屋根工事業のホームページ、写真の使い方で問い合わせは変わる
SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月7日公開
屋根の工事をお探しの方は、まず写真を見ます。文章よりも先に、画面をスクロールして「この会社はどんな仕事をするのか」を目で確かめます。屋根は自分の目で見られない場所にあるぶん、写真が唯一の判断材料になるからです。つまり屋根工事業のホームページにおいて、写真は飾りではなく、営業資料そのものです。
とはいえ、現場で手を動かしながら写真の見せ方まで考える時間はなかなか取れません。撮ってはいるけれど、どれをどう載せればいいのか分からないまま、工事中の一枚がフォルダに溜まっている。これはとてももったいない状態です。すでに持っている素材で、問い合わせにつながるページに変えられる余地が大きいからです。この記事では、屋根工事業のホームページで写真をどう撮り、どう並べ、何を書き添えるかを、今日から自分でできる手順として具体的にご紹介します。
屋根工事を探している人は、写真で何を確かめているのか
先に結論から書きます。屋根工事のホームページを見ている人が写真で確かめているのは、仕上がりの美しさではありません。見ているのは次の3点です。
- うちと同じ症状か(自分の家で起きていることと同じ写真があるか)
- うちと同じ屋根材か(瓦なのか、スレートなのか、金属屋根なのか)
- 近所でやっているか(自分の住む市や町の現場か)
この3つが写真から読み取れたとき、はじめて「ここに聞いてみよう」という気持ちになります。逆に言えば、完成写真だけがきれいに並んだギャラリーが反応を生みにくいのは、この3点がどれも分からないからです。足場の外れた屋根の遠景写真は、職人さんから見れば誇らしい一枚でも、お客様から見ると「どの家も同じに見える」ものになってしまいます。もったいない話です。
検索の言葉と、その人が見たい写真は一対一で対応している
お客様は「屋根工事」とだけ打ち込むことは、実はあまりありません。困っている症状か、やりたい工事か、そこに地域名を足して探します。よくある入口と、その人が見たい写真を並べてみます。
- 「雨漏り 修理 ◯◯市」…天井のシミ、室内のバケツ、屋根裏から見た濡れた板。どこから水が入ってどう止めたかの写真。きれいな完成写真より、原因箇所のアップが効きます。
- 「瓦 ずれ 直す 費用」…瓦が一枚ずれて隙間が空いている状態のアップ。自分の家を下から見上げたときと同じ角度だと、「これだ」と分かります。
- 「屋根 塗装 ◯◯市」…色あせてざらついたスレート(薄い板状の屋根材)の表面アップと、塗り替え後の同じ場所。屋根全体ではなく、同じ一画を同じ角度で。
- 「棟板金 浮き」…棟板金とは、屋根のてっぺんにかぶせてある細長い金属のカバーのことです。これが風で浮き、釘が抜けている写真。台風のあとに急増する言葉です。
- 「谷樋 錆び」…谷樋(たにどい)は、屋根と屋根がぶつかるV字の谷の部分に入っている雨の通り道です。ここが錆びて穴が開いた写真は、同じ症状の方に強く響きます。
- 「屋根 カバー工法 ◯◯市」…既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる工事です。重ねる途中の工程写真があると、何をしているのかが伝わります。
写真に「地域」が写っているかを確かめる
近所かどうかは、思っているより強い判断材料です。といっても個人宅の表札や番地を写す必要はありません。施工写真の下に「◯◯市◯◯町・築25年・スレート屋根」と一行添えるだけで、同じ町の人にとっては十分な手がかりになります。検索した人が何を探しているかを考えると、この一行の有無が反応を分けることが分かります。
いま持っている写真で、すぐ点検できること
- 症状のアップ写真(劣化・破損の寄り)が、工事ごとに1枚以上あるか
- 屋根材の種類が見分けられる写真があるか
- 工事中の写真(足場、下地、防水シートなど)が入っているか
- 完成写真だけで終わっているページがないか
