困ったときに

ホームページのアクセスが急に減った時にまず見る5つの場所

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月6日公開

ある朝、アクセス数のグラフを開いたら、線がすとんと落ちていた。心当たりがないぶん、よけいに落ち着かないものだと思います。「何かやらかしたのだろうか」「このまま戻らないのでは」と考え出すと、手が止まってしまいます。

結論から申し上げると、アクセスが急に減る理由は、そう何十通りもありません。実際には数パターンに集約されますし、そのほとんどは無料のツールで、ご自身で確かめられます。大事なのは、あれこれ手を打つ前に「どこで減ったのか」を切り分けることです。原因が分からないまま記事を書き足したり、業者に相談したりしても、空振りに終わってしまうことがあります。この記事では、まず見るべき場所を順番に、画面のどこを開くかまで含めてご説明します。落ち着いて一つずつ潰していけば、30分ほどで当たりはつきます。

まず確かめるのは「本当に減ったのか」「どこが減ったのか」の2点

アクセスのグラフが急に下がっていると、何か大きな問題が起きたのではないかと不安になります。ただ、実際に調べてみると「数字の見え方が変わっただけ」ということが、かなりの割合であります。原因を探しに行く前に、まずはこの2点だけ確かめてください。順番を守るだけで、無駄な調査にかける時間がぐっと減ります。

1点目:計測そのものがずれていないか

アクセス解析は、ホームページの各ページに埋め込まれた小さなプログラム(計測タグ)が動いて初めて数字が記録されます。つまり、このタグが外れると、人は来ているのにグラフだけがゼロに近づきます。よくあるのは次のようなケースです。

  • デザインの変更やテーマの入れ替え、プラグインの更新のときに、計測タグが消えてしまった
  • 特定のページだけタグが入っておらず、そのページへの流入が丸ごと記録されていない
  • 社内のパソコンからのアクセスを除外する設定を新しく追加した(自社の閲覧が多いサイトほど、見かけ上の落ち込みが大きく出ます)
  • 解析ツール側の仕様変更や、クッキー同意バナーの設定変更で、記録される範囲が変わった

見分け方は簡単です。自分のスマートフォンの回線(社内のWi-Fiではなく)で自社サイトを開き、30秒ほどいくつかのページを見てみてください。そのうえでアナリティクスの「リアルタイム」の画面を開き、自分の動きが1件として記録されていれば、計測は生きています。何も出てこなければ、数字の問題を先に疑います。

2点目:どの入口からの訪問が減ったのか

実際に減っているなら、次は「どこから来ていた人が来なくなったか」です。検索から来ていた人が減ったのか、SNSからなのか、広告なのか、お気に入りや名刺のURLを直接打ち込んで来る人なのか。これで原因はまったく別物になります。Googleアナリティクス(GA4)での手順は次の通りです。

  1. 左のメニューから「レポート」を開く
  2. 「ライフサイクル」の中の「集客」→「トラフィック獲得」をクリック
  3. 画面右上の日付の部分をクリックし、期間を「過去28日間」などに設定する
  4. 同じ画面の下にある「比較」のチェックを入れ、「前の期間」または「前年」を選んで適用する
  5. 表に並ぶ「Organic Search(検索)」「Direct(直接)」「Organic Social(SNS)」「Paid Search(広告)」の行で、どこが大きく落ちているかを見る

検索だけが落ちているなら検索エンジン側の話、SNSだけなら投稿や外部からの紹介が止まった話、全部が均等に落ちているならサイトの表示トラブルや計測の問題を先に疑う、という具合に道が分かれます。検索からの流入が気になる場合は、Search Consoleで最初に見る画面もあわせて確認すると、より細かく追えます。

「下がった」ように見えて、異常ではないもの

最後に、落ち着いて見てほしい変動があります。1日だけの落ち込みは、たまたま参照元のサイトやSNSで話題にならなかっただけということが多く、翌日には戻ります。土日に下がる、お盆や年末年始に下がる、という動きも、法人向けのご商売では自然なことです。業種によっては、繁忙期と閑散期で検索されている数そのものが2倍以上違います。

そのため、前日と比べて一喜一憂するのではなく、最低でも2〜4週間をひとまとまりにして、同じ長さの前の期間と比べるのがおすすめです。週単位で平均を取る(移動平均で見る)と、曜日の凹凸が消えて、本当に右肩下がりなのか、いつもの波の中なのかがはっきりします。ここまで見て「いつもの季節変動だった」と分かって終わる方も少なくありません。それが確認できたのなら、それは十分な成果です。

