困ったときに

自社名で検索すると口コミサイトが先に出る|原因の調べ方と対処法

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年10月6日公開

ご自身のお店や会社の名前で検索してみたら、一番上に出てきたのは口コミサイトや地図サイト、求人サイトだった。自社のホームページは少し下、ときには画面をスクロールしないと見えない位置にある。こうした状態に気づいて検索された方は少なくありません。名前で探してくださった方は、もっとも問い合わせに近いお客様です。その方が別のサイトに流れているとしたら、これはとてももったいない状況です。

ただ、これは珍しいことでも、何かを怠ったせいでもありません。口コミサイトや大手の情報サイトは、検索で上に出るための土台が非常に強く作られていて、個別のお店の名前でも上位に表示されやすい仕組みになっています。無理もないことなのです。大切なのは、その上で「自社サイトが下にいる理由がどこにあるのか」を切り分けること。この記事では、考えられる原因を4つに整理し、それぞれをご自身で確かめる方法まで、画面のどこを見るかという所まで具体的に書いていきます。

まず結論:原因は大きく4つ。どれに当てはまるかで対処が変わります

自社の名前で検索したときに、食べログやエキテン、求人サイト、まとめサイトといった口コミサイトが先に出てきて、自社のホームページがその下に押しやられている。もしくは一ページ目に見当たらない。これは珍しいことではなく、きちんと商売をされているお店・会社ほど起きやすい現象です。口コミサイト側は毎日大量のページを更新していますから、放っておけばそちらが目立つのは、ある意味で当たり前のことです。無理もありません。

そのうえで、原因は大きく4つに分けられます。どれに当てはまるかで、やるべきことがまったく変わります。まずは自分がどれなのかを見分けるところから始めてください。

原因の4分類と、読むべきセクション

原因 よくある見え方 読む場所
①自社サイトに社名・店名が十分に書かれていない 検索結果に出る自社サイトの青い文字(タイトル)が「ホーム」「TOP」などになっていて、正式名称が入っていない 原因①
②そもそも検索に載っていない/載っているページが少ない 社名で検索しても自社サイトが一件も出ない。出ても1ページだけ 原因②
③口コミサイト側の情報量が多い 自社サイトも出ているが、口コミサイトより下。口コミ側には写真・レビュー・営業時間がぎっしり 原因③
④名前が一般的な言葉と重なる/同名の別業者がいる 社名で検索すると、まったく関係のない業種や地域の会社が混ざって出る 原因④

大前提:口コミサイトを下げることはできません

先にお伝えしておきたいのは、口コミサイトの順位を下げる手段は、こちらにはないということです。検索の順位を決めているのは検索エンジン側であり、他社のページを後ろに動かすボタンはどこにもありません。つまり打ち手は、次の二つしかありません。

  • 自社のホームページ側を充実させて、相対的に上に持ち上げていく
  • 口コミサイト経由で見た方にも、最終的に自社へ連絡してもらえる導線をつくる

どちらか一方ではなく、両方を並行して進めるのが現実的です。特に後者は、順位が変わらなくても今日から効果が出る部分なので、後半のセクションで具体的に触れます。

最初の3分でやっておくこと

  1. スマートフォンで、シークレットモード(Chromeなら右上のメニューから「新しいシークレットタブ」)を開く。普段のブラウザだと、自分の閲覧履歴が反映されて実際と違う並びに見えることがあります。
  2. 正式名称(株式会社〇〇、〇〇店など)で検索し、1ページ目に出てきたものを上から順にメモする。
  3. 自社のホームページが何番目か、そもそも出ているかを確認する。
  4. 自社サイトが出ている場合、検索結果に表示されているタイトルと説明文をそのまま書き写す。

この4つを控えておけば、上の表のどの原因に当てはまるかがほぼ判別できます。なお、似た症状でも会社名で検索しても自社のホームページが出てこない場合は原因②に近い状態なので、そちらを重点的に見てください。

なお、検索の順位は検索エンジン側の判断で日々変わるもので、手を入れれば必ず上がるとお約束できるものではありません。ただ、原因を切り分けずに闇雲に手を打つより、当てはまる箇所から直していく方がずっと近道です。

