業種べつ

部品・資材の商社が型番検索で拾われるには|型番ページの作り方

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月7日公開

部品や資材を探している購買担当者の多くは、「ベアリング 通販」のようなざっくりした言葉では検索しません。手元の図面や前回の発注書に書かれた型番を、そのまま検索窓に打ち込みます。「6204ZZ」「SS400 t3.2」「NKK-B-01」——こうした文字列こそが、この業界の本当の検索キーワードです。

そしてここが大事なところですが、型番で検索する人は、もう買うものが決まっています。比較検討の段階ではなく、「これを、どこから、いくらで、いつまでに買えるか」を探している段階です。つまり、型番検索で自社のページが見つかるということは、ほぼ発注寸前の相手と出会えるということ。にもかかわらず、多くの商社サイトでは取扱メーカー名の一覧までしか載っておらず、肝心の型番が1つもページに書かれていない。せっかく在庫も知識も持っているのに、検索する人の目に触れていない。これは本当にもったいない状況です。この記事では、型番で見つけてもらうためにホームページへ何を書けばよいのかを、具体的な手順までお伝えします。

部品・資材を探す人は「型番」で検索している

先に結論をお伝えします。部品や資材を探している人は、会社名でも「産業資材」でもなく、手元にある型番そのものを検索窓に打ち込みます。目の前の機械に貼られたラベル、図面に書かれた指定品、カタログから書き写した記号。その文字列がホームページのどこかに書かれているかどうかで、出会えるかどうかが決まります。

検索される3つの場面

型番で検索する人は、だいたい次の3つのいずれかの状況にいます。

  1. 設備が止まって、交換部品を急いで探している(保全担当者)。ラインを止められないので、在庫があるならどこでもいい、という切迫感があります。
  2. いつもの仕入先が廃番・納期遅れで、代わりの調達先を探している(購買担当者)。同等品で間に合うかを含めて調べています。
  3. 図面に指定された品を相見積もりしたい(設計・調達)。価格と納期を複数社で比べる前段階です。

実際に打ち込まれる言葉の例

検索語は、型番だけで終わることもあれば、目的を表す言葉が後ろにつくこともあります。

  • 型番だけ(例:SKF-6205ZZ のような記号そのもの)
  • 型番 + 在庫 / 即納 / 納期
  • 型番 + 代替品 / 同等品 / 後継品 / 廃番
  • 型番 + メーカー名
  • 型番 + 価格 / 単価 / 見積
  • 規格名 + 寸法(例:規格の呼び名と径・長さの組み合わせ)

いずれも「今まさに買う相手を探している人」の言葉です。情報収集というより、調達先を決めるための検索だと考えて差し支えありません。

ホームページの言葉と、検索の言葉がすれ違っている

一方で、商社のホームページには「各種産業資材を取り扱っております」「お客様のご要望に合わせて幅広く対応いたします」と書かれていることが少なくありません。会社として間違った説明ではないのですが、検索している人が打ち込む文字列とは一文字も重なりません。だから、取り扱っている品であっても出会えない。これは内容が悪いのではなく、言葉が一致していないだけです。

そしてこれは、無理もないことだと思います。この業界では長いあいだ、品目はメーカーの紙カタログやPDFで管理し、問い合わせは電話とFAXで受けるのが当たり前でした。型番は「カタログを見れば載っているもの」であって、自社のホームページに一品ずつ書き写すという発想自体が、そもそも必要なかったのです。扱い点数が数千・数万になる商社であればなおさらです。

1件は細くても、積み上がると太くなる

型番検索には、はっきりした特徴があります。ひとつの型番で検索する人の数は、月に数件、場合によっては年に数件しかいません。数字だけ見ると、わざわざページを作る価値がないように見えます。

ただし、その数件は買う前提で探している人です。しかも、扱い品目が多いということは、その「数件」の入口を何百、何千と持てるということでもあります。一本ずつは細い需要を、品目数で積み上げていく。これをSEOの世界では「ロングテール」(細く長い需要の積み上げ、という意味の言い方)と呼びます。部品・資材の商社は、この考え方と相性がとてもよい業種です。