屋根工事の会社さんは、現場写真をすでに大量にお持ちです。足りないのは写真ではなく、お客様の探し方に合わせた並べ方と、一言の説明であることがほとんどです。
現場で撮るときの具体的なルール(撮影の手順)
写真を増やそうと思っても、現場に出てしまえば工事が最優先です。だからこそ「この5枚だけは撮る」と決めておくと、職人さんが迷わず、あとで使える写真がそろいます。順番にご紹介します。

撮る順番は5つだけ
- 着工前の全景を1枚。足場を組む前に、道路側から建物全体が入る位置で撮ります。このとき「門柱の前・一歩下がって・横向き」のように、自分の立ち位置と構え方を声に出して覚えておきます。完成写真を同じ位置から撮るためです。
- 劣化している部分の寄り。割れたスレート、浮いた棟板金、ずれた瓦、雨樋の詰まりなど。このとき指やスケール(定規)、ドライバーなどを隣に添えると、見ている人に大きさが伝わります。「ひび割れ」と言葉で書くより、指の横に走る線が1本写っているほうが伝わります。
- めくった後・下地の写真。ルーフィング(防水シート)の傷み、野地板の腐り、釘の浮き。お客様が一生見ることのない場所です。ここが入っているだけで「ちゃんと中を見て工事する会社だ」と伝わります。
- 完成写真は、1で撮ったのとまったく同じ位置から。立ち位置も高さも、入れる範囲も同じにします。ここがずれると比較写真になりません。
- 高所・ドローンの写真は1枚で十分。見栄えはしますが、お客様が知りたいのは「自分の家がどうなるか」です。全体を俯瞰した1枚を添える程度にとどめます。
時間帯とスマホの設定
- 逆光を避ける。太陽を背にして撮ると屋根が黒くつぶれません。午前なら南側、午後なら北側から回り込むイメージです。
- 曇りの日はむしろ好都合。影が出ないので、屋根材の色やサビの出方が正確に写ります。色替えの提案写真には曇天が向いています。
- グリッド表示をオンに。iPhoneなら「設定」→「カメラ」→「グリッド」、Androidもカメラアプリの設定内に同じ項目があります。画面に出る格子線に建物の縦のラインを合わせると、傾いた写真が減ります。
- HDRは基本オンのままで構いません。明るい空と暗い軒下が同時に写る屋根の撮影とは相性がよい機能です。ただし色が不自然に強調されることもあるので、気になる現場では1枚ずつ撮り比べておくと安心です。
- ズームは使わず、自分が近づく。指で拡大すると画質が落ちます。
写り込みとお客様への一言
表札、車のナンバー、洗濯物、郵便受けの名前、ご近所の家。これらが写り込んだ写真をそのまま載せると、後からご指摘を受けることがあります。撮った直後にスマホの編集機能でぼかすか、トリミングで切り落としておくのが確実です。隣家が大きく入る構図は、撮る段階で避けておきます。
許可をいただく一言は、難しく考えなくて大丈夫です。たとえば「工事の記録として写真を撮らせていただいています。もしよろしければ、お名前やお住まいが分からない形で、ホームページの施工例に使わせていただいてもよろしいでしょうか」。このくらいで十分伝わります。お断りされたら無理に載せない、ただそれだけです。口頭で確認したら、日付と「可/不可」を工事台帳にメモしておくと後で迷いません。
1現場あたりの枚数の目安
| 場面 | 目安の枚数 | ねらい |
|---|---|---|
| 着工前の全景 | 2〜3枚 | 完成写真と対になる基準の1枚を確保する |
| 劣化部分の寄り | 4〜6枚 | なぜ工事が必要かを目で納得してもらう |
| 下地・途中工程 | 3〜5枚 | 見えない部分の仕事を伝える |
| 完成 | 3〜4枚 | 全景1枚+細部。全景は着工前と同じ位置から |
| 高所・俯瞰 | 1枚 | 全体像の補足 |
合計で13〜19枚ほど。実際に載せるのは5〜8枚で、残りは差し替え用と社内の記録になります。撮りすぎて困ることはありませんが、「最低限この5場面」が頭に入っていれば、忙しい現場でも抜けません。なお、こうして撮った写真をページに載せるときは、画像に短い説明文(代替テキスト)を添えると、検索する機械にも中身が伝わります。書き方はalt(代替テキスト)の付け方にまとめています。
