金額の記載による違い

金額を伏せる

  • 比較検討の土俵に乗らず離脱される
  • いくらかかるか見当がつかない

目安を添える

  • 予算が合う人が問い合わせてくる
  • 変動要因を正直に添えれば誠実さが伝わる

看板を探している人は、どんな言葉で検索しているか

看板やサインを探している人は、ひとくくりに「看板屋」と打ち込むとは限りません。発注する側が何に困っているかによって、入力する言葉がまったく違います。ここを分けて考えると、どんなページを用意すればよいかが見えてきます。

看板を探している人は、どんな言葉で検索しているか

検索の入口は大きく5種類

探し方 実際に打たれる言葉の例 用意すると受け止められるページ
看板の種類で探す 野立て看板 製作/ファサード看板 費用/カッティングシート 窓 施工/電飾看板 LED 交換 種類ごとの解説ページ(構造・納期・価格帯・施工写真)
場所で探す 看板屋 ○○市/袖看板 製作 ○○県 対応エリアのページ+その市町村での施工事例
困りごとで探す 看板 錆び 補修/看板 文字 変更 店名/テナント 原状回復 看板撤去/看板 倒れそう 点検 症状別の対処ページ(原因・直し方・費用の目安)
業種名で探す 美容室 看板 デザイン/クリニック 看板 製作/工場 サイン 表示板 業種別の実績ページ(同業の事例をまとめる)
制度・手続きで探す 屋外広告物 申請 代行/看板 許可 必要か 手続きの流れを説明するページ(必要書類・期間・代行可否)

競合が手薄になりやすいのは「申請」と「補修・LED化」

多くの看板業のホームページは、新規製作の話に紙面を使っています。その一方で、屋外広告物の申請(看板を出すときに自治体の許可がいる手続き)と、既存看板の補修・蛍光灯からLEDへの交換は、書かれていないことが少なくありません。どちらも「自分でやるのは難しいが、頼めるなら頼みたい」と思われている領域で、調べている人は具体的に困っている段階です。

たとえば申請なら、「どの大きさから許可がいるのか」「申請から設置までどれくらいかかるのか」「更新の手続きはどうなるのか」を自治体名を添えて書くだけで、読む側の不安がかなり減ります。補修・LED化なら、「蛍光灯が切れたときに交換だけで済む場合と、内部の器具ごと替えたほうがよい場合の見分け方」を書く。いずれも、日々現場に出ている方なら説明できる内容で、ここに看板業本来の強みが出ます。

地域名は、会社概要より施工事例に書く

「看板屋 ○○市」で探している人に届くようにしたいとき、本社所在地だけを書いても範囲は広がりません。実際に施工した市町村名を、事例ページの中に自然に入れていくのが現実的です。

  • 事例の見出しに「○○市・飲食店の袖看板を製作しました」のように、市町村名と業種を入れる
  • 本文に「現地は幹線道路沿いで、夜間の視認性を優先してLED内照式にしました」など、その土地ならではの条件を一言添える
  • 対応エリアのページでは、市町村名を羅列するだけでなく、それぞれにその地域の事例へのリンクを置く

やってもいない地域名を並べるのは逆効果です。実際に行った場所を、仕事をするたび一件ずつ積み上げていく。地味ですが、地域名での検索に対してはこれがいちばん素直な方法です。なお、お使いのサイトに実際どんな言葉で人が来ているかは、無料でできる検索語の調べ方で確認できます。想像で決める前に、一度見ておくと的が絞りやすくなります。

施工事例ページに書くべき10項目(写真だけでは伝わらない)

施工事例は、看板・サイン業のホームページでいちばん読まれる場所です。ただ、写真が並んでいるだけでは「きれいな看板だな」で終わってしまい、「うちの店でも同じことができるのか」という判断までは進みません。読んだ人が自分の状況に当てはめられるように、次の10項目を1件ごとに書き添えてみてください。

1件の事例に入れたい10項目

  1. 業種と用途:何屋さんの、どんな目的の看板か。「郊外の美容室/通りからの視認性を上げるため」のように一行で。
  2. 看板の種類と工法:袖看板(建物の壁から横に突き出すタイプ)、壁面サイン、自立看板(ポール式)、カッティングシート(切り文字シート)など。言葉の後ろに短い説明を付けると、業界に詳しくない方にも伝わります。
  3. サイズと素材:W1800×H900、アルミ複合板+インクジェット出力、といった具体値。
  4. 設置場所の条件:設置高さ、前面道路の幅、高所作業車が必要だったか、電源が取れたか。ここが費用も工程も左右します。
  5. 製作から設置までの日数:「打ち合わせから設置完了まで約3週間」など、依頼側がいちばん知りたい時間の目安。
  6. 費用の目安:幅のある書き方で構いません。合わせて、何によって上下するのか(サイズ、照明の有無、足場や作業車)も添えます。
  7. 施工前の写真:何もない壁、色あせた旧看板。ここがあるから後の写真が効きます。
  8. 施工後の写真:できれば施工前と同じ角度で。内照式や照明付きなら、夜の写真も。夜景は看板業ならではの強い材料です。
  9. お客様のご要望と、それにどう応えたか:「予算内で遠くからも読めるように」といった要望に対し、どんな提案をしたか。提案力はここでしか伝わりません。
  10. 申請の有無:屋外広告物の許可申請を代行したかどうか。手続きが不安で先送りしている方は少なくないので、代行した旨が書いてあるだけで相談の理由になります。