原因1:検索結果に載らなくなっている(インデックスの問題)

アクセスが急に、しかも大きく減ったときに、もっとも影響が大きいのがこのパターンです。検索エンジンがあなたのページを「検索結果に出せる状態で持っている」ことを、専門用語でインデックスと言います。むずかしく考えず、検索に載っている状態と読み替えてください。ここから外れてしまうと、どれだけ内容が良くても検索からの訪問はゼロに近づきます。逆に言えば、原因がはっきりしていて、直せば戻る可能性があるということでもあります。

原因1:検索結果に載らなくなっている(インデックスの問題)

検索に載っているかを確かめる3つの手順

  1. Googleの検索窓に「site:自社のドメイン」と入れて検索する。(例:site:example.co.jp)半角で、コロンの後ろにスペースは入れません。ここに出てくるのが、Googleが持っているあなたのページの一覧です。検索結果の件数や、いつも出ていたページが消えていないかを見ます。トップページすら出てこない場合は、かなり強いサインです。
  2. Google Search Console(無料)の「インデックス作成 → ページ」を開く。「登録済み」の数が、ある日を境にガクンと落ちていないかをグラフで確認します。未登録の理由も一覧で表示されるので、「noindex タグによって除外されました」「robots.txt によりブロックされました」といった文言が出ていないかを見てください。まだ登録していない場合は、Googleで「Search Console」と検索し、Googleアカウントでログイン、サイトのURLを入れて所有権を確認すれば使えます。くわしくはSearch Consoleで最初に見る3つの画面もあわせてご覧ください。
  3. 気になるページは、Search Console上部の検索窓にそのURLを貼って「URL検査」。「URL は Google に登録されています」と出れば正常、そうでなければ理由が表示されます。

よくある原因と、自分で確認できる場所

  • リニューアル時の設定が戻っていない。WordPressの場合、管理画面の「設定 → 表示設定」に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」というチェック欄があります。制作中はわざとチェックを入れることが多く、公開時に外し忘れるとサイト全体が検索から消えます。まずここを見てください。
  • robots.txtやnoindexの設定ミス。「自社ドメイン/robots.txt」をブラウザのアドレス欄に入れると中身が見られます。「Disallow: /」とだけ書かれていたら、サイト全体を見に来ないでという意味になります。
  • サーバー移転やSSL化(httpからhttpsへの変更)でURLが変わったのに、転送の設定がない。古いURLをブラウザに入れて、新しいURLへ自動で切り替わるかを試します。エラー画面が出るなら転送(リダイレクト)が設定されていません。

制作会社に依頼されている場合は、「サイト全体にnoindexが入っていないか、robots.txtとSearch Consoleのインデックス状況を確認してほしい。旧URLから新URLへの301リダイレクトも設定されているか見てほしい」と伝えれば、そのまま通じます。原因が設定ひとつということも珍しくないので、まずここから切り分けてみてください。

インデックス確認の3手順

  1. site検索を行うGoogle検索窓に自社ドメインを入れ一覧を確認する
  2. サチコで推移確認インデックス作成の登録済み数が落ちていないか確認
  3. URL検査を実施気になるURLを貼りGoogle登録状況を確認する

原因2:サイトが一時的に表示できていなかった/表示が極端に遅い

検索の順位は変わっていないのに、アクセスだけがすとんと落ちている。そんなときに意外と多いのが、サイトそのものが一定期間表示できていなかった、というケースです。原因が技術側にある場合は、直せばアクセスも戻りやすい領域です。落ち着いて順番に見ていけば大丈夫な場所だと思ってください。

まず疑う4つの技術的な停止

  • ドメインの更新切れ:住所にあたるアドレスの契約が切れると、サイトは丸ごと表示されなくなります。クレジットカードの期限切れで自動更新が失敗していた、という例がよくあります。
  • SSL証明書の期限切れ:アドレスの先頭が「https」になるための証明書です。切れると「この接続ではプライバシーが保護されません」という警告画面が出て、訪問者のほとんどが引き返します。
  • サーバーの契約更新忘れ・支払い漏れ:データを置いている場所の契約です。止まるとサイトも止まります。
  • 更新後のエラーやアクセス集中:WordPressをお使いなら、プラグイン(追加機能)やテーマの更新直後に画面が真っ白になることがあります。また、テレビやSNSで紹介されて一時的に人が殺到し、サーバーが耐えきれず落ちることもあります。