まずは、自社サイトがどんな言葉で見られているかを確かめるところからでも構いません。実際にどんな検索語で来ているかを調べる手順を見ると、すでに型番で訪問されているかどうかが分かります。なお、ページを作れば順位が上がると約束できるものではありませんが、載っていない言葉では絶対に出会えない、というのは確かなことです。

型番がホームページに載っていない、よくある3つの理由

取扱型番は実際に何千点もあるのに、検索では一件も拾われない。これは珍しいことではありません。商社のホームページは「会社案内」として作られた経緯が多く、型番を本文に並べるという発想自体が後から出てくるものだからです。無理もない話で、責任の所在はどこにもありません。ただ、下の3つに当てはまっていると、探している購買担当者の目に触れないまま終わってしまいます。もったいないので、自社がどれに当たるか確かめてみてください。

型番がホームページに載っていない、よくある3つの理由

理由1:カタログをPDFで置いているだけになっている

メーカーの総合カタログや自社の取扱一覧をPDFでアップし、「カタログはこちら」とリンクしている形です。PDFの中にも文字はありますが、検索エンジン(Googleなど)がPDFの中身を読み取れるかは条件次第で、読み取れても検索結果に出るのはPDFそのもの。閲覧者は開いて、スクロールして、ようやく型番にたどり着きます。

そして決定的なのは、ホームページの本文には型番が一文字も書かれていない状態になっていること。つまり「この型番を扱っている」という情報が、ページの文章として存在していないのです。対策はシンプルで、PDFは残したまま、主要な型番と品名をページ本文のテキストとして併記すること。全部は無理でも、よく出る型番から順に書き出していけば十分です。

理由2:型番が画像の中に入っている

エクセルで作った対応表をそのまま画像にして貼る、紙のカタログをスキャンして載せる。きれいに見えるのですが、検索エンジンは画像の中の文字を文章としては扱いません。人間の目には型番が見えていても、検索する側からは空白のページに近い扱いになります。

見分け方は簡単です。そのページをブラウザで開き、型番の部分をマウスでドラッグしてみてください。文字が選択できれば文章、できなければ画像です。あるいはキーボードのCtrl+F(Macはcommand+F)でページ内検索をかけ、型番を打ち込んで見つからなければ画像だと判断できます。画像を使うこと自体は問題ないので、画像の近くに同じ内容をテキストで書き添えるか、画像に説明文(alt)を入れるやり方を併用してください。

理由3:ログインしないと見えない場所にある

在庫管理システムの画面、取引先専用の会員ページ、見積依頼フォームの裏側。ここに型番データが入っている場合、検索エンジンはログインできないため、そのページを見に来ること(クロール)ができず、検索に載っている状態(インデックス)にもなりません。新規の引き合いを取りたいのであれば、価格や在庫数は会員エリアのままでよいので、「どの型番を取り扱っているか」という事実だけを公開ページに出す形にすると入口が生まれます。

あわせて直したい:型番の書き方のゆれ

型番は、人によって打ち方がばらつく言葉です。実際に検索される形は一つではありません。

  • 半角と全角(SS-100 / SS-100)
  • ハイフンあり・なし(SS-100 / SS100)
  • スペースの有無(SS 100 / SS100)
  • 大文字・小文字(ss-100)
  • メーカー名を付ける・付けない(◯◯製 SS-100)

すべてに別ページを作る必要はありません。1つの型番ページの本文に、「SS-100(SS100とも表記されます)」のように自然な形で併記しておく程度で構いません。品名・旧型番・後継品番・メーカー名も同じページに書いておくと、どの言い方で探した人も同じページにたどり着けます。ただし、同じ型番を並べただけのページを量産すると内容の薄いページになりやすいので、1型番につき1ページ、用途や仕様の説明を添える形がおすすめです。これで必ず上位に出るとは言えませんが、載っていないページは選ばれようがない、という点だけは確かです。

型番ページに書くべき項目(そのまま使えるチェックリスト)

基本の考え方はシンプルです。1型番=1ページ。これが最も検索で拾われやすい形です。ただし、寸法違い・色違いのようにシリーズで並ぶ型番は、無理に分けず「シリーズ1ページ+型番一覧」としてまとめたほうが読みやすく、管理も続きます。目安は「探している人がその型番で検索したとき、このページを見れば判断が終わるか」。終わるなら1ページにまとめて構いません。中身がほとんど同じページが大量に並ぶと、かえって評価されにくくなることもあるので、同じ内容のページが重複していないかの確認もあわせて行っておくと安心です。

