業種べつ

整体院の症状ページの書き方|薬機法で注意したい表現と構成

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年11月5日公開

「腰痛」「肩こり」「産後の骨盤」など、症状ごとのページを作りたい。でも、どこまで書いていいのかが分からない。治ると書いていいのか、改善と言い換えればいいのか、そもそも症状名を見出しにしてよいのか——調べるほどに情報がばらばらで、手が止まってしまう。そういう状態の方は少なくありません。表現のルールは一本の条文にまとまっているわけではなく、業種によって関わる法律も違うため、迷うのはむしろ自然なことです。

この記事では、最初に「結論として、症状ページで書けること・避けたほうがよいこと」をはっきりお伝えします。そのうえで、断定表現を言い換えるための対応表、1ページをどういう順番で組み立てるか(来院前の不安/施術の流れ/通院回数の目安)、公開後に確認したいことまで、順を追ってまとめました。なお、法令の当てはめは個別の事情で判断が変わります。迷う内容は、所轄の保健所や行政書士など専門家にご確認ください。

先に結論:症状ページで「書けること」と「避けたいこと」

症状別のページは、検索から来院につながりやすい大事な入り口です。ただ「どこまで書いていいのか分からない」という理由で手が止まってしまうのは、本当にもったいないことです。まず先に、書ける範囲と避けたい表現を整理します。

症状ページに書けること

  • 症状の一般的な説明:どんな状態を指す言葉なのか、どんな場面で起きやすいと言われているか
  • 来院される方に多い状況:「デスクワークの時間が長い方からのご相談が多いです」といった傾向の共有
  • 院で行う施術の内容と流れ:問診 → 体の状態の確認 → 施術 → その後のご案内、という順番
  • 所要時間:初回は◯分程度、2回目以降は◯分程度
  • 料金:初回料金、2回目以降、追加費用が出る場合の条件
  • 通う頻度の目安:「あくまで目安で、お体の状態により異なります」と必ず添える
  • 問診で確認する項目:いつから、どんな動きでつらいか、お薬の有無、過去のけがなど
  • 院の方針:無理に回数券をすすめない、医療機関の受診をおすすめする場合がある、など

見ていただくと分かるとおり、書けることはかなり広いです。来院を迷っている方が知りたいのは、ほとんどがこの「事実の情報」のほうで、効果をうたう言葉ではありません。

避けたい表現

  • 効果の断定:「治る」「完治する」「必ず改善します」「もう痛みません」
  • 診断的な言い回し:医師でなければ扱えない、病名を決めつけるような書き方
  • 医薬品や医療機器のような効能を思わせる表現:体の機能そのものが変わると読めてしまう言い方
  • 個人の感想を効果の証明に使うこと:お客様の声をそのまま「効果がある根拠」として見せる構成
  • ビフォーアフターの断定的な見せ方:写真の並べ方だけで結果を約束しているように読めるもの

口コミやご感想の扱いは線引きが分かりにくいところなので、整体院・治療院の口コミ返信とホームページ活用もあわせてご覧ください。

関わる法律は一つではありません

よく「薬機法が心配で」と言われますが、薬機法は主に医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器の効能表示に関わる法律です。整体院・治療院の症状ページでは、それ以外のルールも関わってきます。

  • あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(柔道整復師法も同様に広告の制限があります)
  • 医療広告のルール(医療機関の広告に関するもの)
  • 景品表示法(実際より著しく良く見せる表示の禁止)

さらに、国家資格の有無によって扱いが変わる点も押さえておきたいところです。柔道整復・鍼灸・あん摩マッサージ指圧は国家資格で、広告できる事項が法律で定められています。一方、いわゆる整体・リラクゼーションは民間資格にあたり、施術内容の書き方や名称の使い方で別の注意が必要になります。

どの法律がどこまで適用されるかは、院の資格区分や表現の文脈によって個別に判断されるものです。この記事は一般的な整理であって、法令の解釈を断定するものではありません。判断に迷う表現がある場合は、所轄の保健所や、広告規制にくわしい専門家にご確認ください。迷ったら「事実だけを書く」に戻すのが、いちばん安全で、しかも読む方にもよく伝わります。