確かめ方の手順

  1. 自分のスマホで、Wi-Fiを切って4G/5Gで表示してみる。社内のWi-Fiや会社のネットワークだけの問題か、全体の問題かを切り分けられます。普段と違う回線でも開かないなら、サイト側の問題の可能性が高いです。あわせてスマートフォンでの表示確認もしておくと、崩れや欠けにも気づけます。
  2. アドレスバーの鍵マークをクリックする。「この接続は保護されています」→「証明書は有効です」と進むと、SSL証明書の有効期限が日付で表示されます。残りが少なければ更新手続きを。
  3. Search Consoleの「設定」→「クロールの統計情報」を開く。Googleがサイトを見に来た記録です。グラフで「平均応答時間」が急に跳ね上がっていたり、「ホストのステータス」に問題ありと出ていたり、5xx(サーバーエラー)の件数が増えていれば、その日付が止まっていた期間の目安になります。
  4. レンタルサーバーの管理画面にログインし、障害情報とお知らせメールを遡る。障害があった日時が告知されていることが多く、アクセスが落ちた日と一致すれば原因はほぼ確定です。請求や契約のステータスも同時に確認しておきます。

表示速度が落ちているだけ、ということもある

完全に止まっていなくても、開くまでに数秒かかる状態が続くと、訪問者は待たずに戻ってしまいます。Googleの無料ツール「PageSpeed Insights」にサイトのアドレスを貼って分析を押すと、スマホとパソコンそれぞれの点数と、重い原因(画像のサイズが大きい、など)が日本語で出ます。点数を満点にする必要はありません。まずは画像の容量を小さくする、最近入れたばかりの機能を一つ止めてみる、といったところから試せば十分です。

症状から当たりをつける

症状 疑う場所 確認先
どの回線でも全く開かない ドメイン/サーバーの契約・障害 サーバー管理画面、更新通知メール
警告画面が出て進めない SSL証明書の期限切れ アドレスバーの鍵マーク
画面が真っ白、一部だけ崩れる プラグイン・テーマの更新エラー WordPress管理画面の更新履歴
特定の日だけ数値が落ちている 一時的なサーバー停止 Search Consoleのクロール統計情報
開くが、とにかく遅い 画像や機能の重さ PageSpeed Insights

この領域は、復旧した翌日から数値が戻り始めることも珍しくありません(戻り方はサイトによって異なります)。原因が特定できたら、同じことが起きないよう自動更新の設定と支払い方法だけは見直しておくと安心です。

表示停止を招く4つの原因

  • ドメインの更新切れ契約が切れるとサイトが丸ごと表示されなくなる
  • SSL証明書の期限切れ警告画面が表示されて訪問者の多くが引き返す
  • サーバーの支払い漏れ契約更新忘れなどでサーバー自体が停止する
  • 更新エラーや過負荷プラグインの更新エラーやアクセス集中で落ちる

原因3:Google側の評価の変動(アップデート)と、競合の動き

サイトも触っていない、サーバーも止まっていない。それなのにアクセスが落ちることがあります。これは珍しいことではなく、Google側が検索結果の並び順の基準を見直したり、同じキーワードを狙う他社が新しいページを公開したりすると、こちらが何もしなくても順位は動きます。自分のやり方が間違っていたのだろうかと落ち込む必要はありません。検索結果は常に動いているもの、というのが前提です。

原因3:Google側の評価の変動(アップデート)と、競合の動き

コアアップデートとは、Googleの「評価基準の見直し」

Googleは年に数回、検索結果の大きな見直しを行います。これをコアアップデートと呼びます。難しく考えなくて大丈夫で、要は「どんなページを上位に出すか」の方針をまとめて調整する作業です。実施されると、特定の業種やテーマのサイトが一斉に順位を上げたり下げたりします。ペナルティ(違反への罰)ではないので、何か悪いことをした結果ではありません。

確かめ方1:落ち込んだ「日付」を特定する

まず、アクセスが下がり始めた日を1日単位で特定します。ある日を境にストンと落ちているなら、Google側の変動か、サイト側のトラブルが疑われます。じわじわ下がっているなら、競合の動きや季節要因の可能性が高くなります。日付が分かったら、その日付と「コアアップデート」を合わせて検索し、同時期に同業の方や制作会社が同じような話をしていないか調べてみてください。業界全体で同じ日に話題になっていれば、自社だけの問題ではないと判断できます。