現場で撮る5つの手順
- 着工前の全景足場を組む前に建物全体が入る位置で撮影する。
- 劣化部分の寄り指やスケールを添えて傷みの大きさを伝える。
- めくった後・下地ルーフィングや野地板など見えない箇所を撮る。
- 完成写真着工前とまったく同じ立ち位置・画角から撮る。
- 高所・俯瞰写真全体像がわかる俯瞰の写真を1枚添える。
写真の並べ方:ビフォーアフターを「1セット」で見せる
撮った写真をサムネイル(小さな見本画像)で敷き詰めたギャラリーページは、作る側としては整って見えます。ただ、屋根の工事を探している方がそこから読み取れるのは「たくさんやっているらしい」ということくらいです。知りたいのは「自分の家と同じような傷み方が、どう直ったのか」。それを伝えるには、写真の枚数ではなく1つの現場を1つのまとまりとして見せる並べ方が効きます。
1現場=1ページ(または1ブロック)で縦に並べる
おすすめは、1つの現場につき1ページを用意し、施工前から施工後までを縦に流れるように並べる形です。スマホは縦にスクロールして読む道具なので、上から順に読み進めるだけで工事の流れが頭に入ります。ページを分けるのが大変なら、1ページの中で現場ごとにブロックを分け、見出しで区切るだけでも伝わり方が変わります。
並べる順番のテンプレート
- 施工前の全景:家全体と屋根が入った引きの1枚。「うちと似ている」と思ってもらう入口です。
- 症状の寄り:割れ、ずれ、サビ、コーキングの切れなど、傷んでいる箇所を近くから。
- 原因の説明:なぜそうなったのかを写真に添えて書く。可能なら下地や雨の入り口が写っている1枚を。
- 工事中:足場、既存材の撤去、防水シート、固定作業など。ここがあると「ちゃんとやっている会社」だと伝わります。
- 施工後:1枚目とできるだけ同じ位置・同じ画角から撮った全景。比べられることが大事です。
- 費用と工期:おおよその金額帯と、足場あり/なし、何日かかったか。ここで問い合わせの迷いが減ります。
横並びの比較スライダーは必ずしも有利ではない
中央のつまみを左右に動かして施工前後が切り替わる「比較スライダー」は見栄えがしますが、スマホでは画面が狭く、動かし方が分からないまま通り過ぎられることがあります。写真が2枚重なっている分、読み込みも重くなりがちです。使うなら、スライダーの下に施工前・施工後の写真を普通に並べておき、動かさなくても内容が分かる状態にしておくと安心です。
よくある載せ方とおすすめの載せ方
| 項目 | よくある載せ方 | おすすめの載せ方 |
|---|---|---|
| 単位 | 施工事例一覧に写真を敷き詰める | 1現場=1ページ(または1ブロック) |
| 写真の大きさ | 3列・4列のサムネイル | スマホで横幅いっぱい、1列で縦に並べる |
| 枚数 | 完成写真だけ1〜2枚 | 前・寄り・途中・後で5〜8枚 |
| 文章 | 「○○市 屋根葺き替え」のみ | 症状・原因・やったこと・費用と工期 |
| 並び順 | 撮った順・バラバラ | 工事の流れどおりに上から下へ |
事例が3件しかなくても質で見せられる
件数が少ないことは弱みではありません。3件しかないなら、その3件を深く書くほうが伝わります。屋根の種類(スレート・瓦・金属)、症状(雨漏り・割れ・棟のずれ)、工事内容(葺き替え・カバー工法・部分補修)が重ならないよう3件を選ぶと、それだけで検索から来る方の入口が3通りに広がります。
- 職人さんのスマホに残っている過去の写真を集め直す(施工前だけでも十分使えます)
- お客様に事前に許可をいただき、建物が特定されない範囲で掲載する
- 写真が足りない現場は、文章と図解のない説明で補い、次の現場から撮影ルールを徹底する
- 1ページあたり1,000字程度の説明を添え、画像に説明を書くalt(代替テキスト)も入れておく
