業種べつ

造園・伐採の単価表をホームページに載せる方法|幅のある料金の書き方と例文

SHIROTSUME GRASS株式会社 / 2026年11月5日公開

造園や伐採のお仕事は、同じ「木を1本切る」でも、高さ、幹の太さ、重機が入れるかどうか、切った枝葉を持ち帰るかどうかで、かかる手間がまるで変わります。だからこそ「料金表を出してしまうと、その金額で請け負うと思われてしまう」「後からトラブルになるのが怖い」と感じて、ホームページに金額を載せずにおられる。これはとても誠実な判断で、無理もないことです。

ただ、お客様の側から見ると、金額がどこにも書かれていないページは「問い合わせないと何も分からないページ」になります。相見積もりを取りたい方ほど、金額の手がかりがあるお店から先に連絡します。この記事では、金額を断定せずに、幅を持たせたまま料金のめやすを載せる方法を、表の作り方と実際に書ける例文つきでまとめました。見積書・請求書の書き方にも触れます。そのまま写して使っていただける形で書きます。

結論:金額は「幅」と「条件」をセットにすれば載せられる

造園や伐採の料金をホームページに載せられないのは、金額を隠したいからではありません。木の高さも、本数も、重機が入るかどうかも、庭の形も、一軒ごとにまったく違う。そこに一つの数字を置いてしまえば、その数字だけが独り歩きして「聞いていた金額と違う」と言われかねない。現場を知っているほど、そう考えるのは当然のことです。

ただ、載せ方を変えれば解決します。金額を「一つの数字」として出すのではなく、次の3点をセットにして出すやり方です。

  1. 幅で書く(例:3mまでの伐採 1本 〇〇円〜〇〇円)
  2. 条件を並べる(どこまでが含まれ、何が別料金になるのか)
  3. 確定のタイミングを明記する(現地を見たうえでお見積りを出し、そこで金額が決まる)

この3点がそろっていれば、金額は約束ではなく「目安と、その決まり方」になります。読む側も「うちの庭ならこのあたりか」と見当がつき、同時に「最終的には見てもらわないと分からない」という前提も理解してくれます。これが、現場ごとに金額が変わる仕事でも料金を掲載できる理由です。

載せると何が変わるか

  • 問い合わせの中身が変わる:目安を読んだうえで連絡してくる方は、おおよその規模感を受け入れている方です。金額だけを極端に叩きたい方からの連絡は相対的に減ります。
  • 比較検討の土俵に乗れる:数社を見比べている方は、料金の手がかりがないページを早い段階で候補から外しがちです。幅でも書いてあれば、検討の対象として残ります。
  • 電話での説明が短くなる:「高さで変わります」「搬出が別です」という毎回の説明が、ページに書いてあるぶんだけ省けます。見積りの前提をそろえた状態で話を始められます。

金額を書かないページは、見てもらえていても選ばれにくい

料金のないページが悪いわけではありません。むしろ、誠実に出せないものは出さないという判断の結果であることがほとんどです。ただ、検索して何社か見て回っている方からすると、金額の手がかりがないページは「問い合わせないと分からない=後回し」になります。ちゃんと仕事をしている会社が、そこだけで比較から外れてしまうのは、率直にもったいない。腕や実績と関係のないところで機会を落としているからです。

なお、料金を書けば検索順位が上がる、問い合わせが必ず増える、といったことをお約束はできません。順位は検索エンジン側が決めるもので、結果は地域や競合の状況によって変わります。ここでお伝えできるのは、判断に必要な材料を先に出すページのほうが、読んだ方が次の行動に移りやすいという一点です。

この記事では、金額が変わる要素の分け方、高さ・本数・搬出の3軸で組む単価表の作り方、そのまま書き換えて使える例文を出し惜しみせず全部出します。あわせて、造園業の見積書の書き方とホームページへの載せ方も同じ考え方でつながるので、必要な方は読み進めてください。掲載する金額例はあくまで一般的な目安で、地域や相場を断定するものではありません。