写真のファイル名と代替テキストにも内容を書いておく

写真をアップロードするとき、ファイル名が「IMG_2043.jpg」のままになっていることがよくあります。これを「sode-kanban-biyoushitsu-yoru.jpg」のように内容が分かる名前にし、さらに代替テキスト(画像が表示されないときに出る説明文)に「美容室の袖看板・夜間点灯時」と書いておきます。検索エンジンは写真そのものを目で見るわけではないので、こうした文字が手がかりになります。画像検索から見つけてもらえる可能性が広がりますし、読み上げ環境を使う方にも親切です。

30件の薄い事例より、15件の中身がある事例

1件あたり600〜1000字が目安です。長く感じるかもしれませんが、上の10項目を素直に書けば自然とその分量になります。

写真1枚と「○○店様 看板設置」の一行だけの事例を30件並べても、1ページあたりの情報が少なく、検索する人が使っている具体的な言葉(袖看板、屋外広告物 申請、カッティングシート 施工)がどこにも入りません。一方、中身のある事例を15件載せれば、1件ごとが別々の言葉で探している人の受け皿になります。読んだ人も「この条件はうちと似ている」と判断できるため、問い合わせの文面が具体的になり、見積もりのやり取りも短くなります。

すでに写真が大量にあるなら、新しく撮り直す必要はありません。既存の事例から、工事の内容が分かるもの・施工前の写真が残っているものを15件選び、順に書き足していく。それだけで事例ページの働き方は変わってきます。なお、更新のたびに同じ説明文を使い回すと内容の似たページが増えてしまうので、文章は1件ずつ書き分けてください。

料金ページの作り方:一式いくらと書けなくても、判断材料は出せる

看板の金額は、設置場所の高さ、電気を引けるかどうか、道路使用の手続きが要るかどうかで大きく動きます。だから「表に一律の値段を載せられない」というのは、まったくもっともな話です。ここで大事なのは、金額そのものではなく「判断材料を出す」という考え方です。読んだ人が「うちの場合はだいたいこのあたりか」「少なくとも桁は合いそうだ」と分かれば、問い合わせの心理的なハードルはぐっと下がります。

料金ページの作り方:一式いくらと書けなくても、判断材料は出せる

1. 費用帯のレンジ表を置く

看板の種類ごとに、おおよその費用の幅、金額が動く理由、工期の目安を並べた表が有効です。以下は並べ方の見本です。金額は必ず貴社の実際の施工実績に置き換えてください。相場を調べて写すのではなく、自社でやったことのある範囲だけを書くのが安全です。

看板の種類 おおよその費用帯 主な変動要因 工期の目安
カッティングシート(窓・ガラス面) 自社実績の幅を記入 面積/文字数/下地の状態 半日〜1日
壁面パネル看板 自社実績の幅を記入 サイズ/高所作業車の要否/壁の材質 1〜2日
自立看板・ポール看板 自社実績の幅を記入 基礎工事の有無/高さ/地盤 数日〜
LED内照式・電飾看板 自社実績の幅を記入 電気工事/配線距離/既存電源の有無 数日〜
看板の撤去・処分 自社実績の幅を記入 高さ/廃材量/原状回復の範囲 半日〜

「◯万円〜」とだけ書くより、上限側も示したほうが信頼されます。下限だけだと「結局いくらになるか分からない」と受け取られ、かえって連絡が来なくなることがあります。

2. 費用の内訳を「項目名」で見せる

金額を伏せる場合でも、何にお金がかかるのかは書けます。項目が並んでいるだけで、読んだ人は「そういう費用があるのか」と納得できます。

  • デザイン費(原稿作成・レイアウト・修正回数)
  • 製作費(本体・材料・印刷・文字加工)
  • 施工費(取付工事・現場の人工)
  • 高所作業車・足場の費用
  • 電気工事費(電飾看板の配線・分電盤からの引き込み)
  • 申請代行費(屋外広告物の許可、道路使用許可など)
  • 既存看板の撤去・産業廃棄物の処分費

