困ったときに

会社名で検索すると古い情報が上に出てくる原因と自分でできる確認・対処法

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月6日公開

会社名やお店の名前で検索したら、何年も前の住所が載ったページや、すでに終えたサービスの案内、自分のサイトではない他社のまとめページが上のほうに出てくる。ご自身のホームページは、ずっと下。これは、ご商売をされている方からよくご相談いただく状況です。見た人が古いほうの情報を信じて電話をかけてしまったり、「今もやっているのかな」と不安になって問い合わせをやめてしまったり。せっかく見てもらえているのに、届かずに終わっているのは、本当にもったいないことです。

この記事では、なぜ古い情報のほうが上に出てくるのかを、考えられる原因ごとに整理します。そして大事なのは、原因によって打つ手がまったく違うという点です。そこで、それぞれ「自分のパソコンやスマホで、どこを見れば確かめられるか」という手順までセットで書きました。専門知識は要りません。上から順に確かめていけば、ご自身の状況がどれに当てはまるかが見えてくるはずです。

まず結論:古い情報が上に出るのは、だいたいこの5つのどれか

会社名で検索したときに、何年も前の住所や、もう扱っていないサービスのページが上に出てくる。これは珍しいことではなく、長く商売を続けているお店や会社ほど起こります。情報が増えていくのは活動してきた証でもあるので、残ってしまうのは無理もないことです。原因はいろいろあるように見えて、実際にはほとんどが次の5つのどれかに当てはまります。

古い情報が上に出てくる5つの原因

  • 原因1:昔のページがまだ検索に載ったまま残っている/よくある症状は、リニューアル前のデザインのページや、以前使っていたドメイン(アドレス)のページが出てくること。見分けるヒントは、出てきたページを開いてアドレス欄を見ること。今のホームページと違うアドレスなら、別物が残っています。無料ブログや、昔作った採用専用サイトも含まれます。直す難易度は、管理できるものなら低め。他社が管理している場合は中〜高くなります。
  • 原因2:自社の新しいページが検索に載っていない、または載るのが遅れている/症状は、新しくしたはずのページがいくら探しても出てこないこと。見分けるヒントは、Search Console(グーグルが無料で出している確認ツール)で、そのページが「検索に載っている状態」かを確かめること。直す難易度は低めで、申請すれば数日〜数週間で変わることもあります。
  • 原因3:他社のまとめサイト・求人サイト・ポータルのほうが上にいる/症状は、自社サイトより先に、企業情報サイトや数年前の求人ページが並ぶこと。見分けるヒントは、検索結果の1ページ目で、自社以外のドメインがいくつあるかを数えること。直す難易度は中くらい。相手を消すのではなく、自社のページを充実させて選ばれる形にしていきます。
  • 原因4:Googleビジネスプロフィールや地図情報が古いまま/症状は、検索したときに右側や上部に出る会社情報の電話番号・営業時間・写真が昔のものであること。見分けるヒントは、地図アプリで会社名を引いて表示内容を確認すること。直す難易度は低く、自分で修正できます。
  • 原因5:SNS・プレスリリース・取引先サイトなど、外部に古い情報が残っている/症状は、何年も更新していないSNSアカウントや、過去のお知らせページが上位に出ること。見分けるヒントは、検索結果を2ページ目まで見て、自社名が載っている他社のページを書き出すこと。直す難易度は、相手先への連絡が必要なぶん中〜高めです。

先にお伝えしておきたいこと

検索結果の並び順を決めているのはグーグル側であり、こちらが直接操作することはできません。ですので「この作業をすれば必ず上に出る」とは、どなたにもお約束できない領域です。ただ、古い情報を減らし、新しい情報を正しく検索に載せていくことは、こちらの手で確実に進められます。見ている人に正しい情報が届く状態をつくること自体に意味がありますし、結果として順位が整っていくことも多くあります。

このあとのセクションで、5つの原因をひとつずつ、どこの画面を見て、何を確かめればいいかという手順まで具体的に説明していきます。すべてを一度にやる必要はありません。まずはご自分の会社名で検索して、出てきた結果が上のどれに当てはまりそうか、見当をつけるところから始めてみてください。