当社が2026年9月に屋根工事業のホームページ9社を診断ツールで調べたところ、検索から人を呼ぶ記事ページが見当たらなかったのは、判別できた7社のうち6社でした(当社が調べた範囲の結果で、全国の傾向を示すものではありません)。裏を返せば、1現場を丁寧に書いたページは、まだ作っているところが少ない領域だということです。
施工事例の写真の載せ方
よくある載せ方
- 写真を一覧に敷き詰める
- 完成写真だけ1〜2枚載せる
- 工事名のみで説明が不足する
おすすめの載せ方
- 1現場ごとに縦に並べる
- 前・寄り・途中・後で5〜8枚
- 症状や原因、費用と工期を添える
写真に添える文章が、問い合わせを生む(キャプションと説明文)
よく撮れた現場写真が並んでいるのに、問い合わせにつながらない。これは珍しいことではありません。理由は単純で、写真だけでは「どこの、どんな建物の、何の工事なのか」が読む人に伝わらないからです。そして検索エンジンは、写真の中身を直接読み取って理解することが得意ではありません。つまり写真の横に一言添えるかどうかで、人にも機械にも伝わる量がまったく変わります。せっかく撮ってある写真ですから、添える文章を足すだけで働きが増えるのはもったいない話ではありません。

1枚(1セット)に添える8つの要素
難しく考えず、次の要素を順に並べるだけで形になります。
- 市区町村名(○○市○○町あたり、まででも可)
- 建物の種類(戸建て/アパート/店舗/工場)
- 屋根材の種類(スレート、瓦、ガルバリウム鋼板、トタンなど)
- 症状(雨漏り、棟板金の浮き、漆喰の崩れ、色あせ)
- 行った工事(カバー工法、葺き替え、部分差し替え、塗装)
- かかった日数(足場の設置・解体を含めて何日か)
- おおよその費用帯(条件つきで幅を持たせて)
- お客様が最初に気づいたきっかけ(天井のシミ、台風後の音、近所の指摘)
最後の「きっかけ」は特に大事です。探している人は症状の名前を知らず、「天井 シミ 茶色」「台風のあと 屋根 バタバタ音」のような言葉で調べます。その言葉が文章の中にあると、同じ悩みの人が自分のことだと分かります。
そのまま使える文例の型
以下は内容の型です。自社の実際の工事に置き換えてお使いください。
- 例1:「○○市/築22年の戸建て/スレート屋根。2階の天井に茶色いシミが出たとのご相談でした。棟板金の浮きから雨水が入り、下地が傷んでいたため、板金の交換と防水シートの部分補修を行いました。足場を含めて4日間。同様の棟板金交換の場合、15万円〜30万円程度が目安です(屋根の形状・面積により変わります)。」
- 例2:「○○町/アパート1棟/トタン屋根。入居者の方から雨音が大きいとご連絡があり、オーナー様よりご依頼。錆が広範囲に出ていたため、既存屋根の上に新しい屋根材をかぶせるカバー工法で施工しました。工期は7日間。カバー工法の場合、80万円〜150万円程度が目安です(面積と下地の状態によります)。」
- 例3:「○○市/平屋の戸建て/和瓦。台風のあと庭に瓦のかけらが落ちていたとのことで点検にうかがいました。棟の漆喰が崩れていたため、積み直しと瓦のずれ直しを実施。2日間で完了しています。部分的な漆喰の積み直しの場合、8万円〜20万円程度です。」
費用を載せるのが不安なときの書き方
「金額を出すと安いところと比べられる」という不安はもっともです。ただ、金額がまったく書かれていないと、そもそも問い合わせの候補から外れてしまうことがあります。おすすめは、金額を隠さず、代わりに条件を必ずセットにする書き方です。「○○の場合」「屋根面積○○平米、足場込みの場合」と前提を添えれば、違う条件の現場と比べられても説明がつきます。幅を持たせるときも「15万円〜」ではなく「15万円〜30万円程度」と上限まで示したほうが、読む人は安心します。
代替テキスト(alt)の書き方
代替テキストとは、写真が何らかの理由で表示されないときに代わりに出る説明文のことです。検索エンジンが画像の内容を知る手がかりにもなり、画像検索からの入口にもなります。alt(代替テキスト)の書き方の考え方は、キャプションの要素を短くまとめるだけです。
| 良い例 | 避けたい例 | 理由 |