症状ページに書く内容の整理

書けること

  • 症状の一般的な説明や来院者の傾向
  • 施術の流れ・所要時間・料金
  • 通院頻度の目安や院の方針

避けたい表現

  • 治る・完治などの効果の断定
  • 病名を決めつける診断的な言い回し
  • 個人の感想を効果の証明に使うこと

断定を避ける言い換え表|そのまま使える置き換え一覧

ここがこの記事の中心です。症状ページを書くときに手が止まりやすいのは、「この言い方は大丈夫だろうか」という一点に尽きます。そこで、よく使いがちな表現と、気になる理由、そして言い換え案を並べました。書きかけの原稿を横に置いて、該当する言い回しがないか見ていく使い方を想定しています。

断定を避ける言い換え表|そのまま使える置き換え一覧
よく使いがちな表現 気になる理由 言い換え案
治ります 結果を約束する言い方になる 施術で行う内容そのものを書く。「◯◯の動きを確認し、周辺の筋肉をほぐしていきます」
改善します 同じく結果の断定にあたる どのような状態を目指して施術するかを説明する。「座ったときの負担を減らすことを目標に進めます」
効果があります 効果の保証と受け取られやすい 「施術後に、多くの方が◯◯とおっしゃいます」という感じ方の紹介にする
100%・必ず 例外のない断定で、根拠も示せない 使わない。言い切りたい場合は施術方針や対応内容に置き換える
3回で良くなります 回数と結果を結びつけた約束になる 「通院の頻度は状態によって異なるため、初回に目安をお伝えしています」
痛みの原因は◯◯です 診断のような断定に近づく 「◯◯が関係している場合があります」「当院では◯◯の可能性から確認します」
病院で治らなかった方へ 医療の否定・他との比較になる 他院との比較は避け、自院で行う内容の説明に置き換える
根本改善・根本治療 治療行為や結果の保証を連想させる 「その場の痛みだけでなく、普段の姿勢や動作もあわせて確認します」
◯◯症が治った実績多数 病名と結果を結びつけた表現になる 来院された方の悩みの傾向として書く。「腰まわりのお悩みでご来院される方が多いです」
医学的に証明されています 根拠の提示が難しく、誤解を生む 出典が明示できないなら書かない。施術の考え方として説明する
副作用はありません 安全性の保証にあたる 「施術後に体が軽くだるく感じる方もいます。その場合は◯◯とお伝えしています」
どんな症状にも対応 範囲が広すぎて実態と合わない 対応している内容と、対応が難しく医療機関をご案内する場合を書く
口コミ「3回で楽になりました」 感想が効果の保証に見える 感想として扱い、「個人の感想であり、効果を保証するものではありません」と添える
日本初・地域No.1 客観的な裏づけが必要になる 調査名と時期を示せないなら使わない。開業年数や対応内容で伝える
今だけ・残り◯名 実態がないと誤認を招く 期限や人数が本当に決まっているときだけ、条件まで正確に書く

言い換えのコツは一つだけ

並べてみると、すべて同じ方向に向かっていることが分かります。結果を言わずに、やることと考え方を書く。この一文に尽きます。「治ります」と書きたくなった場面は、ほぼ必ず「何をするか」で置き換えられます。どこを見て、どう触れて、何を目指すのか。それは事実なので、そのまま書けます。

この書き方のほうが、読む人の知りたいことに合う

そしてここが大事なところですが、この書き換えは「我慢して表現を弱める」作業ではありません。むしろ読む人にとって親切になります。症状ページを探している方が本当に知りたいのは、「治りますか」への答えではなく、自分の体に何をされるのか、痛いのか、何分かかるのか、いくらかかるのかです。「改善します」という一行からは、その答えが一つも得られません。一方「うつ伏せで背中の動きを確認し、硬くなっている部分を手でほぐしていきます。強く押すことはしません」と書けば、不安はかなり減ります。

法令にそった書き方と、読む人に伝わる書き方は、同じ方向を向いています。表現を整えるついでに口コミの掲載と表現の線引きも見直しておくと、ページ全体の印象が揃います。なお、どの表現がどの法令に該当するかの最終的な判断は、広告する内容や状況によって変わります。迷う場合は所轄の保健所や、広告表示にくわしい専門家に確認してください。