原因1:昔のページがまだ残っている ― 自分で確かめる方法

一番よくあるのが、過去に作ったページがそのままインターネット上に残っていて、それが検索結果の上のほうに出てきているケースです。リニューアル前の旧サイト、無料ブログで書いていたお知らせ、キャンペーン用に別アドレスで作ったサイト、「info.〜」「shop.〜」といった枝分かれしたアドレス、そしてPDFの会社案内。どれも、新しいサイトを作ったときに「もう使っていないから大丈夫だろう」と思われがちですが、閉じる手続きをしていなければ検索には載ったままです。何年も積み重ねた分だけ、古いページのほうが検索エンジンからの評価が高いこともあり、新しいページを追い抜いてしまう。無理もない話で、これは放置というより「引き継ぎの手続きがまだ残っている」だけの状態です。

原因1:昔のページがまだ残っている ― 自分で確かめる方法

自分で確かめる4つの手順

  1. 検索窓に「site:自社のアドレス」と入れる。たとえば site:example.co.jp のように、半角で続けて入力します。これでそのアドレスの中で「検索に載っている状態(インデックス)」のページが一覧で出てきます。上から眺めて、全部で何件出ているか、見覚えのないURLが混じっていないかを確認してください。終了したサービスのページ、昔の採用情報、テスト用に作ったページなどが見つかることがあります。
  2. 「会社名+旧住所」「会社名+昔のサービス名」で検索する。移転前の住所や、今は扱っていないサービス名で検索すると、古い情報を載せたままのページが一気にあぶり出せます。自社のものだけでなく、他社のサイトに載った古い情報も見つかります。
  3. シークレットウィンドウ(履歴を残さない閲覧画面)で会社名を検索する。普段のブラウザだと、自分がよく見るページが上に出やすくなっています。ChromeやSafariのメニューから「シークレット」「プライベート」の窓を開き、そこで会社名を検索して、上位10件のURLと、ページに書かれた更新日を紙かメモに控えます。これが現状の「お客様から見えている姿」です。
  4. 出てきた古いページを実際に開き、下まで読む。画面の一番下(フッター)と会社概要の住所・電話番号・営業時間を見てください。ここが古いままだと、電話が通じない、違う場所に行かれてしまう、という実害につながります。

見つかった古いページは「消す」より「転送する」

ここが大事なところです。古いページを見つけると、つい「削除してしまおう」と考えますが、ただ消すだけはおすすめできません。消しても検索結果にはしばらく表示が残りますし、クリックした人はエラー画面にたどり着きます。せっかく積み上がった評価も、行き先がないまま宙に浮いてしまう。

基本は301リダイレクトという設定です。難しい名前ですが、要するに「このページは新しいこちらへ引っ越しました」と自動で案内してくれる仕組みで、郵便の転居届と同じ考え方です。訪れた人は新しいページへ自動で移動し、検索エンジンにも引っ越しが伝わるので、古いページが持っていた評価を新しいページに引き継げます。なお、Search Consoleの削除ツールもありますが、あれは数か月の一時的な非表示なので、根本的な解決にはなりません。

制作会社への伝え方の例文

設定はサーバー側の作業なので、ご自身で触るより制作会社や管理会社に頼むほうが確実です。次のように伝えると話が早く進みます。

  • 「会社名で検索すると、旧サイトの○○というページが上に出てきます。現在の△△のページへ301リダイレクトをお願いできますか」
  • 「site:検索で確認したところ、使っていないページが□件残っています。一覧をお送りするので、転送先を一緒に決めさせてください」
  • 「旧ドメイン(旧アドレス)の契約は続いていますか。更新を止める前に、転送設定を入れておきたいです」

特に最後の一点は見落としやすいところです。旧アドレスの契約を先に切ってしまうと、転送設定自体ができなくなります。古いページが残っていると分かった時点で、契約状況もあわせて確認しておくと安心です。

古いページの対処法の比較

削除する

  • 検索結果にしばらく表示が残る
  • クリックした人がエラー画面にたどり着く
  • 積み上がった評価が宙に浮いてしまう

転送する(301)