現状を切り分ける確認手順

  1. シークレット開く閲覧履歴が反映されないタブを開く
  2. 正式名称で検索1ページ目の結果を上から順にメモする
  3. 自社の順位を確認何番目にあるか、出ているかを見る
  4. 表示内容の記録タイトルと説明文を書き写しておく

原因①:自社サイトに「社名・店名」がきちんと書かれていない

口コミサイトに先を越されている場合、いちばん多く、そしていちばん直しやすいのがこれです。検索エンジンは、ページに実際に書かれている文字を手がかりに「このページは何について書かれたページか」を判断しています。つまり、トップページのどこにも社名が「文字として」入っていなければ、名前で探されても自社サイトと結びつきにくくなります。

原因①:自社サイトに「社名・店名」がきちんと書かれていない

見た目には立派なロゴが大きく出ていて、人間の目には社名がはっきり見えている。それでも、そのロゴが画像の場合、検索エンジんから見ると「文字が何も書かれていない」状態になっていることがあります。デザインを優先した結果そうなっているだけで、作りが悪いわけではありません。

自分で確かめる手順

  1. 自社サイトのトップページを開き、ブラウザのタブに出ている文字を見ます。「HOME」「ようこそ」「トップページ」だけになっていないか。ここは検索結果に出る青い見出しの元になる、いちばん大事な一行です。
  2. ページ上で右クリック →「ページのソースを表示」を選びます。英数字の画面が開いたら、Ctrl+F(Macはcommand+F)で自社名を入力し、何件ヒットするかを見ます。0件なら、社名が文字として入っていないということです。
  3. ロゴの部分にマウスを当てて、文字として選択(ドラッグ)できるかを試します。選択できず画像として反応する場合は、画像になっています。
  4. 会社概要ページを開き、正式名称・住所・電話番号が文字で書かれているかを確認します。ここも画像で作られていることがあります。

見つかったときの直し方

  • タイトルに社名を入れる:「社名|業種+地域」の形が分かりやすく、人が見ても内容が伝わります。
  • トップページの大見出し(h1)に社名を文字で置く:ロゴ画像の下に、小さくても構いませんので社名と一言の説明を文字で添えます。
  • ロゴ画像に代替テキストを入れる:代替テキストとは、画像が表示されないときに代わりに出る説明文のことです。ここに正式な社名を入れておきます。
  • 会社概要ページを整える:正式名称、住所、電話番号、営業時間を文字で記載します。口コミサイトに載っている表記とそろえておくと、同じ会社だと判断されやすくなります。

タイトルの書き方:直す前と直した後

直す前 直した後
HOME 山田製作所|金属加工・精密板金(大阪市東淀川区)
ようこそ当店のホームページへ 美容室クローバー|池袋の美容室・カット/カラー
トップページ | WordPress 田中会計事務所|名古屋市の税理士・記帳代行

タイトルは、だいたい全角30文字前後までが検索結果に表示されます。社名を先頭に置き、そのあとに業種と地域を続けると、名前で探した人にも、サービスで探した人にも伝わります。より詳しい考え方は会社名で検索しても自社のホームページが出てこないときの記事でも触れています。

なお、直してもすぐに検索結果へ反映されるとは限らず、数日から数週間かかることもあります。順位を約束できるものではありませんが、名前と自社サイトを結びつける土台づくりとして、最初に手をつける価値のある作業です。

原因②:そもそも検索に載っていない、または載っているページが数ページしかない

ホームページが世の中に公開されていることと、検索エンジンがそのページを「検索結果に出せる候補」として登録していることは、別の話です。登録されていなければ、どれだけ良い内容が書かれていても、名前で検索したときに出てきようがありません。その空いた場所に、すでに登録されている口コミサイトが入ってくる――という構図です。これは手入れを怠ったからではなく、制作時の設定ひとつで起きることなので、無理もない話です。

手順1:検索窓に「site:」と入れて、載っているページ数を数える

  1. Googleの検索窓に、半角で site: と入力します。
  2. 続けて自社サイトのURL(https://は省いてもかまいません。例:site:example.co.jp)を入れて検索します。
  3. 表示された一覧が、いま検索に載っているページのおおよその一覧です。