症状ページ1枚の構成①|来院前の不安に先に答える前半パート

「腰痛 ○○市」「坐骨神経痛 整体」のように、症状名と地域をあわせて検索する方は、すでに体のどこかがつらい状態です。そのうえでページを開いて確かめたいのは、施術理論の正しさよりも、もっと手前のことです。

  • 自分のような状態でも、行っていいのか
  • そこで何をされるのか(痛いことをされないか)
  • いくらかかるのか
  • どのくらい通うことになるのか

この4つに前半で答えてあるページは、読み進めてもらえます。逆に、施術者の経歴や理論から始まるページは、つらい体で読むには重たい。順番を入れ替えるだけで印象は変わります。効果の話をしなくても書ける情報ばかりなので、薬機法の心配をせずに手を入れられるのが前半パートです。

冒頭に置きたい3つのブロック

症状ページの上から順に、次の3ブロックを置く形をおすすめします。

  1. こういう状態の方がご来院されています|効果ではなく「来院時の様子」の描写です。「朝、顔を洗うときに腰を曲げるのがつらい」「座っていると片側のお尻から太ももにかけて重だるい」「デスクワークの後半になると首の付け根が張る」など、具体的な場面で5〜8個。読んだ方が「これは自分のことだ」と確認でき、治る・改善するという断定を使わずに済みます。
  2. こういう場合は医療機関の受診をおすすめしています|しびれが強い、力が入らない、安静にしていても痛む、発熱や急な体重減少がある、転倒やけがの直後、といった場合です。書くと来院を逃すように感じるかもしれませんが、実際には「線引きができている院」という印象になります。安全のためにも、表現上のリスクを下げるうえでも、置いておきたいブロックです。
  3. 初めての方によくいただくご質問|後述の段取り情報をここにまとめます。

不安の正体は、効果より段取りのことが多い

初めての院に行くとき、人が気にするのは意外と事務的なことです。次の項目は、書いてあるかどうかで迷いの量が変わります。

  • 服装(そのままで受けられるか、動きやすい服がよいか)
  • 着替えの貸し出しがあるか、更衣スペースはあるか
  • 持ち物(保険証がいるのか、紹介状や画像は必要か)
  • 初回の所要時間(問診を含めて何分くらいか)
  • 料金(初回と2回目以降、追加費用の有無)
  • 女性スタッフの在籍、施術者を指定できるか
  • 予約の取り方(電話・ウェブ・LINE、当日予約は可能か)
  • キャンセルや変更の連絡期限
  • 駐車場の有無と台数、最寄り駅からの道順
  • 子ども連れ、妊娠中、高齢の家族の付き添いへの対応

そのまま使えるh3見出しの例

前半パートの見出しは、次の文言をコピーして使えます。症状名の部分だけ差し替えてください。

  • こんな状態の方がご来院されています
  • このような症状は、まず医療機関へのご相談をおすすめします
  • 初めてのご来院で、よくいただくご質問
  • ご予約から当日までの流れ
  • 服装・持ち物について
  • 料金とお支払い方法
  • 駐車場・アクセス

見出しの付け方そのものに迷う場合は、見出しh2・h3の付け方もあわせてご覧ください。なお、どこまで書いてよいか判断に迷う表現が出てきたときは、所轄の保健所や広告表示に詳しい専門家にご確認ください。

症状ページ1枚の構成②|施術の流れと通院回数の目安をどう書くか

前半で来院前の不安に答えたら、後半は「実際に行ったら何が起きるのか」を書きます。ここは効果や効能の話をまったくせずに、事実だけで埋められるパートです。薬機法まわりで神経を使う必要が少なく、それでいて検索した方がいちばん知りたい情報が詰まっている。症状ページのなかで一番おいしい部分だと考えてよいと思います。