  • 新しいページへ自動で案内される
  • 検索エンジンに引っ越しが伝わる
  • 古いページが持っていた評価を引き継げる

原因2:新しいページがまだ検索に載っていない ― Search Consoleでの確かめ方

リニューアルして新しいページを公開したのに、検索結果には昔のページばかり出てくる。このとき意外と多いのが、新しいページがまだ検索の候補に入っていないというケースです。Googleは世の中のページを一度自分の側に取り込んでから検索結果に並べています。この「取り込まれている状態」をインデックス(検索に載っている状態)と呼びます。新しいページが取り込まれていなければ、Googleとしては古いページしか手持ちがなく、それを出すしかありません。サイトを直したこと自体は正しい判断なので、あとは知らせるだけです。

Search Consoleで、今の状態を確かめる手順

Google Search Console(サーチコンソール=自分のサイトが検索でどう扱われているかを見られる、Googleの無料の管理画面)を使います。費用はかかりません。

  1. Googleアカウントでサーチコンソールにログインし、自社サイトを登録します。「このサイトは自分のものです」と示す所有権の確認が必要で、制作会社に管理してもらっている場合は、確認用のファイルやタグの設置を依頼するのが早道です。
  2. 画面のいちばん上にある、細長い検索窓のような「URL検査」に、確かめたい新しいページのURLを貼り付けてEnterを押します。
  3. 数十秒待つと結果が出ます。「URL は Google に登録されています」と出れば、検索の候補には入っています。「URL が Google に登録されていません」と出たら、まだ候補に入っていません。
  4. 登録されていない場合は、その画面にある「インデックス登録をリクエスト」を押します。これは「このページを見に来てください」とお願いする操作です。
  5. 左側のメニューから「ページ」を開くと、登録されていないページの一覧と、その理由(見つからなかった、重複している、など)がまとめて並びます。ここを見ると、1ページずつ調べなくても全体の傾向がつかめます。

画面の読み方をもう少し詳しく知りたい方は、Search Consoleで最初に見る3つの画面もあわせてご覧ください。

「検索に出さない」設定が残っていないかを見る

登録をお願いしても入らない場合、サイト側に「検索に出さなくていい」という指示が残っていることがあります。制作中はわざと非公開にするので、公開後に戻し忘れるのは珍しいことではありません。次の3点を確認します。

  • noindex(検索に出さない指示)が残っていないか:パソコンでそのページを開き、右クリック→「ページのソースを表示」を選びます。表示された文字の中で Ctrl+F(Macは⌘+F)を押し、「noindex」と入力して検索します。見つかった場合は、その指示を外す必要があります。
  • テスト用のサイトが公開されたままになっていないか:制作時の仮アドレス(例:test. や stg. で始まるもの)が生きていると、そちらが検索に出て紛らわしくなります。心当たりがあれば制作会社に確認を。
  • robots.txt で止まっていないか:ブラウザのアドレス欄に「自社ドメイン/robots.txt」と入力して開きます。「Disallow: /」とだけ書かれていたら、サイト全体を見に来ないでという指示になっています。

いずれも技術的な設定なので、確認までをご自身で行い、修正は制作担当に具体的に伝えるかたちで十分です。「このページにnoindexが残っています」と伝えられれば、話はとても早くなります。

なお、登録をリクエストしても、反映までには数日から数週間かかることがあります。また、検索に載ることと上位に出ることは別の話で、登録されれば順位が上がると約束できるものではありません。まずは土俵に上がっているかどうかを確かめる。そこがはっきりすれば、次に手を打つ場所も自然に決まります。

原因3:他社のまとめサイト・求人サイトのほうが上にいる ― 勝ち目の作り方

会社名で検索したとき、自社のホームページより先に、企業情報のまとめサイト、求人媒体、口コミサイト、業界のポータル、何年も前のニュースリリースが出てくる。これはよくあることで、異常ではありません。こうしたサイトは毎日たくさんのページが追加・更新され、さらに他の多くのサイトから紹介されています(専門用語では「被リンク」と呼びます)。検索する側のしくみから見ると、よく更新され、よそから紹介されているサイトは信頼されやすい。だから、一社のホームページより上に出ることが起きます。