|---|---|---|
| ○○市の戸建て スレート屋根の棟板金が浮いている様子 | IMG_2841 | ファイル名のままでは何も伝わらない |
| 和瓦屋根の漆喰が崩れた箇所(施工前) | 施工前 | 何の施工前か分からない |
| アパートのトタン屋根をカバー工法で葺き替えた後の全景 | 屋根 工事 ○○市 安い 格安 雨漏り 修理 | 言葉を詰め込むだけの書き方は評価につながらない |
長さは20〜40文字程度で十分です。写真を見ていない人に電話で説明するつもりで、見たままを書いてください。
写真が重いとページが開かない:ファイル名・サイズ・表示速度の整え方
屋根工事の写真は、現場で撮ったままだと1枚あたり数MB(メガバイト)になることが珍しくありません。10枚並べれば数十MB。これを、屋根から雨漏りして慌てて検索している方が、外出先の電波の弱い場所で開こうとするとどうなるか。写真が出てくる前に、画面を閉じて次の会社へ行ってしまいます。せっかく良い施工写真を撮っていても、見てもらえなければ無いのと同じで、これはとてももったいない話です。
写真を軽くする手順
- 長辺1600ピクセル程度に縮小する。 パソコンの標準機能(Windowsの「フォト」やMacの「プレビュー」)でサイズ変更できます。ホームページで表示される大きさはせいぜいこの程度なので、元のまま上げる必要はありません。
- JPEG(ジェイペグ)で保存する。 写真向けの軽い形式です。WebP(ウェッピー)という、さらに軽い新しい形式に対応している仕組みなら、そちらでも構いません。
- ファイル名を内容のわかる英数字にする。 「IMG_4821.jpg」ではなく「roof-kawara-ashikaga-before.jpg」のように、屋根材・地域・施工前後がわかる名前にします。検索エンジンは画像の中身を目で見て判断できないので、ファイル名が手がかりのひとつになります。あわせて、画像に説明文を添えるalt(代替テキスト)も「足利市 瓦屋根 施工前 割れた棟瓦」のように書いておくと親切です。
- WordPressなら画像圧縮のプラグイン(追加機能)を入れる。 上げた写真を自動で軽くしてくれるものがあります。入れておけば、現場の方が撮ったままアップしても自動で処理されるので、運用が続きます。
- PageSpeed Insights(ページスピード インサイト)で確認する。 Googleが無料で公開している測定ページです。自社のURLを入れるだけで点数が出ます。見るのは、まず「モバイル」の結果。そして「改善できる項目」の中に「次世代フォーマットでの画像の配信」「適切なサイズの画像」といった行が出ていないか。ここに大きな秒数が並んでいたら、写真が原因です。点数そのものを100点にする必要はありません。重い原因の切り分けができれば十分です。
写真以外に、抜けていることが多い3つ
写真を整えるついでに、見ておくと良い箇所があります。どれも訪問者の目には見えませんが、検索エンジンがページを理解するための手がかりになるものです。
- 構造化データ…会社の所在地や対応エリア、サービス内容を、検索エンジンが読み取りやすい形で書き添える補足情報です。
- サイトマップ(sitemap.xml)…サイト内にどんなページがあるかをまとめた目次のファイルです。
- 検索結果の説明文(meta description)…検索結果でタイトルの下に出る2〜3行の紹介文。ここが空だと、検索エンジンが本文から勝手に切り取った文章が表示されます。
当社が2026年9月に、地方の中小事業者を中心に屋根工事業のホームページ9社を当社の診断ツールで調べたところ、調べたページに構造化データが1つもなかったのが7社中4社、検索結果の説明文が抜けたページがあったのが7社中2社ありました。サイトマップが見つからなかったのは9社中1社です。これはあくまで当社が調べた範囲の話で、全国の傾向と言えるものではありませんが、写真はしっかり撮れているのに、こうした裏側の設定だけが手つかず、という形はよく見かけます。制作会社に任せきりになっていれば気づきようがないので、無理もないところです。