ページに入れる項目と、その理由

項目 なぜ必要か
型番(正式表記+略記・旧型番) 検索する人の書き方はバラバラ。ハイフン有無、旧型番、通称を併記しておくとどれで検索されても届きやすい
メーカー名 「メーカー名+型番」で検索されることが非常に多い
品名・一般名称 型番がうろ覚えの人は「軸受 ◯◯mm」のような一般名で探すため
主要寸法・規格・材質 手元の現物と合っているかを確認したいから。ここが無いと問い合わせ前に離脱される
適合機種・互換品・代替品 廃番時の相談につながる。「この型番の代わりに使えるもの」は問い合わせ率が高い情報
在庫の有無の考え方 実数まで出すと更新が追いつかない。「在庫照会可/常時在庫品/受注品」の3区分なら運用できる
最小ロット・バラ売り可否 「1本だけ欲しい」という需要は多く、可否が書いてあるだけで問い合わせが来る
納期の目安 「在庫あれば翌営業日出荷/取り寄せ3〜5営業日」程度で十分
価格に関する案内 オープン価格ならその旨を明記し、見積もり依頼の導線をすぐ横に置く
用途・使用例 型番を知らない人が「何に使うものか」で探し当てる入口になる
取り扱いメーカー一覧へのリンク 他の商品も扱っていることが伝わり、サイト内を見てもらえる
問い合わせフォームへの導線 ページ上部と下部の2か所。型番が自動で入る形だと手間が減る

タイトル(検索結果に出る青い文字)の型

検索結果の一覧に出る見出し部分です。次の型をそのまま使えます。

  • 型番|メーカー名 品名 在庫・納期のご相談|社名
  • 例:ABC-1234|○○製作所 ボールベアリング 在庫・納期のご相談|△△商事

先頭に型番を置くのがポイントです。検索した人は自分が打った型番と一致する文字を探しているため、後ろのほうにあると見落とされます。

見出しと本文の書き方

  1. ページ上部の大見出し(h2相当)に「型番+品名」を入れる。
  2. その下の小見出し(h3相当)を「仕様・寸法」「適合機種・代替品」「在庫と納期」「お見積りについて」で固定する。全ページ同じ並びにすると、作る側も読む側も迷いません。
  3. 本文中に型番を書くのは3〜5回程度で十分です。不自然に同じ言葉を繰り返すページは読みにくく、評価にもつながりません。
  4. 画像を載せる場合は、画像の説明文(alt)に型番と品名を入れておく。画像検索から来る人がいます。

すべての項目を完璧に埋めてから公開する必要はありません。型番・メーカー名・品名・寸法・問い合わせ導線の5つが入っていれば、まずは公開して差し支えない形になります。

型番ページの基本項目

  • 型番とメーカー名正式表記や旧型番、メーカー名を併記する
  • 品名と主要寸法一般名称や規格、材質など現物照合の基準
  • 適合機種や代替品廃番時の相談にもつながる互換情報
  • 在庫区分と納期在庫照会可等の区分とおおよその出荷目安
  • 問い合わせ導線ページ上部と下部に見積もり導線を配置

購買担当者が「ここに問い合わせよう」と思う情報は何か

型番で検索して自社のページにたどり着いてもらえたとしても、そこで終わりではありません。訪れた購買担当者は、数秒から数十秒のあいだに「ここに問い合わせるかどうか」を判断しています。そのとき頭の中にある疑問は、だいたい次の順番で並んでいます。

購買担当者が「ここに問い合わせよう」と思う情報は何か
  1. 本当にこの型番を扱っているのか
  2. いつ届くのか
  3. いくらなのか
  4. この会社に発注して問題ないか

この4つに、ページの中で順番どおり答えていく。それだけで、せっかく見つけてもらった人が黙って戻ってしまう場面を減らせます。

「扱っているか」に答える要素

  • 型番とメーカー名を、ページの上のほうにはっきり書く(画像の中の文字ではなく、コピーできる普通のテキストで)
  • 取扱メーカー数、取扱品目の幅(例:電気部品・配管資材・工具類など、分類で)
  • 1個から対応できるのか、最小ロットがあるのか
  • 廃番になっている品番でも、代替品を提案できるかどうか