料金掲載の有無による違い

金額未掲載

  • 問い合わせないと分からず後回しにされる
  • 比較検討の候補から早い段階で外れやすい
  • 電話で前提条件を毎回説明する必要がある

幅と条件を掲載

  • 規模感を受け入れた問い合わせが増える
  • 数社の比較検討の候補として残りやすい
  • ページで前提が伝わり電話説明を省ける

そもそも何で金額が変わるのか、要素を分解して表にする

「現場を見ないと金額が出せない」というのは、ごまかしでも何でもなく事実です。ただ、お客様から見ると「見ないと分からない」としか書かれていないページは、高いのか安いのかの見当がつかず、問い合わせる前に離れてしまいます。もったいないのは、変わる理由そのものは業者側ではっきり説明できるのに、それが表に出ていないことです。

そもそも何で金額が変わるのか、要素を分解して表にする

そこでまず、自分の仕事の金額が何で上下するのかを、要素に分けて書き出してみてください。ここが整理できると、後の単価表づくりも例文づくりも一気に楽になります。

金額が変わる9つの要素

要素 区分の例 増えるとどうなるか
1. 木の高さ 3m未満/3〜5m/5〜7m/7m以上 高くなるほど上がる(高所作業・分割切りが必要)
2. 幹の太さ 直径20cm未満/20〜40cm/40cm以上 太いほど上がる(切断時間・重量が増える)
3. 本数 1本/2〜5本/6本以上 まとめるほど1本あたりは下がりやすい(移動・段取りが1回で済む)
4. 重機・トラックが入れるか 横付け可/道幅が狭い/手運び 入れないほど上がる(人力搬出の手間が増える)
5. 高所作業車・クレーンの要否 不要/必要 必要なら上がる(機械の手配費・オペレーター)
6. 伐根の有無 伐採のみ/抜根あり 抜根ありで上がる(掘削・根の処分が加わる)
7. 枝葉・幹の処分 施主側で処分/当社で搬出 搬出量が増えるほど上がる(運搬回数・処分費)
8. 作業場所の条件 電線が近い/ブロック塀・隣家が近い/墓地/傾斜地 条件が重なるほど上がる(養生・ロープワーク・人員追加)
9. 日数・人工 半日/1日/2日以上 日数が延びるほど上がる

この表をそのまま自社の棚卸しに使う

上の9項目を、自分の料金体系に当てはめてチェックしていきます。やり方は単純です。

  1. 直近に出した見積書を5〜10件ほど並べる
  2. それぞれについて、9項目のどれが金額を押し上げたかに印をつける
  3. 印が多くついた項目を3つ選ぶ(多くの造園・伐採の現場では「高さ」「搬出」「重機が入るか」になりやすい)
  4. その3つを、次のセクションでつくる単価表の軸にする

全部を表に載せる必要はありません。9項目すべてを並べると、読む側が読み切れず、かえって問い合わせが減ります。主要な3軸を表にして、残りの6項目は「別途加算となる場合があります」として箇条書きで添えるのが、いちばん伝わる形です。

書くときの注意点

  • 金額は「この条件ならこのくらい」という目安であり、相場として断定しない。地域や樹種、時期でも変わります
  • 加算される条件は、隠さず先に書く。後から追加請求になるほうが、お客様の不信につながります
  • 「処分費込みかどうか」は特に誤解が起きやすいので、表のすぐ下に一行で明記する

なお、この要素分解は見積書の項目立てとそのまま同じ構造になります。造園業の見積書の書き方とホームページへの載せ方もあわせて整理しておくと、ページづくりと日々の見積り作業の両方が楽になります。

単価表の軸を決める手順

  1. 見積書を並べる直近のものを5〜10件ほど手元に用意する
  2. 該当要素に印付け9つの要素のどれが金額を上げたか確認する
  3. 上位3項目を選ぶ高さや搬出など印が多くついたものを特定する
  4. 単価表の軸に設定主要3軸を表にし残りは別途加算として添える

単価表のつくり方:高さ・本数・搬出の3軸で組む

単価表を一枚の表にまとめようとすると、どうしても書けなくなります。作業の種類がそれぞれ別の数え方をしているからです。まず作業ごとに表を分けるところから始めると、一気に書きやすくなります。