症状ページ1枚の構成②|施術の流れと通院回数の目安をどう書くか

施術の流れは「所要時間つきの番号リスト」で書く

初めての方が不安なのは、何をされるか分からないことです。工程を分けて、それぞれに目安の時間を添えると、一気に輪郭が見えます。

  1. 受付・問診票のご記入(約10分)…現在のお困りの状態、既往歴、お薬の有無などをご記入いただきます
  2. カウンセリング(約10分)…いつから、どんな場面でつらいかをお伺いします
  3. 検査・動きの確認(約10分)…姿勢や関節の動く範囲を確認し、その場で見えたことをお伝えします
  4. 施術(約30分)…服装のまま行います。力加減はその都度お声がけします
  5. 施術後のご説明とセルフケア(約5分)…ご自宅でできる動きを1〜2つお伝えします
  6. お会計・次回のご相談(約5分)…次回の目安をお伝えし、ご予約はその場でも後日でも結構です

服装、持ち物、着替えの有無、駐車場、初回の総所要時間も書いておくと、電話での質問が減ります。

通院回数の目安は「断定しない書き方」で

回数の話は書き方に注意が必要です。「◯回で治ります」「◯回通えば改善します」は結果の保証にあたるため避けます。代わりに、判断の手順そのものを書きます。

  • 「通う回数は状態によって異なります。初回に現在の状態をお伝えしたうえで、通い方の目安をご相談しています」
  • 「一般的には週1回のペースでご来院される方が多いです(個人差があります)」
  • 「回数や頻度を無理におすすめすることはありません。ご予定やご予算に合わせてご相談ください」

「押し売りされないか」は来院前の大きな不安のひとつです。断定を避けた結果として、かえって誠実さが伝わる書き方になります。法令の解釈は個別の表現によって判断が分かれることもあるため、迷う場合は所轄の保健所や専門家にご確認ください。

料金は表で、追加費用の有無まで書く

金額があいまいなままだと、予約の手前で止まります。初回と2回目以降を分け、追加費用の有無まで明記します。

項目 料金(税込) 備考
初回(カウンセリング・検査含む) ◯,◯◯◯円 所要約70分
2回目以降 ◯,◯◯◯円 所要約45分
回数券 ◯回 ◯◯,◯◯◯円 有効期限◯か月/取り扱いがなければ「ありません」と記載
追加費用 なし 物販やオプションがある場合はここに明記

最後に「誰が施術するのか」を置く

体に触れてもらう以上、担当者が誰かは大きな安心材料です。ページの最後に、施術者の氏名、保有資格、経験年数、院の方針を数行添えます。顔写真が1枚あるだけでも印象は変わります。資格名は正式名称で、できないことを含めて正確に書くのが前提です。あわせて口コミの掲載や返信の線引きも整理しておくと、ページ全体の信頼の作り方が一貫します。

症状ページを作るときの実務手順|ページ数・URL・公開後の確認

書く内容が決まったら、あとは段取りです。ここは専門知識というより作業の順番の話なので、一度覚えてしまえば二つ目以降はぐっと楽になります。

1. 症状ごとに1ページずつ分ける

「腰痛・肩こり・頭痛」をまとめて1ページにしたくなりますが、分けたほうが届きます。理由は検索する人の側に立つと分かりやすく、腰が痛くて困っている方は「腰痛」のことだけを知りたいからです。三つの症状が混ざったページは、どこを読めばいいのか分かりにくく、途中で離れてしまいます。検索する側のGoogleにとっても、何について書かれたページなのかがはっきりしているほうが扱いやすくなります。1症状1ページ、これが基本です。

2. どの症状から作るか決める

  1. 実際に来院されている方が多い症状を、上から3つ書き出す
  2. 電話や予約時に「これは診てもらえますか」とよく聞かれる症状を足す
  3. すでにサイトに入ってきている言葉を確認する

3つ目は無料で調べられます。Google Search Console(サーチコンソール、検索での見られ方が分かる無料ツール)を開き、左メニューの「検索結果」をクリック。画面上部の「クエリ」タブを選ぶと、どんな言葉で検索してあなたの院のサイトが表示されたかが一覧で出ます。表示回数はあるのにクリックが少ない言葉は、その症状のページがまだ無い、という合図のことが多いです。

3. タイトルの付け方

検索結果に出る一行です。「症状名+地域名+院名」の順で、全角32文字前後にまとめます。例:「腰痛の施術|○○市△△の□□整体院」。症状名を先頭に置くのは、検索結果が途中で切れても一番大事な言葉が残るためです。詳しくはページタイトルの付け方も参考にしてください。URLは「/youtsu/」のようにローマ字か英語で短く、症状が分かる形にします。