まず、今どうなっているかを一覧にする

対処の前に、現状を紙かメモに書き出します。10分で終わります。

  1. 検索窓に会社の正式名称を入れて検索する。広告以外の1位から10位まで、サイト名とURLを順番に書き出す。
  2. そのうち自社のホームページが何番目かに印をつける。
  3. 自社以外のサイトを一つずつ開き、住所・電話番号・営業時間・代表者名・事業内容が今と合っているかを確認する。
  4. 違っているところに赤印をつける。「移転前の住所」「使っていない電話番号」「もう扱っていない商品」が特に多いところです。

この一覧ができると、「全部を消す」のではなく「誤りがある数件だけ直せばいい」と分かることがほとんどです。

対処1:まとめサイト側に修正を依頼する

多くのサイトは、ページの一番下に「運営者情報」「お問い合わせ」のリンクがあります。そこから、次の形で連絡します。

  • 自分が誰か(会社名・役職・氏名・連絡先)
  • 対象ページのURL
  • 誤っている箇所と、正しい情報(例:住所は○○に移転済み、電話番号は現在使用していません)
  • 修正または削除のお願いと、確認資料を出せる旨

ただし、削除を強制することはできません。応じてくれるかはサイト側の判断です。事実無根の内容や誹謗中傷にあたるものは、修正依頼とは別の問題として、弁護士や各サイトの削除フォームなど専用の窓口を使ってください。

対処2:自社のホームページ側を強くする

相手を下げるより、自分を上げるほうが確実です。トップページに、次の情報を画像ではなく文字で載せてください。ロゴ画像や、デザインされた画像の中に書かれた文字は、検索する側に読み取られにくいためです。

  • 正式名称(株式会社の位置まで正確に)とふりがな・読み方
  • 住所、電話番号、営業時間、定休日
  • 代表者名、事業内容を一文で

あわせて、会社概要を独立した1ページとして用意します。トップの片隅に数行だけ、より、1ページあるほうが「ここが公式」と伝わりやすくなります。似た論点は会社名で検索しても自社のホームページが出てこないときの原因でも整理しています。

対処3:公式の発信の置き場所を増やす

お知らせ、実績紹介、取り扱い商品のページなど、自社名義のページが増えるほど、検索結果の中で自社の面積が広がります。月に1本でも更新が続いているサイトは、止まったままのサイトと違い、今も動いている会社だと伝わります。古い情報を消すことと、新しい情報を出し続けること。この二つは同じ作業の表と裏だと考えてください。

原因4・5:地図情報とSNS・取引先サイトに残った古い情報

ホームページを直しても、検索結果に出てくる情報が古いままのことがあります。それは、情報の置き場所がホームページの外にあるからです。ここでは地図情報(原因4)と、取引先サイトやSNSなどの外部ページ(原因5)をまとめて扱います。どちらも自分の手で直せる部分が多く、費用もかかりません。

原因4・5:地図情報とSNS・取引先サイトに残った古い情報

原因4:Googleビジネスプロフィールの情報が古い

会社名で検索したとき、画面の右側(スマートフォンでは上のほう)に、住所や電話番号、営業時間、写真が並んだ枠が出ることがあります。これがGoogleビジネスプロフィールです。ホームページとは別の仕組みで動いているので、サイトを新しくしても、この枠は古いままということが起こります。次の順に確認してください。

  1. 検索窓に会社名を入れて検索する
  2. 右側(またはスマートフォンでは上部)の情報枠を表示する
  3. 住所・電話番号・営業時間・ホームページのURLが、いまの内容と合っているか一つずつ見る
  4. 写真が何年も前のものになっていないか、看板や内装が現在と違っていないかを確認する
  5. 枠の中に「このビジネスのオーナーですか?」という表示があれば、その会社の管理権限がまだ誰にも紐づいていない状態です
  6. 「閉業」「一時休業」の表示が付いていないかを必ず確認する

オーナー確認(その会社の関係者であることをGoogleに証明する手続き)が済んでいないと、情報を直す権限がありません。ハガキや電話で届くコードを入力する方法が一般的で、数日〜2週間ほどかかります。まずここから始めてください。

また、ビジネスプロフィールは、訪れた人が「情報が違う」と提案できる仕組みがあります。悪意がなくても、通りがかりの人の提案で営業時間や住所が書き換わることがあります。管理画面の「更新情報」や「編集履歴」にあたる欄に、自分が触っていない変更が並んでいないかを見ておくと安心です。閉業扱いになっていると、電話も問い合わせもぱたりと止まります。これは実害が大きいので、見つけたらその日のうちに修正申請を出してください。