手順としては、まず写真を軽くする。次に説明文を埋める。構造化データは後回しで構いません。順番をつけて、一度に全部やろうとしないほうが続きます。
まとめ:写真はすでに持っている。あとは置き方だけ
ここまで見てきたことを、もう一度短く整理します。屋根工事のホームページで写真が効くのは、写真そのものが上手だからではありません。探している人が確かめたいことに、写真が答えているかどうかです。
この記事の要点
- 探している人は「自分と同じ症状」と「自分の地域」を見ている。瓦のズレ、棟板金の浮き、雨漏りのシミ。自分の家と似た写真が1枚あるだけで、ここに頼んでいいのだと伝わります。
- ビフォーアフターは同じ位置・同じ角度で1セットにする。別の角度で撮った2枚は、見る人にとっては別の家です。足場に上がる前に1枚、終わってから同じ場所でもう1枚。これだけで説得力がまったく違います。
- 1枚ごとに短い文章を添える。「棟板金の釘が浮いて、風で浮き上がっていた状態」のように、どこが・どうなっていたかを一行。これが検索する人の言葉と重なります。あわせて画像に説明を書くalt(代替テキスト)も入れておくと、機械にも中身が伝わります。
- 重い写真は軽くする。スマホで撮ったままの写真を何十枚も並べると、ページが開く前に離れていきます。長辺1600px前後に縮めて、ファイル名もローマ字で中身がわかるものに。
全部を一度にやらなくていい
現場に出ながら、撮影のルールを決めて、文章を添えて、サイズまで整える。これを毎日続けるのは、正直なところ無理があります。できていなくても無理もないことです。
おすすめは、直近に終わった1現場だけで試す形です。手順にすると次の3つで足ります。
- その現場の写真から、着工前・完了後で同じ位置のものを2枚選ぶ
- それぞれに一行ずつ、症状と直した内容を書く(地域名も一言入れる)
- サイズを縮めてアップし、スマホで開いて待たされないか確かめる
1現場ぶんでも、ページは確実に変わります。手応えがあれば次の現場で同じことをする。その積み重ねで十分です。
シロツメWebについて
私たちSHIROTSUME GRASSの本業は、法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売です。その集客のために、自分たちで検索から人が来る記事を書いてきました。やってみて結果が出たので、同じやり方を他のお店や会社にもお渡ししています。代行だけをしてきた会社ではない、というのが私たちの立ち位置です。
もしご自身のホームページで、写真や文章がどう見えているかを一度確かめてみたいときは、無料のホームページ診断をご利用ください。お申し込みに必要なのはホームページのURLとメールアドレスだけで、資料のご用意も打ち合わせも不要です。写真の重さ、検索に載っている状態かどうか、説明文の有無など、こちらで拝見してお伝えします。順位や問い合わせ数をお約束するものではありませんが、いまどうなっているかが見えるだけでも、次に手をつける場所は決めやすくなります。見てもらうだけで構いませんので、気が向いたときにお声がけください。
いまの状態を、数字でお出しします
サイトのURLをひとつ教えていただくだけで結構です。どこに直せるところがあるかを調べて、優先順位をつけた診断書をお送りします。費用はかかりません。ご覧いただくだけで終わっていただいても構いません。
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シミュレーター月に何件増えれば、元が取れるか
プランと、お仕事1件あたりの利益を入れてみてください。月額をまかなうのに必要な件数を計算します。
月額をまかなうのに必要な件数
1件/月
最初の1年(初期費用を含めて 41万円)なら、年に9件でまかなえる計算です。
まずは無料で診断する →月額÷1件あたりの利益で出した計算です。件数が増えることをお約束するものではありません。料金は税別、Cプランは最低価格で計算しています。