最初に作業を6つに分ける

  • 伐採(木を切る)…木の高さ×本数で数える
  • 伐根(切った後の根を抜く)…幹の太さ×本数
  • 剪定(枝を整える)…木の高さ×本数、または職人1人あたりの日当
  • 草刈り…面積(㎡)
  • 処分費…立米(m³)または袋・トラック台数
  • 出張費…エリア別の定額

数え方が違うものを同じ表に入れると読む側が混乱します。逆に言えば、この6つを分けて書くだけで「きちんと整理されている会社だ」と伝わります。

伐採の表(高さ別)

以下の金額は一般的に見かけるめやすを例として並べたもので、相場を示すものではありません。地域・作業条件・機材で大きく変わりますので、必ずご自身の数字に置き換えてお使いください。

木の高さ 1本あたり 備考
3m未満 5,000円から 手ノコ・チェーンソーで対応
3〜5m 15,000円から 脚立作業
5〜7m 30,000円から 高所作業・ロープ処理
7m以上 現地確認後にお見積り クレーン等が必要な場合あり

ポイントは全行に「〜円から」と書くこと。そして一番上の安い行だけでなく、高い行や「現地確認後」の行も正直に載せること。安い行しか書いていない表は、読む人に「結局いくらなのか分からない」と思われてしまいます。

草刈りの表(面積別)

面積 単価 備考
100㎡まで 1㎡あたり200円から 最低料金15,000円から
100〜300㎡ 1㎡あたり150円から 刈払機での作業
300㎡以上 お見積り 機械の搬入可否で変動

草刈りは最低料金を必ず書いてください。「1㎡200円なら10㎡で2,000円」と計算されてしまうと、依頼を受けた後でお互いに気まずくなります。

処分費の表(搬出の有無)

内容 料金
切った木・草をその場に残す 0円(処分費なし)
軽トラック1台分の搬出・処分 10,000円から
2tトラック1台分の搬出・処分 25,000円から
幹が太い木・竹の処分 別途お見積り

造園・伐採の見積りで一番もめやすいのが、この搬出と処分です。「切るだけ」と「持ち帰って処分まで」では金額がまったく違うのに、お客様は切る料金に処分が含まれていると思っていることが多い。だからこそ表を分けて独立させる価値があります。

表の下に必ず注記欄を置く

表のすぐ下に、含まれるもの・含まれないものを並べて書きます。文例をそのままお使いください。

  • 「上記はいずれも1本あたりの目安金額です。木の状態、周囲の建物や電線との距離、作業車を停められるかどうかによって変わります。現地を拝見したうえで正式なお見積りをお出しします。」
  • 「含まれるもの:伐採作業、作業後の簡易清掃/含まれないもの:伐根、枝葉の搬出・処分費、出張費(◯◯市外の場合)」
  • 「お見積り後に金額が上がることはありません。追加作業が必要な場合は、必ず事前にご相談してから着手します。」

この3行があるだけで、問い合わせ前の不安はかなり減ります。見積書そのものの項目立ては造園業の見積書の書き方でも整理していますので、単価表と合わせて整えると全体がつながります。

そのまま使える書き方の例文集(〜円から/現地確認後に確定)

ここからは、実際にページへ貼ってそのまま使える文章の型をまとめます。金額の数字はご自身の作業内容に合わせて入れ替えてください。なお、本文中の数字はあくまで書き方の見本で、地域や樹種、作業環境によって実際の金額は変わります。

そのまま使える書き方の例文集(〜円から/現地確認後に確定)

(A)表の冒頭に置く前書き

単価表の上に一文あるだけで、受け取られ方が大きく変わります。

  • 「下記は作業のめやすです。現地を確認したうえで、正式なお見積りをお出しします。」
  • 「樹木の状態や作業場所の条件によって金額は変わります。以下は目安としてご覧ください。」

先に「めやす」と宣言しているため、表の数字が約束として独り歩きしません。お客様も「だいたいこのくらい」と安心して読み進められます。

(B)幅で見せる型(〜円から)