原因5:外部サイトに残った古い情報

社名変更や移転、電話番号の変更をしたあとも、外部のサイトには前の情報が残り続けます。相手のサイトなので、自分では直せません。まず全体像をつかむことから始めます。

  • 「会社名」「旧社名」「旧電話番号」「旧住所」で、それぞれ別々に検索する
  • 出てきた自社以外のページを、URLと掲載内容をメモして一覧にする
  • 過去に使ったプレスリリース配信サイトの記事ページ
  • 取引先の実績紹介ページ、組合や商工会議所の会員一覧
  • 業種別のポータルサイト、求人サイトの企業情報欄
  • 何年も更新していないSNSアカウントや、古い肩書きのままのプロフィール

一覧ができたら、全部に一度に手をつけず、検索したときに上のほうに出てくるもの=よく見られているものから順に片付けます。実害の大きさは、見られている量にほぼ比例します。

依頼は、短いメールで十分です。「お世話になっております。貴サイトの〇〇ページに弊社情報を掲載いただきありがとうございます。2024年〇月に住所と電話番号が変更になりましたので、お手数ですが下記のとおりご修正いただけますでしょうか」と書き、新旧を並べて記載します。相手が作業しやすいように、正しい表記をそのままコピーできる形で添えるのが早く直るコツです。

使っていないSNSは、削除するか、残して最新の情報へ案内するかを選びます。判断の目安は、そのアカウントが検索結果に出てくるかどうか。出てくるなら、消すより残して会社名・ホームページのURL・現住所だけ最新に直したほうが、訪れた人を取りこぼしません。出てこず、投稿も数件なら削除で構いません。会社名で検索したときの見え方全体については、会社名で検索しても自社のホームページが出てこないときの原因もあわせて確認すると、全体像がつかみやすくなります。

優先順位をつけて進める:今日・今週・今月にやることの整理

ここまで5つの原因を見てきましたが、全部を一度にやろうとすると手が止まります。実際には、効果が出るまでの早さも、かかる手間もバラバラです。まずは一覧で全体像をつかんでから、今日できるところだけ手をつけるのがいちばん進みます。

確認・作業項目 自分で無料でできるか 時間の目安 専門の手を借りたい場面
シークレット検索で現状を記録 できる 10分 特になし
site:検索でページ一覧を把握 できる 15分 見覚えのないページが大量に出てきたとき
Googleビジネスプロフィールの住所・電話の修正 できる 30分+審査待ち オーナー確認が通らない/重複登録がある
SNSのプロフィール欄の更新 できる 15分 ログイン情報が分からないアカウントがある
Search Consoleの登録と確認 できる 30分〜1時間 所有権の確認作業でつまずいたとき
トップページ・会社概要に正式情報を記載 更新画面があればできる 1時間 更新画面がない/画像で作られている
旧サイトから新サイトへの転送設定 難しい 半日〜 ほぼ常に(サーバー作業が必要)
外部サイトへの修正依頼 できる 依頼1件15分+返事待ち 先方が応じてくれないとき

今日やること(1時間以内)

  1. シークレットウィンドウで会社名を検索し、上から10件を画面保存しておく。あとで「何が変わったか」を比べる基準になります。
  2. 検索窓に「site:自社のURL」と入れ、自社のどのページが検索に載っているかを眺める。
  3. Googleビジネスプロフィールの住所・電話・営業時間を正しい内容に直す。
  4. 各SNSのプロフィール欄にある古いURLや旧店名を書き換える。

今週やること

  • Search Consoleに自社サイトを登録する。すでに登録済みなら最初に見る3つの画面だけ確認すれば十分です。
  • 新しいページが検索に載っているかを確かめ、載っていないものは登録を依頼する。
  • トップページと会社概要に、正式名称・住所・電話番号を文字(テキスト)で書く。画像の中の文字は検索側が読み取りにくいためです。