ここで0件(「一致する情報は見つかりませんでした」)なら、サイト全体がまったく登録されていない状態です。名前で検索して出てこないのも当然ということになります。

手順2:トップページしか出てこない場合の意味

site: で調べて、トップページだけが出て、会社概要・サービス紹介・お客様の声といった下層のページが出てこないことがあります。これは、検索エンジンがサイトの入口までは見に来たけれど、中まで回りきれていないか、中のページを登録する価値が低いと判断している状態です。載っているページが数ページしかないサイトは、名前で検索されたときに出せる材料が少なく、情報量の多い口コミサイトに前に出られやすくなります。

手順3:Search Consoleで、登録状況を具体的に見る

Google Search Console(サーチコンソール=自社サイトが検索でどう扱われているかを無料で確認できるツール)を使うと、推測ではなく実際の状況が見られます。

  1. 「Google Search Console」で検索し、Googleアカウントでログインします。
  2. 自社サイトのURLを登録し、画面の案内に沿って「このサイトの持ち主である」ことを確認します(指定されたファイルを置く、または指定のタグを入れる方法が一般的です。制作会社に依頼しても構いません)。
  3. 左メニューの「ページ」を開きます。「登録済み」と「登録されていません」の件数が出ます。登録されていない側をクリックすると、理由が一覧で表示されます。
  4. 左メニュー上部の「URL検査」に、自社のトップページや確認したいページのURLを貼って実行します。「URLはGoogleに登録されています」と出れば検索に載っている状態、出ていなければ「インデックス登録をリクエスト」を押して登録を申請できます。

画面の見方はSearch Consoleで最初に見る3つの画面もあわせてご覧ください。

よくある原因と、その場でできる対処

  • 制作時の「検索エンジンに表示させない」設定が残っている:WordPressなら、管理画面の「設定」→「表示設定」の中に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」というチェック項目があります。制作中に付けたまま公開されている例は珍しくありません。チェックを外して保存します。
  • リニューアルしたのに、検索側が旧サイトのままになっている:古いURLが残っていたり、新旧の案内がつながっていないと起こります。旧URLから新URLへの転送設定を制作会社に確認します。
  • 独自ドメインと、制作会社の仮のアドレス(サブドメイン)で同じ中身が二重に公開されている:検索側がどちらを出すか迷い、どちらも弱くなります。使わない方は公開を止めるか、正式なアドレスを指定する設定をしてもらいます。
  • 公開して間もない:登録まで数日から数週間かかることがあります。URL検査から登録を申請しつつ待ちます。

なお、登録を申請しても必ず載る・必ず上に出るというものではありません。それでも、載っていないことが原因なら、まずここを直さないと先に進めません。

原因③:口コミサイト側の情報量が多く、検索側が「そちらの方が詳しい」と判断している

自社サイトは会社案内・サービス・お問い合わせの3ページほどで、更新も自然と止まっている。一方、口コミサイトのページには写真が何十枚も並び、営業時間、定休日、メニューと料金、利用者のレビュー、よくある質問まで載っている。こうなると、検索する仕組みの側は「この店名について詳しく答えているのはどちらか」という見方で、口コミサイト側を上に置くことがあります。意図的に下げられているわけではなく、情報量の差がそのまま順位の差として出ているだけ、というケースです。

原因③:口コミサイト側の情報量が多く、検索側が「そちらの方が詳しい」と判断している

確かめ方:上に出ているページと、自社サイトを突き合わせる

  1. 自社名で検索し、上位に出ている口コミサイトのページを実際に開きます。
  2. そのページに載っている情報の項目を、紙かメモに上から書き出します(写真、営業時間、席数、支払い方法…など、見たまま全部)。
  3. 自社サイトを開き、同じ項目が書かれているかを一つずつ確認して、○×をつけます。
  4. ×が多いほど、「詳しさ」で負けている状態だと考えられます。