  • 「3m未満の庭木の伐採:1本◯◯円から」
  • 「生け垣の剪定:1mあたり◯◯円から」
  • 「草刈り:10㎡あたり◯◯円から(刈った草の処分は別途)」

「から」を付けることで下限だけを示せます。最も簡単な条件での金額だと分かるので、現場が難しい場合に高くなっても納得が得やすくなります。

(C)下限と上限を両方出す型

  • 「3〜5mの庭木の伐採:1本◯◯円〜◯◯円(条件により変動)」
  • 「伐根:1本◯◯円〜◯◯円(根の張り方・重機の使用可否により変動)」

上限まで書くと、お客様は「最悪いくらか」を想像できます。問い合わせ前に予算の判断ができるので、金額が合わない方からの連絡が減り、お互いの手間が省けます。

(D)条件つき型

  • 「トラックを横付けできる場合:1本◯◯円から/横付けできず手運びになる場合:1本◯◯円から」
  • 「搬出・処分を含む場合:◯◯円/お客様で処分される場合:◯◯円」
  • 「高所作業車が必要な場合は、車両代として別途◯◯円を申し受けます。」

変わる理由を条件として書いておくと、値上げではなく作業量の違いだと伝わります。現場で金額が変わったときの説明もこの一行をそのまま使えます。

(E)追加費用が発生する条件を先に書く

  • 「電線・電話線が近い、隣家へ枝が越境している、ブロック塀や建物に接している等の場合は、安全対策のため別途お見積りとなります。」
  • 「ハチの巣がある、害虫が発生している場合は、作業前にご相談させてください。」

追加になりやすい条件を先に出しておくのは、後出しにしないという姿勢そのものです。現場でもめる原因の大半はここなので、文章にしておく価値があります。

(F)見積り無料・キャンセル無料を書く場合

  • 「お見積りは無料です。お見積り後にキャンセルされても費用はいただきません。」
  • 「◯◯市・◯◯市は出張費・お見積り無料です。それ以外の地域は、距離に応じて出張費をご相談させていただく場合があります。」

無料をうたうときは、必ず無料の範囲を同じ場所に書きます。「どこまで無料か」が書いてある方が、かえって信用されます。

(G)よくある質問の形で見せる

  • Q「庭木3本の伐採だと、だいたいいくらですか?」
    A「高さ3m未満で、トラックを横付けできる場所であれば、処分費を含めて◯◯円程度が目安です。高さや搬出経路によって変わりますので、現地を拝見してから確定いたします。」
  • Q「見積りより高くなることはありますか?」
    A「お見積り後に金額が変わることはありません。作業中に想定外の事情が出た場合は、必ず一度作業を止めてご相談します。」

質問と答えの形にすると、表では伝えきれない前提条件を会話のまま書けます。お客様が検索するときの言葉に近いので、ページを見つけてもらいやすくもなります。造園業の見積書の書き方とホームページへの載せ方もあわせて整えると、金額の伝わり方がさらに揃います。

見積書・請求書の書き方も同じページに載せると強い

単価表のページには、見積書と請求書の書き方もあわせて載せておくと効きます。実際に「草刈り 見積書 書き方」「造園 見積書 書き方」「植木屋 請求書 書き方」といった言葉で検索している人がいます。同業の方だけでなく、自治会や管理会社、相続した家の片付けを任された方など、頼む側が「どんな書類が出てくるのか」「この見積書は妥当なのか」を確かめたくて調べていることも多いからです。書類の見本を出せる会社は、それだけで段取りが立つ相手に見えます。

見積書に入れておきたい項目

項目 書き方のポイント
宛名 会社名・個人名。敬称は「御中」「様」を使い分ける
件名 「〇〇邸 庭木剪定・伐採一式」など現場が分かる表現
有効期限 発行日から30日など。資材費や処分費の変動に備える
作業内容の内訳 剪定/伐採/抜根/草刈り/運搬/処分に分けて行を立てる
数量と単位 本・㎡・立米・人工(にんく)・式を使い分ける
単価・小計 作業ごとの単価と、その行の合計金額
諸経費 車両費、駐車場代、重機回送費など
処分費 枝葉・幹・根の処分を別立てにすると納得されやすい
消費税 税抜の小計、消費税額、税込合計を分けて表示
備考 追加費用が発生する条件をここに明記する