4. たどり着ける道を作る

症状ページを作っただけでは、トップページから見ている方には存在が伝わりません。トップに「お悩み別」の一覧を置き、各症状ページへ行けるようにします。逆に症状ページの末尾からは、料金ページと予約・問い合わせページへ進めるようにしておきます。読んで納得した直後が、一番行動していただきやすい場所です。

5. 公開後、検索に載っているかを確かめる

  • Search Console上部の検索窓にページのURLを貼って「URL検査」。「URLはGoogleに登録されています」と出れば載っています。出ない場合は「インデックス登録をリクエスト」を押します
  • Googleの検索窓に site:自院のドメイン/youtsu/ と入れて検索。結果に出れば載っている状態です

公開直後は載っていないのが普通で、数日から数週間かかることもあります。慌てて作り直さず、間を置いて見てください。

6. 公開前の表現チェックリスト

  • 声に出して一度読む(断定しすぎた言い回しは耳で気づきやすい)
  • ブラウザの検索機能(Ctrl+F/Command+F)で「治る」「改善」「必ず」「完治」を洗い出す
  • 院の外の方にひと通り読んでもらい、言い過ぎに感じる箇所を指摘してもらう

最後に。薬機法や広告に関する決まりは、個別の文章ごとに判断が分かれることがあります。この記事の内容も一般的な考え方の整理であって、最終的な判断を示すものではありません。これは書いていいのか迷う表現が残ったときは、所轄の保健所や、広告表現に詳しい行政書士など専門家に確認してから公開するのが安心です。確認した日付と回答をメモに残しておくと、次のページを作るときの基準になります。

症状ページ作成の実務手順

  1. 1症状1ページ症状ごとにページを分けて作成する
  2. 作る症状の選定来院数や検索クエリの表示回数で決める
  3. タイトル設定症状名+地域名+院名で簡潔に設定する
  4. サイト内の導線トップや料金・予約ページとつなぐ
  5. 公開後の確認検索掲載の有無と断定表現を点検する

まとめ

症状ページで筆が止まる一番の原因は、「効果を書かないと魅力が伝わらない」という思い込みにあります。けれど、実際に「肩の痛み 整体」などと調べている方が知りたいのは、どんな効果が出るかの約束ではなく、行ってみてよいのかどうかを判断するための段取りと安心材料です。何を聞かれるのか、どのくらいの時間がかかるのか、いくらで、何回くらい通うのが一般的なのか。ここを丁寧に書くだけで、効果効能に触れなくてもページは十分に厚くなります。書けないことが多いのではなく、書くべきことが別のところにあった、という整理の仕方が近道です。

この記事の要点

  • 断定を避ける:「治る」「改善します」ではなく、「こういう状態の方がご来院されています」「施術後の感じ方には個人差があります」といった事実と幅のある表現に置き換える。
  • 主語を変える:施術の効果を主語にせず、来院された方の状況や、こちらが行う手順を主語にすると、自然に表現がやわらぐ。
  • 前半は不安に答える:初めてでも大丈夫か、服装、持ち物、所要時間、予約の方法、キャンセルの扱い。
  • 後半は流れと回数の目安:受付から施術終了までを番号で、通院回数は「こういうケースでは何回程度を目安にご案内しています」と幅を持たせて。
  • 料金は税込で、追加費用の有無まで書く。初回と2回目以降が違うならその差も。
  • 1症状1ページを基本に、URLは分かりやすく。公開後は検索に載っているかを確認する。
  • 判断に迷う表現は、所轄の保健所や広告に詳しい専門家に確認する。法令の解釈は一律ではありません。

すでにページがある場合の、現実的な一歩

すでに症状ページをお持ちなら、全部を作り直す必要はありません。まずは「施術の流れ」と「料金」の2ブロックを下に足すだけでも、読んだ方の判断材料は確実に増えます。所要の時間は30分ほど。既存の文章に手を入れるのは、そのあとで構いません。気になる断定表現が見つかったときに、置き換え表を見ながら1文ずつ直していく。この順番なら、途中で止まっても前よりよい状態で残ります。口コミの転載と表現の線引きも同じ考え方で、迷ったら事実だけを残す、が基本です。

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