突き合わせチェック表

項目 口コミサイト側 自社サイト
営業時間
定休日・年末年始などの休み
住所・最寄り駅からの行き方
駐車場の有無と台数
料金の目安・考え方
担当者の顔写真と経歴
対応エリア
よくある質問
写真の枚数
支払い方法

対処:足りない項目を、自社サイトに足していく

やることは単純で、×がついた項目を自社サイトに書き足していくだけです。新しくページを作ってもいいですし、既存のページの下に追記するだけでも構いません。

なかでも効きやすいのが、次の3つです。どれも書いていないお店・会社が多く、書くとそのまま差になります。

  • よくある質問:お客様から実際に電話で聞かれることを、そのまま質問文にして答えを書きます。5つでも十分です。
  • 料金の考え方:金額をすべて公開しなくても構いません。「どういう条件で金額が変わるのか」「最低はいくらくらいからか」を書くだけで、読む側の不安はかなり減ります。
  • 対応エリア:市区町村名まで書きます。地域名とサービス名をページに書いておくことは、名前で探している人以外に見つけてもらううえでも役に立ちます。

Googleビジネスプロフィールも自分で管理しておく

地図と一緒に出てくる無料の情報枠(Googleビジネスプロフィール)は、自分で管理の権限を取れます。営業時間や写真を自社で整えられるうえ、「ウェブサイト」欄に自社サイトのURLを正しく入れておけば、地図を見た人がそのまま自社サイトへ来てくれます。口コミサイトが上にいる状態でも、ここが整っているかどうかで来訪の数は変わります。URLが古いままだったり空欄のままになっていることもあるので、一度開いて確かめておくと安心です。

情報を足した効果は、すぐには出ません。検索側が読み直すまでに時間がかかりますし、必ず順位が入れ替わるとも限りません。それでも、詳しく書いたページは、たどり着いた人に対しては確実に効きます。

原因④:名前が一般的な言葉と重なっている/同名の別業者がいる

「〇〇工務店」「サンライズ」「あおば」など、普通の言葉や、よくある社名と重なっている場合です。検索する側は、入力された言葉がどの会社を指しているのかを判断してから結果を並べます。その名前が別の意味でも広く使われていると、検索側が会社名として受け取りきれず、よく見られている大きなサイト(口コミサイトなど)を先に出すことがあります。サイトの作りが悪いのではなく、名前の識別がついていない、という状態です。

自分で確かめる手順

  1. 自社名だけで検索し、1ページ目に何が並ぶかを見る。自社サイト、口コミサイト、まったく関係ない会社やお店のどれが多いかを数える。
  2. 「自社名+地域名」(例:サンライズ 世田谷)で検索する。
  3. 「自社名+業種」(例:サンライズ 外壁塗装)で検索する。
  4. 同じ名前の別業者が出てこないか、2ページ目まで確認する。出てくるなら、その会社の所在地と業種をメモしておく。

(2)(3)で自社サイトが上のほうに出てくるなら、サイト自体はきちんと検索に載って評価されていて、名前だけで呼ばれたときに特定できていない、と切り分けられます。逆に、地域や業種を足しても自社サイトが見当たらない場合は、原因②(検索に載っているページが少ない)のほうを先に疑ったほうが早いです。

対処:どこを見ても同じ名乗り方にそろえる

やることはシンプルで、サイト全体で「社名+地域+業種」をセットで名乗ることです。トップページの冒頭、各ページの下部、会社概要のどこを見ても同じ組み合わせが出てくる状態にします。あわせて会社概要のページに、住所・電話番号・設立年・代表者名を画像ではなく文字で書いておきます。同名の別業者と区別する材料になるのは、結局この住所と電話番号です。地域名とサービス名をページに書いておく考え方も、ここでそのまま効いてきます。

表記ゆれをそろえるチェック表

確認する場所 見るところ そろえ方の例
ホームページのトップ 社名の表記 株式会社〇〇(前株か後株か、位置を固定)
会社概要ページ 住所・電話・設立年 番地まで文字で記載。電話はハイフンの有無を統一
Googleのビジネス情報 名称欄 サイトと一字一句同じにする
SNSのプロフィール 名前・紹介文・URL 業種と地域を一文入れる
各種ポータル・業界団体 社名・URL スペースの有無、半角全角をそろえる
名刺・パンフレット 社名とURL サイトの表記と合わせる