単位の使い分けと「一式」の扱い

造園・伐採の見積書で分かりにくさが出やすいのが数量の単位です。目安として、庭木の剪定や伐採は「本」、草刈りは「㎡」、処分する枝葉の量は「立米(りゅうべい=1辺1mの立方体の体積)」、職人が入る日数は「人工(作業員1人が1日働く単位)」で書きます。どうしても分けられない作業だけ「式」を使います。

気をつけたいのは、全部を「一式 〇〇円」でまとめてしまう書き方です。金額の根拠が見えないため、頼む側は他社と比べようがなく、不安のまま保留になりがちです。行数が増えても、作業ごとに分けたほうが結果的に信頼されます。

備考欄に書いておくと揉めない条件

  • 現地で確認できなかった根の張り具合により、抜根費用が変わる場合があること
  • 隣地や建物に近く、重機が入らない場合は手作業になり人工が増えること
  • 処分量が想定を超えた場合は、立米単価で追加精算すること
  • 雨天など天候により作業日を変更する場合があること

請求書側で押さえること

請求書は、見積書の項目をそのまま並べて、実際の数量に直すのが基本です。見積と金額が変わった行があれば、変更理由を一言添えると説明が要りません。

  • 登録番号:インボイス制度(適格請求書等保存方式)の登録事業者であれば、登録番号を記載します。取引先が仕入税額控除を受けるために必要な情報です。登録していない場合は、その旨を事前に伝えておくとやりとりが止まりません。
  • 税率ごとの区分:適用税率と、税率ごとの消費税額を分けて書きます。
  • 振込先:金融機関名・支店名・預金種別・口座番号・口座名義(カナ)まで。振込手数料をどちらが負担するかも1行添えておくと確認の電話が減ります。
  • 支払期限:「月末締め翌月末払い」など、相手の経理が処理しやすい形で。

ひな形そのものを記事にして公開する

この書き方の説明を、単価表のページの下か、別記事として公開しておくと入口が増えます。書類の見本を探している人は、頼む直前の段階にいることが多いためです。ページの最後に「お見積りは無料です」「現地確認のうえ、この形式の書面をお出しします」と一言置けば、そのまま相談につながります。造園業の見積書の書き方とホームページへの載せ方も、項目立ての考え方としてあわせて参考になります。

載せたあとに見るところ:問い合わせに繋がっているかの確かめ方

単価表を載せると、それで一段落した気持ちになります。ただ、載せた直後は誰にも見つかっていない状態からの出発です。ここから「どんな言葉で見つかっているか」「見た人が連絡までたどり着いているか」を順番に確かめていくと、どこを直せばいいかが見えてきます。難しい作業ではありません。以下の順でご覧ください。

  1. Google Search Consoleに登録して、表示の様子を見る。Googleが無料で出している確認用の道具です。登録してしばらく置くと、「検索パフォーマンス」という画面に、自分のページが検索結果に出た回数(表示回数)と、実際に押された回数(クリック数)、そしてどんな言葉で検索されたかが一覧で並びます。「伐採 費用 ○○市」「植木 剪定 料金」のように、思っていたのと違う言葉で出ていることも多く、そこが次に書き足す材料になります。
  2. 表示回数はあるのにクリックが少ないときは、検索結果に出ている見出し部分(ページタイトル)と、その下の短い説明文を直します。「料金について」ではなく「伐採の料金目安|高さ・本数・搬出別の単価表」のように、中身が一目で分かる言葉に変えるだけで、押される割合が変わることがあります。詳しくはページタイトルの付け方も参考になります。
  3. クリックはあるのに連絡が来ないときは、料金表のすぐ下に動ける場所を置きます。表を見終えた直後が一番気持ちが動いているので、そこから電話番号・LINE・問い合わせボタンまで指を動かさずに済む配置にします。「この表は目安です。現地を見てから正式な金額をお出しします。写真を送っていただければ概算もお伝えできます」と一言そえると、連絡のハードルが下がります。
  4. 自分のスマートフォンで実際に開いて確かめる。料金表は横に項目が多くなりがちで、スマホだと文字が切れたり、横にはみ出して読めなくなることがあります。表が崩れていないか、文字が小さすぎないか、電話番号を押すとそのまま発信できるかを、ご自身の指で一度試してください。パソコンで整えた表ほど、ここで崩れています。
  5. 施工事例と料金表を読み合わせられるようにする。事例のページに「高さ約8m・2本・搬出あり・作業1日」のように条件を書き添えておくと、読んだ方が「うちはこの事例に近いから、だいたいこのくらいか」と自分で当てはめられます。料金表だけでは想像しづらい部分を、事例が埋めてくれます。