確かめ方2:Search Consoleで3つの数字を分けて見る

Search Console(Googleが無料で提供する、検索からの流入を確認できる画面)の「検索結果のパフォーマンス」を開き、上部にある合計表示回数・合計クリック数・平均掲載順位のチェックを全部オンにします。見方は次の通りです。画面の使い方そのものはSearch Consoleで最初に見る3つの画面でも触れています。

  • 表示回数は横ばいで、クリックだけ減っている…検索結果には出ているのに選ばれていない状態です。順位が1ページ目の下の方へずれたか、検索結果の見た目が変わった可能性があります。最近はAIによる要約、地図の枠、広告の枠が上部を占めることが増え、同じ順位でもクリックされにくくなります。
  • 表示回数も順位も下がっている…評価そのものが動いています。競合が新しいページを出した、あるいはアップデートの影響が考えられます。
  • 表示回数が増えているのに順位が下がった…新しいキーワードで拾われ始めた影響のこともあり、必ずしも悪い変化ではありません。

確かめ方3:自分の目で検索結果を見る

数字だけでなく、実際に自社の主要なキーワードで検索してみてください。できればログアウト状態かシークレットウィンドウで、スマートフォンでも確認します。1ページ目の顔ぶれが以前と変わっていないか、見慣れない会社のページが上に来ていないか、上位のページがどんな内容を書いているかを見ます。競合が自社より詳しいページを出していたなら、原因はそこにあります。

慌てて大改修しない方がよい理由

アップデートによる変動は、数週間かけて落ち着いていくことが多く、回復には時間がかかります。また、回復するとも限りません。だからこそ、下がった直後にデザインを全部作り替える、ページを大量に消すといった大きな手を打つのは避けたほうが安全です。何を変えたから戻った(戻らなかった)のかが分からなくなり、次の判断ができなくなるためです。まずは2〜3週間様子を見ながら、上位に来ているページと自社のページを読み比べ、情報が足りない部分を一つずつ足していく。この順番が結局いちばん早い対応になります。

原因4・5:SNSや広告など外からの流入が止まった/季節と検索需要そのものの変化

ここまでの3つは「検索経由のアクセス」の話でした。けれど実際には、検索以外の入口が静かに閉じていたせいで全体の数字が落ちている、というケースもかなりあります。最後の2つは、サイト本体に問題がないのにアクセスが減るパターンです。

原因4:検索以外の入口が止まっている

ホームページへの入口は検索だけではありません。次のような出来事があると、サイトを何も変えていなくてもアクセスは減ります。

  • リスティング広告の予算が上限に達した、クレジットカードの期限切れで決済が止まった、審査で広告が止められた
  • SNSの投稿頻度が落ちた、担当の方が異動・退職した、アカウントの運用を止めた
  • 他のサイトで紹介されていた記事(被リンク=よそのサイトからリンクで紹介されること)が削除された、リンク先が変わった
  • 業界ポータルサイトや地域の情報サイトへの掲載が、契約終了で外れた
  • メールマガジンや一斉配信を止めた、配信先リストを整理した

確かめ方はGoogleアナリティクスです。レポートの「集客」から、参照元/メディア別の数字を出し、期間を「減る前の1か月」と「減った後の1か月」で比べてください。全体が均等に落ちているなら検索側の問題、特定の流入元だけがゼロ近くまで落ちているなら、その入口が止まったということです。広告なら管理画面の配信状況、ポータルなら掲載ページがまだ生きているかを、その足で確認します。これは自分で原因まで特定できる、いちばん分かりやすい種類の減り方です。

原因5:検索需要そのものが減っている

もうひとつは、世の中で検索する人自体が減っている場合です。季節商材、年度末や繁忙期に紐づくサービス、一時的に話題になった分野などは、需要の山と谷がはっきり出ます。この場合、サイトをいくら直しても数字は戻りません。

  1. Googleトレンドを開き、主力のキーワードを入力して期間を「過去5年」にします。毎年同じ時期に谷があるなら、季節変動です。
  2. Search Consoleの「検索パフォーマンス」で、期間比較を「前年同期間」にして表示回数(検索結果に自社が出た回数)を見ます。
  3. 表示回数も前年並みに減っていれば、市場側の変化。表示回数は変わらないのにクリックだけ減っているなら、自社の順位や見え方の問題です。