ありがちなのが、サイトでは「株式会社サンライズ」、SNSでは「サンライズ株式会社」、ポータルでは「(株)サンライズ」と、少しずつ違っているケースです。人間なら同じ会社だと分かりますが、検索側は別物として扱うことがあります。一度リストにして、上から順に直していくだけで整います。

他のサイトから正しく紹介してもらう

名前の識別を助けるもう一つの材料が、他のサイトからの紹介(リンク)です。取引先の実績紹介ページ、加盟している業界団体の会員一覧、商工会や地域の事業者紹介ページなど、すでに関係のある相手に「社名と正しいURLで載せてもらえませんか」とお願いするのが現実的です。無理に数を増やす必要はなく、実態のある関係先に正確な情報で載っていることが大切です。

なお、これらを整えても、同名の有名企業がある場合などは順位の変化に時間がかかることもありますし、必ず入れ替わると約束できるものではありません。それでも、たどり着いた人が「この会社で間違いない」と確認できる状態を作っておくことに、十分な意味があります。

表記ゆれをそろえる確認項目

  • サイトトップ株式会社の位置など社名表記を固定する
  • 会社概要ページ住所や電話番号を文字で正確に記載する
  • Google情報名称欄をサイトと一字一句同じにする
  • SNSプロフィール名前や紹介文に業種と地域を入れる
  • ポータルや団体スペースや半角全角の表記をそろえる

口コミサイトが上にいるままでも、問い合わせを増やす打ち手

先に正直なところをお伝えします。大手の口コミサイトや予約サイトを、自社のホームページより下に押し下げる方法は、基本的にありません。あちらは何万ページも抱えた巨大なサイトで、検索する側から見れば「情報量の多い、よく見られている場所」です。順位を入れ替えることをゴールにすると、ほとんどの場合うまくいきません。

そこで、考え方を二本立てにします。(A)自社サイトを、名前の検索で見つけてもらいやすくする。これは原因①〜④の対処がそのまま効きます。そしてもう一本が(B)口コミサイトや地図から来た人を、取りこぼさずに自社へつなぐこと。実は(B)のほうが、手間が少ないわりに結果が出やすい場面が多くあります。

(B)-1 口コミサイト・地図に載っている自社情報を整える

多くの口コミサイトや地図サービスには、お店や会社ご本人が情報を編集できる「オーナー登録」の仕組みがあります。ここが未登録だと、他の人が入れた古い情報がそのまま表示され続けます。順番に点検してください。

  1. 自社名で検索し、上に出ている口コミサイト・地図のページを実際に開く。
  2. ページ内に「オーナーですか」「情報の修正を提案」といったリンクがないか探し、あれば登録手続きを進める。
  3. ウェブサイトのURL欄を確認する。古いキャンペーンページや、すでに閉じたブログのURLのままになっていないか。トップページ、もしくは一番見てほしいページに直す。
  4. 電話番号を確認する。すでに使っていない番号、代表電話だが誰も取らない番号になっていないか。実際にその番号にかけてみるのが確実です。
  5. 営業時間・定休日を最新にする。地図経由の来訪は、ここがずれているだけで機会を失います。
  6. 説明文に、何をしている会社か・対応エリア・主なサービスを具体的に書く。
  7. 写真を自分で数枚入れる。外観、店内や作業の様子、スタッフ。他の人が撮った写真だけの状態より、印象がはっきりします。

口コミサイトが上に出ているということは、名前で探した人の多くがそこを通るということです。そこに正しい電話番号と正しいURLが置いてあるかどうかは、順位より直接的に問い合わせの数を左右します。

(B)-2 たどり着いた先で、知りたい3点にすぐ届くようにする

名前で検索する人が最後に確かめたいのは、だいたい次の3点です。「本当に今もやっているのか」「いくらかかるのか」「どう連絡すればいいのか」。この3つに、トップページから1クリックで行けるかを見てください。