今月やること

  • 旧サイトが残っているなら、新サイトへ自動で飛ばす設定を依頼する。
  • 取引先・業界団体・求人サイトなど、古い情報が載っている外部サイトに修正をお願いする。
  • お知らせやブログの更新を再開する。月1本でも、今も動いている会社だと伝わります。

変化が見えるまでの時間について

直したその日に検索結果が入れ替わることは、まずありません。検索結果に反映されるまで数週間かかることもありますし、何をどの順で見せるかを決めているのはGoogle側です。手を入れたからといって必ず順位が上がるとは言えません。ただ、正しい情報がきちんと載っている状態をつくっておかないと、そもそも土俵に上がれません。やるだけの価値はあります。

自社だけで判断がつきにくい3つのケース

  • 旧ドメインの契約がすでに切れている…転送設定ができず、別の手を考える必要があります。
  • 制作会社と連絡が取れない…サーバーやドメインの管理先を調べるところからになります。制作会社と連絡が取れないときの対処も参考にしてください。
  • 社名変更や法人化をした…旧社名での情報が各所に散らばっており、拾い出し自体に時間がかかります。

この3つに当てはまる場合は、無理に自力で進めるより、状況を整理したうえで相談先を探すほうが早く片付きます。

取り組む優先順位の整理

  1. 今日やることシークレット検索で記録し地図情報やSNSを直す
  2. 今週やることSearch Consoleを確認し会社概要を文字で書く
  3. 今月やること転送設定や外部サイトへの修正を依頼し更新を再開

まとめ:古い情報を片付けることは、新しいお客様への一番近道

ここまで見てきたように、会社名で検索したときに古い情報のほうが上に出てくる状態は、原因不明の不思議な現象ではありません。ほとんどの場合、次の5つのどれか、あるいはその組み合わせに切り分けられます。

  • ①昔のページがまだ残っている/古いドメインや旧サイトが生きたまま、検索結果に表示され続けている
  • ②新しいページがまだ検索に載っていない/公開したばかりで、検索側がページの存在を把握しきれていない
  • ③他社のまとめサイト・求人サイトのほうが上にいる/自社サイトより情報量や更新頻度で上回られている
  • ④地図情報が古い/住所・電話番号・営業時間・写真が昔のまま残っている
  • ⑤外部サイトに古い情報がある/SNSの旧アカウント、取引先の紹介ページ、昔のプレスリリースなど

多くは無料で確認でき、半分近くはご自身で直せる

この5つは、いずれもお金をかけずに確認できます。会社名での検索結果を2〜3ページ目まで見る、Search Console(検索での見え方を無料で確認できるGoogleの道具)でページが載っているかを確かめる、Googleマップの情報をオーナーとして開く、SNSの名前で検索し直す。ここまでで、どの原因に当てはまるかはかなりはっきりします。

そして、④の地図情報と⑤の外部サイトの修正依頼は、専門知識がなくてもご自身で進められる部分です。①の古いページの扱いと②の検索への反映は、サイトを触れる環境があるかどうかで変わりますが、まずはSearch Consoleで最初に見る3つの画面を押さえておくだけでも、状況の把握はぐっと楽になります。③は時間のかかる取り組みですが、自社でしか書けない内容を一本ずつ足していくことが、結局いちばん確かな道です。

古い情報が上にある状態は、探してくれている人がいる証拠

見落としがちですが、会社名で検索されて古いページが表示されているということは、誰かが名前を覚えていて、わざわざ調べてくれているということです。広告でたまたま見かけた人ではなく、すでに関心を持っている方です。受け皿さえ整えば、もっとも問い合わせにつながりやすいお客様だといえます。古い情報を片付ける作業は、地味に見えて、実は新しいお客様への一番近道です。放置されてきたのは無理もないことで、本業が忙しければ後回しになって当然。今から順番に片付ければ十分間に合います。

シロツメWebについて

私たちSHIROTSUME GRASS株式会社は、もともと法人向けの中古スマートフォン・PCの買い取りと販売を本業としています。その集客のために自分たちでSEO記事を書き続け、検索から問い合わせが入るようになった。その同じやり方を、他社様にもご提供しているのがシロツメWebです。代行だけを請け負う会社ではなく、自分の商売で実際に検索を使っている立場からお話しします。なお、ここでお伝えした内容は、検索順位や成果をお約束するものではありません。

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