この表示回数とクリックの読み分けは、Search Consoleで最初に見る3つの画面にも通じる考え方で、覚えておくと切り分けがぐっと速くなります。

5つの原因を一覧で確認する

原因 症状の特徴 確認する場所 自分で対処できるか
1. 検索に載らなくなっている 特定ページだけ流入が消える/会社名でも出ない Search Consoleのページ インデックス登録 設定ミスなら可。制作会社の対応が要る場合も
2. 表示できていない・極端に遅い ある日を境に全体が急落、曜日に関係なく低い サーバーの稼働状況、PageSpeed Insights 復旧は要相談。速度改善は部分的に可
3. Google側の変動・競合の動き 数日かけてなだらかに減る、順位が数位ずつ下がる Search Consoleの平均掲載順位、検索結果の実物 すぐには不可。中身の見直しで時間をかけて
4. 検索以外の入口が止まった 特定の流入元だけがゼロ近くに落ちる アナリティクスの参照元/メディア、広告管理画面 原因特定も対処も自分で可能
5. 検索需要そのものの減少 表示回数も前年比で減っている、毎年同時期に谷 GoogleトレンドとSearch Consoleの表示回数 需要は動かせないが、別の時期の商材を用意できる

お手元で、当てはまりそうな行に印をつけてみてください。複数に印がつくこともありますが、その場合は上の行から順に確かめると無駄がありません。4と5に印がついたなら、ホームページ自体は健全である可能性が高く、慌てて作り直す必要はありません。

まとめ:切り分けの順番と、判断に迷ったときの相談先

アクセスが急に落ちると、原因が分からないまま時間だけが過ぎてしまいます。そうならないために、確認する順番をもう一度整理しておきます。上から順に見ていけば、たいていの場合は「どこで何が起きているか」が見えてきます。

確認する順番(上から順に)

  1. そもそも本当に減ったのか(計測の不具合):アクセス解析のタグが外れていないか、期間の比較がずれていないか。サイトの作り替えやテーマ更新の直後は特に起こりやすい部分です。
  2. 検索に載っている状態が保たれているか:Search Consoleで、主要なページが検索結果に表示される状態のままかを確認します。急にごっそり消えている場合は、設定の事故である可能性が高いです。
  3. 表示のトラブル:一時的にサイトが開けなくなっていなかったか、表示が極端に遅くなっていないか。サーバーの障害やSSL(鍵マークの設定)の期限切れも、よくある落とし穴です。
  4. 検索結果そのものの変動:Google側の評価の見直しや、競合ページの入れ替わり。特定のキーワードだけ順位が動いているなら、この可能性があります。
  5. 外からの流入と、検索需要の変化:SNSの投稿が止まった、広告を停止した、そもそもその時期は検索される回数自体が少ない、など。

この順番には理由があります。上にあるものほど「自分の側の事故」で、直せば戻る可能性があるからです。下にいくほど外部要因が絡み、すぐに元通りとはいきません。最初から「Googleのアップデートのせいかもしれない」と考え始めると、本当はタグが外れているだけだった、という遠回りが起きます。

アクセスが戻ることと、問い合わせが増えることは別の話

もうひとつ、どうしてもお伝えしたいことがあります。アクセスの数字が元に戻っても、問い合わせが増えるとは限りません。逆に言えば、アクセスが少し減っていても、来てくれた方がきちんと問い合わせまで進める作りになっていれば、商売としての成果は守れます。

数字が落ちて気になっている今は、落ち着いてページを見直す良い機会でもあります。料金や対応エリアが書かれているか、電話番号やフォームが探さなくても目に入るか、スマートフォンで見たときに読みづらくないか。こうした点は順位とは別に、自分の手で今日から直せます。問い合わせが来ないときに確認することも合わせて見ていただくと、打ち手が整理しやすいはずです。

判断に迷ったときは

私たちSHIROTSUME GRASSは、もともと法人向けの中古スマートフォン・PCの買い取りと販売を本業としています。その集客を外注せず、自分たちで記事を書いて検索から人を集めてきました。

順位が上がることや、成果が出ることを約束することはできません。ただ、どこで何が起きていそうか、何から手をつけるべきかの切り分けは、第三者の目があったほうが早いことが多いです。シロツメWebでは、現状を一緒に確認する無料のSEO診断をお受けしています。自分で5つを見てみたけれど判断がつかない、という段階でも構いません。

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