特に型番は、担当者がコピーして社内の発注書や上長へのメールに貼り付けます。画像に埋め込んでしまうとコピーできず、それだけで手間が増えます。

「いつ届くか」に答える要素

  • 在庫がある場合の当日出荷の締め時間(例:平日15時までのご注文で当日出荷)
  • 取り寄せになる場合のおおよその日数と、確定した日数をいつ連絡するか
  • 支店・倉庫の所在地と、配送に対応しているエリア

納期は、商社に問い合わせる最大の理由のひとつです。正確な日数が約束できない品目でも、「在庫品は当日、取り寄せ品は確認のうえ翌営業日までにご連絡」のように、自社が確実に守れる基準で書けば十分役に立ちます。

「いくらか」「この会社は大丈夫か」に答える要素

  • 見積もり回答までの目安時間(自社で守れる範囲で。例:営業時間内のご依頼は翌営業日までに回答)
  • 法人与信・掛け払い(請求書払い)に対応しているかどうか
  • 図面や現物の写真を送っての問い合わせが可能かどうか、その送り先
  • 取引実績のある業界(食品工場、建設、設備工事、印刷など、業種のカテゴリで書く。実在しない社名は出さない)
  • 会社概要、所在地、設立年、代表者名への分かりやすい導線

価格をページに出せない商材は多いので、無理に金額を書く必要はありません。代わりに「いつ返事が来るか」が書いてあれば、担当者は安心して問い合わせの操作に進めます。

問い合わせの入口で止まらせない

  • 電話番号と受付時間を、ページの上部にも置く。現場からそのまま電話したい人が一定数います
  • フォームの入力項目を減らす。会社名・担当者名・連絡先・型番や数量・自由記入欄があれば、最初のやり取りは始められます。部署名や住所まで必須にすると、途中でやめる人が増えます
  • スマートフォンから見られる前提でレイアウトを整える。現場や倉庫で、手元の端末から型番を調べている担当者がいます
  • 図面や写真を添付できる手段(フォームの添付機能、またはメールアドレスの明記)を用意する

これらは順位を上げるための作業ではなく、見つけてもらったあとに取りこぼさないための作業です。あわせて、ページの表示速度が極端に遅くないかも一度確かめておくと、スマートフォンからの閲覧で離脱する要因をひとつ減らせます。

今日からできる手順:取扱型番を棚卸しして1ページずつ増やす

型番ページは、一気に全点そろえようとすると必ず止まります。順番を決めて、1ページずつ積み上げるのが結局いちばん早い進め方です。以下の手順は、今日から社内の資料だけで始められます。

手順1:受注・見積データから型番を50〜100件書き出す

直近1年の受注台帳や見積書、メールの問い合わせ履歴から、実際に名前の挙がった型番を書き出します。表計算ソフトに「型番/メーカー/用途/在庫の有無/粗利/リピートの有無」の列を作り、思いつく順に埋めていきます。ここで新しい調査をする必要はありません。すでに社内にある、商売の実態そのままのデータが元になります。

手順2:すでにどんな言葉で表示されているかを確認する

Google Search Console(グーグル サーチコンソール=自社サイトがどんな言葉で検索されているかを無料で見られるツール)の「検索パフォーマンス」を開き、期間を過去12か月にして検索語の一覧を見ます。英数字混じりの語が並んでいれば、それが型番で探された形跡です。まだ登録していない場合は、サイトの所有者であることをドメインまたはURLで証明する登録作業が必要になります。手順はSearch Consoleの登録手順にまとめてあります。

手順3:自社サイトにその型番ページがあるか調べる

Googleの検索窓に「型番 site:自社ドメイン」(例:ABC-123 site:example.co.jp)と入力します。何も出てこなければ、その型番について書いたページが自社サイトに無い、または検索に載っていない状態です。書き出した型番のうち上位20件ほどをこの方法で確認すると、穴がはっきり見えてきます。