  1. スマートフォンでトップページを開き、指でスクロールせずに見える範囲に、電話番号か問い合わせボタンがあるか。
  2. メニューに「料金」「価格」にあたる項目があるか。金額を出しにくい業種でも、料金の考え方や目安の幅を1ページ用意するだけで離脱は減ります。
  3. 「実績」「施工例」「お客様の事例」にあたるページが1クリックで開くか。更新日が数年前のままでないか。
  4. 問い合わせフォームの入力項目を数える。必須が5つを大きく超えていないか。住所・会社名・ふりがな・ご希望日など、後から聞けるものは任意に落とす。
  5. フォームを自分で一度送信し、自動返信が届くか、迷惑メール扱いになっていないかを確かめる。

(A)の土台づくりと並行して、この(B)を整えておくと、順位が動かない期間も問い合わせの受け皿は機能します。あわせて問い合わせが来ないときに確認することも見直しておくと、取りこぼしの見落としが減ります。

まとめ:原因を一つずつ切り分ければ、打ち手は見えてきます

ここまで見てきた4つの原因と、その確かめ方を一枚の表にまとめます。上から順に見ていただくと、ご自身のケースがどれに近いかが見えてくるはずです。

原因 自分で確かめる方法 まず何をするか
①社名・店名がサイトにきちんと書かれていない トップページをブラウザで開き、タブに表示される文字と、ページ内の最初の見出しに正式名称が入っているか見る タイトル部分と会社概要ページに、正式名称・読み方・所在地・電話番号を文字で書き足す
②検索に載っていない、または載っているページが少ない 検索窓に「site:自社サイトのURL」と入力し、表示される件数を数える Search Consoleでサイトを登録し、主要なページが検索に載っている状態か確認する
③口コミサイト側の情報量が多い 口コミサイトの自社ページと、自社サイトの情報量(写真・メニュー・料金・営業時間)を並べて見比べる 料金やよくある質問など、口コミサイトには載っていない情報を自社サイトに足す
④名前が一般的な言葉と重なる/同名の別業者がいる 社名だけで検索し、別業者や一般的な言葉のページが混ざっていないか確認する 「社名+地域名」「社名+業種」で検索したときに出るよう、その組み合わせをページ内に書く

名前で検索してくださる方は、すでに興味を持っている方です

「地域名+サービス」のような検索と違い、お名前で検索する方は、どこかであなたのお店や会社を知って、わざわざ調べてくださった方です。紹介された、名刺を見た、以前利用したことがある——そういう背景のある方ばかりで、問い合わせにいちばん近い位置にいます。

だからこそ、その最後のひと押しの場面で自社サイトが見つけにくいのは、本当にもったいないことです。アクセス数そのものは多くない検索かもしれませんが、一件あたりの重みはまったく違います。ここを整える価値は、数の割に大きいとお考えください。

なお、検索結果の並び順を決めるのは検索エンジン側であり、こちらから動かせるものではありません。この記事でご紹介したどの対処も、順位が上がることや問い合わせが増えることを約束するものではありません。できるのは「自社サイトの情報を正しく、わかりやすく整える」ところまでです。それでも、整っていない状態のままよりは、見つけてもらえる可能性が上がりやすい——その前提でお読みいただけたらと思います。似た症状として会社名で検索しても自社のホームページが出てこない場合もあり、そちらは原因の見方が少し変わります。

シロツメWebについて

私たちSHIROTSUME GRASSの本業は、法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売です。その集客を外に頼まず、自分たちで検索向けの記事を書いて行ってきました。そこで結果が出たので、同じやり方を他社の方にもお手伝いするようになった、という成り立ちの会社です。代行だけを専門にしてきたわけではないぶん、「自分のサイトで何から手をつけるか」という目線でお話しできると思っています。

もし、ご自身ではどの原因に当てはまるか判断がつかないようでしたら、無料のホームページ診断をご利用ください。お申し込みはホームページのURLとメールアドレスだけで完了します。こちらで実際にお名前で検索した状態を確認し、4つのうちどれに当てはまりそうか、まず何から手をつけると良さそうかをお伝えします。順位や問い合わせ数をお約束するものではありませんが、現状を知る材料にはなるはずです。その後の売り込みもいたしませんので、気軽にお声がけください。

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