特に、申請や撤去処分の費用は施主側がまったく想定していないことが多い部分です。先に書いておけば、後から説明する手間が減り、金額の食い違いによる話の立ち消えも防げます。料金の出しにくい仕事の書き方は、造園・伐採の料金ページの作り方も考え方が近いので参考になります。

3. 見積りの流れと「教えてほしい情報」を書いておく

問い合わせが来ない理由のひとつは、何を伝えればいいか分からないことです。次のように、手順と必要な情報を先に載せておきます。

  1. フォームまたは電話でご相談(設置場所の写真を添付いただけると早いです)
  2. 概算のご連絡(通常◯営業日以内)
  3. 現地調査・採寸
  4. デザイン案と正式なお見積りの提出
  5. ご契約・必要な申請手続き
  6. 製作・施工・お引き渡し

あわせて「お問い合わせ時に分かる範囲でお知らせください」として、設置場所の写真(引きと寄り)/希望サイズ/入れたい文字・ロゴ/近くに電源があるか/希望の設置時期/賃貸か自社物件かをリストにしておくと、最初のやり取りが一往復で済みます。相手の手間を減らしているつもりが、結果として自社の手間も減ります。

4. 「どこまでが無料か」を一行で明記する

現地調査やデザイン案の提示を無料でされているなら、それは必ず書いてください。見る側は「現地を見てもらったら断りにくいのでは」「デザイン料だけ取られないか」と考えています。「お見積り・現地調査は無料です」「お断りいただいても費用は一切かかりません」の二行があるだけで、連絡の心理的な壁は下がります。有料のものがある場合も、「デザイン案の作成は◯案まで無料、それ以降は実費」と範囲を区切って書けば誠実さが伝わります。

料金を一切書かないと、読んだ人は他社の料金が書いてあるページへ移ってしまいます。かといって無理に一律の金額を出せば、現場と合わずに後で揉めます。幅・内訳・流れ・無料範囲の四つを出すことが、その両方を避ける現実的な落としどころです。

見積りと発注の基本手順

  1. 相談・写真送付設置場所の写真や希望条件を添えて相談する
  2. 概算の連絡目安となる概算金額の提示を受ける
  3. 現地調査・採寸設置場所の高さや電源の有無を確認する
  4. 案と見積り提出デザイン案と正式なお見積りを確認する
  5. 契約・製作・施工申請手続きを済ませ、製作と取付を行う

当社が38社を調べて分かった、看板業サイトの“もったいない”共通点

当社(シロツメWeb)が2026年9月に、地方の中小事業者を中心に看板・サイン業のホームページ38社を当社の診断ツールで調べたことがあります。あくまで当社が調べた範囲の話で、全国の看板業がこうだと決めつけるものではありませんが、傾向としてはっきり見えたものがありました。

  • 検索エンジンに向けた補足情報(構造化データ。会社名や所在地などを機械が読める形で書いておくもの)が1つもなかった:28社中16社
  • 検索結果に表示される説明文(meta description)が抜けているページがあった:28社中16社
  • サイト内のページ一覧を検索エンジンに渡すファイル(sitemap.xml)が見つからなかった:38社中10社
  • 検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらなかった:判別できた19社中13社
  • 使っている仕組み:WordPress 19社、不明・独自 14社、Wix 4社

この数字を見て「手を抜いている会社が多い」とは、まったく思いませんでした。看板・サイン業は、現場に出て、採寸して、デザインを起こして、施工して、写真を撮って、ようやく1件の事例が1ページになります。事例写真の用意だけで手一杯になるのは無理もありません。むしろ、裏側の設定まで手が回らないまま、いい仕事の記録だけが積み上がっている状態です。もったいないのは、その記録が検索する人に届きにくいままになっていることのほうです。

説明文は「看板の種類+地域+費用の手がかり」で60〜90字

検索結果でタイトルの下に出る2行の文章が、説明文です。ここが空だと、検索エンジンがページの一部を勝手に拾って表示します。文章として整っていないことも多く、クリックするかどうかの判断材料になりません。

看板業なら、この型で書けます。

  1. 何の看板か(袖看板、ファサード看板、カッティングシート、電飾スタンド など)
  2. どこで対応しているか(市区町村名)
  3. 費用の手がかり(「〇万円台から」「現地調査・お見積り無料」など、事例ページに金額の目安があるならそれを示す一言)

例:「〇〇市の美容室の袖看板を製作・施工した事例です。LED電飾タイプで、製作から取付までの費用と工期の目安、申請の有無もあわせて掲載しています。」——これで約80字です。1ページずつ、事例ごとに書き分けてください。