すぐに動かなくても、焦らないで大丈夫です

ひとつお伝えしておきたいのは、数字が動き出すまでには時間がかかるということです。新しく作ったページが検索に載って、そこから人が訪れるまでには、早くても数週間、内容や競合の状況によっては数か月かかることもあります。載せた翌週に表示回数が0でも、それは失敗ではありません。

また、どんな書き方をしても検索順位を上げることをお約束できるものではありません。順位はGoogleが決めるもので、こちらで動かせるのは「聞かれていることに、先に正確に答えておく」という部分だけです。ただ、現場ごとに金額が変わる仕事ほど、その答えが書かれているページは少ないものです。表示される検索語を月に一度眺めて、足りない答えを一つずつ書き足していく。この積み重ねが、いちばん確かな進め方になります。

まとめ

現場ごとに金額が変わるお仕事で料金を載せるのは、たしかに勇気がいります。書いた金額だけが一人歩きして、後から「話が違う」と言われるのが怖い。その心配があるからこそ、これまで載せずにこられたのだと思います。ただ、依頼する側も同じで「いくらか分からない」ことが一番の不安です。だから、金額を断定するのではなく、幅と条件をセットにして出す。この形なら、お互いに無理のない載せ方ができます。

この記事の要点

  • 3点セットで載せる:「〜円から」という幅、「高さ3mまで・1本・搬出なしの場合」という条件、「正式な金額は現地確認後に確定します」という一文。この3つが揃えば、言い切らずに目安を伝えられます。
  • 表は高さ・本数・搬出の3軸で組む:木の高さで作業の手間が変わり、本数でまとめ割が効き、搬出の有無で処分費が乗る。この3つを行と列に分けるだけで、読む人は自分の現場がどのあたりか見当をつけられます。
  • 変動する要素を先に書く:重機が入れない、隣家が近い、根まで抜く、といった加算条件を表の下に並べておくと、見積もりが上がったときの説明が最初から済んでいる状態になります。
  • 金額例は目安だと明記する:「一般的な目安であり、地域や現場条件により変わります」の一行を添える。相場を断定しないほうが、結果として信用されます。
  • 見積書・請求書の書き方まで公開する:発注側は「草刈り 見積書 書き方」のような言葉でも調べています。項目の立て方を見せるページは、そのまま仕事の丁寧さの証明になります。造園業の見積書の書き方とホームページへの載せ方もあわせてご覧ください。

載せたあとに見ておくこと

  1. Googleで「地域名+伐採 費用」などを検索し、自分のページが出てくるか確かめる。
  2. サーチコンソールで、どんな言葉で表示されているかを月に一度ながめる。
  3. 料金表のすぐ下に、電話番号と問い合わせへのボタンがあるか確認する。読んで納得した直後が、一番行動しやすい場所です。
  4. 問い合わせの際に「写真を送っていただけると概算をお伝えしやすいです」と書いておくと、やり取りが一往復減ります。

ここまでの作業は、すべてご自身の手で、費用をかけずにできます。新しい道具も外注も要りません。既存のページに表を一つ足して、条件の一文を添えるだけでも、見え方はずいぶん変わります。

そのうえで、「書き方は分かったけれど、自分のページだとどこから直せばいいのか分からない」ということもあると思います。そういうときの受け皿として、シロツメWebでは無料のホームページ診断をしています。ホームページのURLとメールアドレスだけでお申し込みいただけます。順位や問い合わせ件数をお約束するものではありませんが、いまのページで手をつけやすいところを整理してお返しします。なお、SHIROTSUME GRASSはもともと法人向けの中古スマートフォン・パソコンの買い取りと販売が本業で、その集客を自分たちでSEO記事を書いて行い、結果が出たので他社にもご提供しています。気が向いたときにでも、お気軽にどうぞ。

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