手順4:優先順位をつける

  • 粗利が高いもの(1件の問い合わせの価値が大きい)
  • 在庫を持っているもの(すぐ出せる、と書ける)
  • リピート性があるもの(1回の取引で終わらない)
  • 検索しても競合が少ないもの(型番で検索して、メーカー公式以外ほとんど出てこない型番は狙い目です)

手順5:まず10ページ作って型を固める

いきなり100ページではなく、10ページだけ作ります。10ページ作ると「この項目は毎回書く」「この項目は要らない」が見えてくるので、そこでテンプレートを決めます。以降は型に流し込むだけになり、1ページあたりの作業時間が大きく減ります。

手順6:カテゴリページから各型番ページへつなぐ

メーカー別・用途別のまとめページを作り、そこから各型番ページへリンクします。型番ページ同士も「代替品」「後継品」「同時に使われる部品」で相互にリンクします。このサイト内リンク(=自社サイト内でのページ同士のつながり)があると、見に来た方が次のページへ進めますし、検索エンジンにもページの存在が伝わりやすくなります。

手順7:公開後は表示回数の変化を見る

公開したら、サーチコンソールの検索パフォーマンスで「表示回数」が増えているかを月に一度見ます。見るのはクリック数より先に表示回数です。表示されていなければ、そもそも検索結果に出ていないということなので、原因が別にあります。

なお、変化が出るまでには数週間から数か月かかるのが普通で、すべての型番で成果が出るとは限りません。また、ツールで同じ文章を型番だけ差し替えて大量に作るやり方は、中身の薄いページが並ぶだけで逆効果になりがちです。1ページずつ、実際の在庫・納期・実績を書くほうが確実です。

型番ページを増やす手順

  1. 実績から型番抽出受注台帳や見積書から型番を書き出す
  2. 自社状況の確認検索ツールやサイト内検索で穴を把握する
  3. 優先順位の選定粗利や在庫、リピート性などで絞り込む
  4. まず10ページ作成10ページ作ってテンプレートを固める
  5. リンクと表示確認相互リンクを貼り公開後は表示回数を見る

まとめ

型番で検索する人は、もう「何を買うか」を決めています。あとは、どこから買うか、在庫はあるか、いつ届くかを確かめたいだけです。これは、買う気がほぼ固まった相手と出会える、数少ない入口です。業界名や「商社」といった大きな言葉よりも、ひとつの型番の方が、実際の引き合いに近いところにあります。

必要な材料は、すでに手元にある

型番ページに書く内容は、新しく作り出すものではありません。日々の見積書、在庫表、メーカーのカタログ、担当者が電話で答えている内容。そのほとんどが、すでに社内にあります。足りないのは情報ではなく、それが「検索する人から見える場所」に書き出されていない、ということだけです。

  • 型番と正式名称、メーカー名(ハイフンの有無など表記ゆれも併記)
  • 在庫の持ち方と、おおよその納期
  • 最小ロットと、小口でも対応できるかどうか
  • 廃番時の代替品の知識 — ここが商社ならではの強みです
  • 問い合わせ先と、返事が返るおおよその時間

特に代替品の案内は、メーカーのサイトにも通販サイトにも載っていないことが多く、購買担当者が本当に困っている部分です。そこに答えがあるページは、読んだ人の記憶に残ります。

全部を一度にやらなくていい

取扱品目が数千点あるなら、全型番のページを作るのは現実的ではありません。まずは、よく出る10型番から始めてください。問い合わせ履歴や受注データを見れば、繰り返し名前の挙がる型番がいくつかあるはずです。その10本を1ページずつ、上の項目を埋める形で書く。1本30分もかかりません。

書いたあとは、どんな言葉で来ているかを確かめる方法の手順で、実際にどの型番で読まれているかを見てみてください。思ってもみなかった型番が拾われていることがあり、次に書くべき10本が自然と決まります。これを月に10本のペースで続けるだけで、1年後にはかなりの数になります。

私たちSHIROTSUME GRASSは、もともと法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売が本業です。その集客を自分たちでSEO記事を書いて行い、結果が出たので、同じやり方を他社さんにもお手伝いするようになりました。代行だけをしている会社ではない、というのが唯一の違いかもしれません。

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