サイトマップがあるかは、30秒で確かめられます

  1. ブラウザのアドレス欄に、自社サイトのURLの末尾に /sitemap.xml を付けて開く(例:https://example.co.jp/sitemap.xml)
  2. ページ名やURLがずらりと並んだ画面が出れば、ファイルは存在しています
  3. 「見つかりません」と出た場合は、/sitemap_index.xml や /wp-sitemap.xml も試す(WordPressなら、どれかで出ることが多いです)
  4. どれも出ないときは、使っているサービスの設定画面でサイトマップの出力をオンにするか、WordPressならSEO用の追加機能で作れます

作っただけでは終わりではなく、検索エンジンに渡す作業があります。やり方はサイトマップを送信する手順と送ったあとに見る場所にまとめています。

Search Console(検索での見え方が分かる無料の管理画面)を登録する

どの事例ページがどんな言葉で見られているかは、ここでしか分かりません。無料です。

  1. Googleアカウントでsearch.google.comのSearch Consoleを開く
  2. 「プロパティを追加」で、ドメイン(example.co.jp全体)かURLプレフィックス(https://から始まるアドレス単位)を選ぶ。迷ったらURLプレフィックスで構いません
  3. 所有者確認の画面で、指示されたファイルをサーバーに置くか、表示されたタグをサイトの<head>内に貼る
  4. 確認が通ったら、左のメニューの「サイトマップ」に、先ほどのsitemap.xmlのアドレスを入力して送信
  5. 数日〜2週間ほど待ち、「検索パフォーマンス」で、表示された回数とクリックされた回数、実際に使われた検索語を見る

ここで「〇〇市 看板 製作 費用」のような語が並び始めたら、その言葉を見出しに入れたページを一枚足す。そうやって、事例と料金の情報が検索する人に届く形に整っていきます。

まとめ:事例と料金は、どちらかではなく“セットで一つ”

ここまでの内容を、短く振り返ります。看板・サイン業のホームページでは、施工事例と料金が別々に置かれていることが多いのですが、お客様の頭の中では「この看板は、うちだといくらになるのか」という一つの問いです。事例に金額の目安を一行添えるだけで、見ている人は自分の予算と重ねて考えられるようになります。

この記事の要点

  • 施工事例には金額の目安を添える。正確な見積もりでなくてよく、「この規模でおよそ◯万円台」と幅で書けば判断材料になります。
  • お客様は3方向から探している。看板の種類(ファサード看板、カッティングシート、LED電飾など)、地域名との組み合わせ、そして「看板が点かない」「原状回復で撤去したい」といった困りごと。この3つの入口それぞれにページがあるかを見てください。
  • 料金は幅と内訳で出せる。一式いくらと言い切れない仕事でも、本体・施工・運搬・電気工事・撤去処分といった内訳と、何で金額が動くのかを書けば、相場観は伝わります。
  • 検索結果の説明文とサイトマップは今日でも直せる。お金も外注もかからず、手を動かした分だけ整います。

どこから手をつけるか:おすすめの順番

  1. 主力の看板種別を3つ選び、その事例を10項目の型で書き直す。全事例をやり直す必要はありません。受注が多い、あるいは今後増やしたい3種類に絞ります。写真の横に、業種・設置場所・サイズ・工期・金額の目安・使った材料・苦労した点まで言葉で書き足すだけでも、ページの中身は大きく変わります。
  2. 費用帯をまとめた表を1枚作る。看板の種類ごとに下限と上限、そこに含まれるもの・含まれないものを並べます。1枚あれば、事例ページからも問い合わせページからもそこへ案内できます。
  3. 検索結果に出る説明文を埋める。トップページと、主要な看板種別のページ、料金ページの分だけでも先に。サイトマップの送信もあわせて確認しておくと、新しく書いたページが見つけてもらいやすくなります。

当社が2026年9月に看板・サイン業のホームページ38社を調べたところ、検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらない会社が、判別できた19社のうち13社ありました(あくまで当社が調べた範囲の話です)。裏を返せば、事例と料金をていねいに言葉にしておくだけで、まだ書かれていない情報を自社が持てるということでもあります。

シロツメWebを運営するSHIROTSUME GRASS株式会社は、もともと法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売を本業にしている会社です。その集客を、外注せず自分たちでSEO記事を書いて行ってきました。そこで結果が出たので、同じやり方を他社さんにもお手伝いしています。代行だけを請け負う会社ではなく、自分たちのサイトで試して続けてきた立場から、実務的にお話しできるのが違いです。

もし「どこから直せばいいか分からない」という状態でしたら、無料のホームページ診断をご利用ください。お申し込みはホームページのURLとメールアドレスだけで済みます。売り込みのためのものではなく、いま検索エンジンから見えていない部分や、事例・料金ページで惜しいところを、こちらで確認してお伝えするものです。検索順位や問い合わせ件数をお約束するものではありませんが、次に何をすればよいかの手がかりにはなるはずです。

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